この冬の間にブルートゥースイヤホンを結局、3種類ほど買ってしまった。(^_^;
きっかけはアンドロイドスマホにMacで運用していたiTunesの音楽をすべて取り込むことに成功したこと。
さまざまなシーンで音楽を楽しみたいからついつい買ってしまったのだ。
3種類と書いたが正確にはBTイヤホンは2種類。もう一つは有線タイプである。
それぞれのインプレッションを書こうと思う。
1、BTイヤホン
いわゆるカナルタイプの小型のものだ。
音質は一番良い。
イヤープラグを付属のゴムカップタイプから、低反発スポンジのものに替えてからは低音も含めて、このタイプとしては十分な音質と言って良いだろう。
値段は4kちょっとだったと思うが、この値段でワイヤレスで音楽を聴くことが出来るのでコスパは一番だ。(^_^)v
最大の難点は遮音性が高すぎて外部の音がほとんど聞き取れなくなること。(苦笑)
遮音性が高いことと無縁ではないが、ボリュームを最小まで絞ってもそれなりの音量で有りそこそこやかましく、外部の音はほとんど聞こえないと言って良い。
スキーしながらつかってみたが、リフト乗り場の機械の騒音すら遮断する一方、周りの音が聞こえず少々危険である。
先日、バスと電車に乗った時に使ってみたが同様だったので自分が移動しているときに使うのは危険といわざると得ない。
リモコンボタンの操作で音楽を停止したとしても、「耳栓」としての機能が優れすぎているため外部の音はあまり聞こえないということだ。
周辺の音を聴かなくても良い、あるいは音楽に集中したい・・・
そう言うシチュエーションでのみ活用するのが適切な使い方のようだ。(苦笑)
さらに付け加えるならば、標準で付いていたゴムカップタイプのイヤープラグのままだと耳に対する保持力が低いのでちょっとコードを引っかけただけでヌケそうになるのはイマイチ。そのくせ、このタイプに戻したからと言って遮音性がほどほどのレベルになるわけではない。
それから、コンパクトで軽量なので仕方の無いことかもしれないが、バッテリーが2時間程度しか持たないらしい。
もっともおいらの使い方では特に問題は無いし、モバイルバッテリーを持っていればものの15分程度でチャージ可能だ。
2、骨伝導式ヘッドホン
上記のBTイヤホンの高すぎる遮音性に対する対策としてこれを買ってみた。
後頭部にバンド部分をまわして装着するタイプの耳かけタイプのモデルがいくつか候補に挙がり、ブルートゥース接続できるものもあった。
しかしこめかみに当たる部分が大きすぎるものばかりで有り、さらにはリモコンスイッチがすべてこめかみ部分に集中しているのがオイラのニーズに合ってない。
オイラはこのタイプを買うのはスキーをしながら使うことを想定しており、滑走用のヘルメットの装着が前提だから無駄に大きかったり、操作部分がヘルメットで覆われてしまうものは駄目なのだ。
いろいろ探してたどり着いたのがこれ。
残念ながらワイヤレスではない。
実際に使ってみると音質は少々チープだがイージーリスニングだと割り切ればまあ、こんなものだろうというレベル。
基本的にこめかみに押し当てた部分が音(というか振動)を出すので耳はフリー。したがって周囲の音は至って普通に聞き取れる。
おもしろいのは音楽を比較的大きめの音量で聴いていても耳はきちんと機能しているので意外と周囲の音が聞き取れるところ。
ただしボリュームを上げ気味にすると音漏れはかなりあるので電車などで使うとかなり気になりそうだ。
そうしたシチュエーションでは上述のカナルタイプの方が良い。
オイラがこれを買い足した目的の用に、ヘルメット装着を前提とするならばまったく問題ない。
実際につかってみるとケーブルが結構鬱陶しいのと、リモコン部のクリップがプアすぎてまともに取り付けられない。それと電源ボタンがすぐに反応してしまうため、意図せずにオンオフをしてしまう点もイマイチ。
リモコンの固定に関しては手元にあったクリップを暫定的につけたところだいぶ使いやすくなった。
ただし、音量調整とイヤホン側の電源オンオフは出来るが曲送りが出来ない点は×だなあ。。
3、耳かけ式BTイヤホン
カナルタイプではあるが、耳かけアームが付いているタイプなので耳穴への差し込み部が浅めな点に期待して買ってみた。
ネットの評判では音質も良いという話だったし、多少は周囲の音も聞こえるということだった。
早速装着してみたが耳かけタイプでかつワイヤレスのため、当然、耳の部分にバッテリーやブルートゥース機能が詰め込まれており、少々大きい。
音質は悪くはないが、最初に書いたカナルタイプの方がよほど良い感じだ。
ただし、耳かけタイプ故にイヤープラグを浅く挿入するためかもしれない。耳の負担を減らすためにあえて一番小さいイヤープラグにして見たところ、かなり楽だ。これなら長時間の使用でも耳が疲れることはナイだろう。
プラグを小さいものにすれば、ある程度は周囲の音も聞こえるし、音量調整もかなり絞れるため、これなら表を歩く際に使うことも出来そうだ。(^^)v
左耳の下のケーブル部分にリモコンスイッチ部分が有り、音量調整はもちろん再生、停止と曲送りまで出来るので上記の骨伝導タイプよりはかなり使いやすい。
音質もベストではないが、低音の厚みさえ我慢すれば十分なレベルである。
ただし、やはり本体が外側に張り出す構造でそれなりに大きいため、スキー用のヘルメットを被ってみたところ、本体が押されて耳の穴が痛くなりそうだ。
残念ながらスキー滑走中での使用は断念せざるを得ないな。
この用途としては、2の骨伝導タイプが一番適しているようだ。
そうは言っても装着感は一番違和感が無く、ワイヤレスで必要な操作ができる点では優れており、町中での移動時に使用しても音量さえ適切にすれば周囲の音も危険を感じない程度には聞き取ることが出来た。
それにブルートゥースの性能がいいのか、親機?と離れられる距離は1のものよりも圧倒的に長い。
オイラの大邸宅ならば広大なリビングに親機を置いたままでもトイレや洗面所に行っても何ら問題ない。(´ー`)┌フッ
1の製品と比べると耳かけ部分があるため若干かさばるのだけが難点だが装着してしまえばむしろこちらの方が快適だ。それにバッテリーが6時間程度もつと言うから通常の外出では電池切れを心配することは無さそうだ。
耳かけ部分と干渉するかと思ったが、メガネをかけても特に問題ないレベルではあった。
結論。
使い分けは下記の通り。
1は外出時の電車、バスの車内での使用に限定。
歩きまわるときは不向き。くるくると丸めてポケットに入るため鞄など持たずにちょっと電車でお出かけと言うときに使う。
2は当初の目的どおり、スキーのフリー滑走時に使う。
それからサーキットでの写真撮影時にミニFMを利くのにも使ってみる予定だ。
3は外出全般で使用可能だ。
あまりやるつもりは無いが、ジョギングするときにも使える。(苦笑)
1と2はたいした値段では無かったが、3はかなり高かった。値段と効果という意味では、普段使いならやはり1が一番コスパは良い。