冬装備 | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

スキーをする上での防寒体制についてはあらかた整ったというのは既報である。

今日は
クルマの冬装備の話だ。

オイラは毎週末のように車で雪山に行く。
当然、雪道への装備は十分している。
タイヤは当然のごとく、スタッドレスである。
以前のブリ男は
FFだったのでさすがに発進時や登坂時に不安を覚えることが多く、いかにトラクションコントロール機能があるとは言え、絶対性能には不安がつきまとう。
そんなことも有り
4駆のサトルに乗り換えた。
なんちゃって4駆ではあるが、通常の雪道を走る分には必要にして十分な性能だ。

ちなみに多くの人が誤解しているので
制動力について少し書く。
ブレーキをかけたときにクルマがきちんと止まるかどうかは、
タイヤの性能とクルマの重さ、そしてそのときの速度ですべて決まる
たまに
4駆だから大丈夫とかほざく人がいるが、そう言う人の頭の中は一年中、お花畑に違いない。

駆動力を伝える能力に関しては4輪駆動の威力は絶大だがブレーキには何ら関与しないのだ。

強いて言うならばエンジンブレーキやアクセルワークと上手く組み合わせれば姿勢の安定を保ち易い面はあるものの制動能力には違いは無いのだ。
もっとも今時のクルマは2駆だろうが4駆だろうが、みなABSを装備しているので雪道でもタイヤをロックさせてしまうことはまず無いだろう。
ポンピングブレーキなどはもはや死語と言っていいだろう。(苦笑)

先日、スキー場近くの下り勾配の道で、ランクルタイプの大きなRVが橋の欄干に突っ込んで全損状態だったのを見かけた。ABSがあったかどうかはわからないが、天候が悪い時期だったので恐らく下り路面が凍結していたのだと思う。そのコンディションで有りながら無茶な速度を出したのだろう。
重いボディではほとんど減速も出来ず、コーナー外側の欄干に突き刺さったのだと思う。

ま、事故った人には気の毒だが、どんなに性能が良くても過信は禁物だと言うことだ。我が身を振り返ってマージンのある運転をしよう。
オイラは幸いにして無理な運転をしないという前提に於いては特に困ったことにはまだ遭遇したことはない。
だが、それでもほかに
いくつかの装備を常に積んでいる。

屋根やウインドの雪かきグッズ。長さ調整の出来るバーの先にT型の雪落としがついているものだ。これは駐車場に止めておいたあとには必ずと行っていいほど活躍する。
視界を確保するのはもちろんだが、ざっとでもいいから屋根の上の雪を落としてから走行するのは基本中の基本である。
ルーフにうずたかく積もった雪をのせたまま走っているバカがたまにいるが、あれは後続車に事故を起こさせる原因になりかねないし、減速時にフロントウインドウにどさっと落ちてきて視界がふさがれることだってある。


バカの極みである。ヽ(´ー`)ノ ハア

まず出番はないとは思うものの、金属製のタイヤチェーンと折りたたみの金属スコップも常備している。

今回の大寒波ではないが大雪に遭遇すると、駐車場からクルマを出すのに必要になることもあるし、渋滞中にあっという間に積もってしまって身動きできなくなることだってある。
今ほどスタッドレスタイヤの性能が良くなかった時代からいろいろ経験してきたので転ばぬ先の杖というわけだ。

ま、幸いにして今のところ出番は無いけどね。(^_^)v

それから万が一、クルマで夜を明かすことになった際を考えて寝袋も積んである。
まあ、現実的にはそこまでハードな場面を想定しているわけでは無くて、早く着いたときにちょっと仮眠するための装備なのだが。(苦笑)

いずれにしても雪道は普段はなんと言うことが無いにしても、いつどこに「万が一」という危険が潜んでいるかわからないものである。

すべては自分のため。安全に楽しくスキーをするためだ。