docomoからいわゆる格安SIMにのりかえることを少し前から検討してきた。
ところでいきなり話が脱線するが、そもそも格安SIMってのは身もふたもない呼び方だなとずっと思っていた。そのものずばりなんだから仕方ないとは思うし、MVNOなんていう呼び名もあるにはあるがどうにもわかりにくい。
どんな名前を考えようと結局はオレオレ詐欺がオレオレ詐欺と呼ばれているのと同じようなものか・・・・(´ー`)┌フッ
まあどうでもいいのだが、検討をしている中でどうにもなじめなかった部分である。おそらく、無意識のうちに貧乏くさい響きに抵抗を覚えているのだと思う。だが経費節約を目的にしている以上、まったく否定する余地はないので甘んじて受け入れるしかないのだ。バキッ!!☆/(x_x)
事前調査でいくつかの懸案が浮き彫りになった。下記の3項目に関するものだ。
その1:おサイフケータイ
その2:テザリング
その3:通信速度
ネットで調べた限りではMVNOへ換えるとおサイフケータイを使えるかはかなり怪しいと言う話があった。
オイラは滅多に電車に乗らないが、いちいち切符を買わずに済むのでモバイルSuicaを便利につかってきた。
オートチャージのSuicaといえどもコンビニなどでの買い物の時にはオートチャージは機能せず、事前にサイトにアクセスしてチャージする必要があるが、改札機ではオートチャージが有効なので電車に乗る分には不自由は感じなかった。
だが、いろいろ調べた結果、少し前は問題が多かったが今ではモバイルSuicaはたぶん問題無さそうというのが事前調査の結論だ。(^_^)v
同様にコンビニなどで買い物をする際には小銭がじゃらじゃら増えるのがいやなのでiD(DCMX⇒今はdカードというらしい)をつかってきたのだが、こっちはdocomo系のクレジットカードと専用アプリのため、SPモードを解約するとゴニョゴニョなのでうまくいかないという話だった。
だがいろいろしらべて見ると、最初の認証に従来はSPモード登録が必要だっただけで、今はSIMフリー対応アプリもあると言うので試して見ればいいかなというのが結論。
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.id_credit_sp2.android&hl=ja
ちなみに、Google Playのダウンロードサイトを見る限り、このアプリはすこぶる評判が悪いが。(苦笑)
ま、試してみる前にあれこれ心配しても始まらないのですべてはSIMの入れ替えが完了してから悩めばいいというのが結論だ。
前置きが長くなったが、日曜の晩にSIMが届いた。
すでに酔っぱらい状態だったので翌日にしようかとも思ったがどうせ、翌日に持ち越したとしても飲みながらやるに決まっているのですぐに作業開始。(爆)
とりあえず、スマホ本体の電源を切り、docomoのSIMを取り出してから入れ替える。
電源を入れてドキドキしながら起動画面を見ていた。
どこまでが本体のメモリに保存されていて、SIMの入れ替えで失われる情報がどれほどのものなのかはよくわかっていなかったが、結局起動した画面は今までどおり。
待ち受け画面もそのまんまだ。
おまけに我が家の無線LANのアクセス情報をちゃんと記憶しているらしく、そのままでWi-Fiには接続できた。(^^)v
とりあえず、通話機能を設定するには説明書に従ってdocomoからマイネオに切り替える登録手続きが必要だ。
少々わかりにくい説明書ではあるがよく読みながらやればどうと言う事は無い。
とりあえず、設定完了。
通常は1時間程度で新しいSIMでの通話が可能となるとの事。
もう酔っぱらって眠かったのだが、通話が出来る事を確認してから寝る事にして、その間にインストール済みのアプリの動作確認を行った。
結論からすると、すべての情報は本体が持っていたらしく、今までどおり。何ら問題なし。心なしかWi-Fiでのネット接続も速く感じるが、これはSIMには関係ない筈なので先日行ったフレッツ光の契約内容の違いによるものかもしれない。
※フレッツ光に関してはおそらく契約内容と言うよりは接続のためにNTTから貸し出される機器が変わったのでおそらくそれの性能差があるのだと推測している。体感上は5%(当社比)程度の速度向上が見られている。
気になっていたおサイフケータイだが、モバイルSuicaとiDのそれぞれのアプリを起動して見たが、どちらも従来どおりで何の変更も必要は無さそうでそのまま使えそうだ。(^_^)v
こういうのを取り越し苦労というのだな。(´ー`)┌フッ
特にiDアプリは上記のSIMフリー版ではなく、今まで使って居たものも最新バージョンではSPモードではなくWi-Fi経由で設定が出来るものになっているらしいし、何よりも従来からdocomoで使って居たスマホ端末をそのまま使って居るおかげですべてがうまく収まっている気がする。
しかし、アプリ内の設定などを確認しつついじっていると、
dアカウント
の登録を要求してくる。
ドコモを解約したため、自動的に今までのdアカウントは消えたのかもしれない。
よくわからないままでに適当に登録し直したら、なんとなくiDアプリは使えそうな感じ。ただし、設定変更しようとする度にいろんな要求をしてくるし、エラーが出まくるので挙動不審というか、イマイチ信頼できない。
いずれにしてもそのうち使ってみて問題ない事を検証するまでは安心できないようだ。
オイラは用心深いのである。バキッ!!☆/(x_x)
そうこうしているうちにかれこれ1時間経ったのだがいっこうに電話がつながる気配がない。試しに端末を再起動してみても駄目だ。
当然だが、仕事用に持っているiPhoneから自分の携帯に電話しても、コールさえしない内にNTTの音声メッセージに怒られてしまう。
もうだいぶいい気持ちに酔っ払っているのでこれ以上起きているのはつらい。。。
それでも眠い目をこすりながら説明書をもう一度よく読んでみた。
すると上の方に小さな文字で回線切り替えの申請受付は9時から21時まで。ただし、19時以降の受付分の回線切り替えは翌日の午前中になると書いてあった。(^_^;
宅配便でSIMが来たのは20時過ぎだったので切り替えのオンライン申請は間に合ったようだが、切り替えそのものは翌日のようだ。
以前、機種変更をした際もドコモオンラインショップで買ったときは手続きを全部自分でやるため、実際につながるまでドキドキしたものだが今回もどきどきだ。(爆)
翌朝、9時を過ぎてからは気になって仕方なかった。
仕事用のiPhoneから何度となく電話してみるが、相変わらず音声ガイダンスに怒られるだけでいっこうにコールする気配はない。
さすがに昼になってもつながらないのでかなり不安になったが、ふと思いついてロッカーに置いてあるスマホをとりに行き、再起動してみた。
すると起動後の画面の上に今までは
通信サービスはありません
というつれない文字が出続けていたのだが、それが消えた。
とたんにメール受信やオイラが電話した不在着信のアラームが出た。念のため、NTTの回線チェック番号に電話するとちゃんと折り返し、着信した。
おお。これでもう電話機能も大丈夫だ。(^_^)v
あまりにも便利なのでネット接続機能の方が圧倒的に使用頻度は高いが、あくまでも非常時のための電話である事がこのスマホの存在意義の最優先事項なのだ。
しかし、自宅でのWi-Fiではそれなりの速度で通信できて当たり前だったが、マイネオ回線での通信ではある程度の速度低下を覚悟していた。しかし今のところ従来とまったく遜色ない。
いや、むしろドコモ回線の時よりもおなじLTEでも6%(当社比)程度の向上が体感できるぞ。。。(^_^)v
というわけで、まだまだ検証は必要だが何となく格安SIMへの移行は無事に出来たっぽい。(爆)
あらかたは心配するほどの事はなく、クリアできたのだが、やはりテザリングだけは公式情報の通り、駄目だった。
一瞬大丈夫そうな振りをするのだが数秒考えた末にエラーメッセージが出る。(苦笑)
ま、今時はWi-Fi接続可能な場所はたくさんあるし、スマホ本体でほとんどの事は完結できる。どうしてもパソコンでやらなければならない時は実は仕事用のiPhoneでテザリングが出来るので必要に迫られたときにはそれを使えばいいだけの事だ。(´ー`)┌フッ
ちなみにしらべて見るとこんなサイトもある。
http://hanpenblog.com/docomo-mvno-tethering-1click/
気が向いたら試してみるかもしれないが、前述のようにどうしても自前のスマホでテザリングが出来ないと行けない理由はどこにもないのでたぶんやらないかなぁ。(爆)
・・・・と言いつつ、実験君的にやってみたが、USB接続でのデバッグモードという状態に持って行けず、いったん断念中。(爆)
しかし、おいらの使っているXperiaA4というのはZ3コンパクトと全く同じ機種の筈なんだが、Z3コンパクトでは接続出来たという事例はたくさんヒットするのに、A4での検証レポートはネット上ではまったく見つからない。
機能的には同じ機種の筈だが、何かが違うのかな。。。
近日中にもう一度落ち着いてトライする予定だ。
前述のように自前のスマホでテザリングをする必要性は薄いのだが、出来ないのとやらないのでは気分がまったく違うのだ。
もっともXperiaとdocomo系MVNOシムの組み合わせでテザリングをする場合は本体内部の仕様を書き換えるため、あくまで自己責任という覚悟が必要ではあるのだが。(苦笑)
基本動作はすべて問題なさそうだが、もう一つうっとうしい事がある。
スリープから目覚める度に、dアカウントがなんちゃかんちゃらとほざくのがうっとうしい。
これもネットで検索するといくつか手法があるらしい。
ドコモの契約がなくてもdアカウントが作れてそれで回避できると言う話なのではじめはそれにトライした。しかし、後述するがうまくいかず。
改めて調べてみると、何でも毎回、docomoイニシャライズとかいうアプリがバックグランドで起動し、毎回docomoのdアカウントの認証をとりに行くためエラーメッセージが出るそうだ。
そこでそのアプリを開いて動作を止めてやったところ、ようやくおとなしくなった。
今時はネットで検索すると大概の事はわかるからほんとに便利な時代になったもんだなぁ。
大体、大丈夫そうな感じだったので早速コンビニでの支払いをiDでやってみたところ、何事もなかったかのようにOK。(^_^)v
ただし、一つだけ問題がまだ残っている。毎月のdカード(DCMX)の支払額をネットから見る事が出来ていたのだが、今度は新しいdアカウントをつかってアクセスしてもdocomoのネットワーク暗証番号を要求されてしまう。
そんなのは機種変更の時以来、触っていないのでじたばたしている内に3回間違えてしまったため、ロックがかかってしまった。ドコモショップに行かないとロックの解除は出来ないらしい。
しかも、ネットワーク暗証番号が無事に入力できたからと言ってちゃんとカードの利用履歴が閲覧できる保証はない。
使うだけなら問題ないのだが気分が悪いのでそのうちdocomoショップに行って解除してもらい、再トライかなぁ。
ちなみに従来のDCMXと呼んでいた頃にブックマークしていたURLにパソコンでアクセスしたら、dカードIDとdアカウントのどちらでログインするかと聞いてきたのでdカードIDでログインしたところ、従来どおり利用明細を見る事が出来た。(^_^)v
む~ん。
よくわからんが、結局dアカウントなんて無くてもiDを使うのにナンの支障も無いのかもしれない。
上記のdocomoのネットワーク暗証番号なんてドコモの契約を解除した今となっては必要とは思えない。
強いて言えば、マイネオはドコモ回線を使って居るし、docomo時代から使って居た端末を使い続けている関係で、もしかしたらネットワーク暗証番号が必要になるときが来るかもしれない。
そのときが来るまではしばらくは放置プレイだ。(爆)
まだまだ使い始めなので今後どうなるかはわからないが、とりあえずの動作は十分満足だ。
Wi-Fi環境がないときのネットワーク接続も平日昼間はほとんど使わないオイラとしてはまったくストレスがないレベルである。
そもそも週末に出かけたとき以外はほとんど外では使わない。自宅ではWi-Fiなのでストレスフリーだし。
マイネオのレビューを見ると、ランチタイムは激遅で使い物にならないという書き込みもあるが、確かに時間帯や場所によってはそういうこともあるのかもしれない。でも人混みに行って使ってみないとそのあたりの検証は出来ないなぁ。
まあ、とりあえず、ファーストインプレッションは大満足だ。
なんと言ってもガラケーと同じくらいのコストでスマホが便利に使えるのだ。(^_^)v
とりあえず、使えるようになった事も有り、落ち着いて振り返ってみると、今回は2年縛りが解除されるタイミングでの乗り換え断行だったが、オイラの場合、端末の支払いがあと1年くらい残っている。毎月の端末の分割払い分が毎月3.4kくらいあるのに対し、docomoからのキャッシュバックとも言うべき割引が毎月1.9kくらいあった。
あと1年を残してドコモを解約したため、端末代金の残金分は丸々自己負担でdocomoからのキャッシュバックはなくなる。
それを考えると、オイラのケースでは端末の支払いが終わる時期を待って解約した方が2年縛りの違約金を払ったとしてもトータルの負担は少なかったかもしれない。
ま、もっとも毎月の支払額にかなりの差があるので思い立ったらさっさと乗り換えた方が結局はお得な感じもするが。
ナンにしてもなんだかんだとややこしい契約にして、永年のユーザーをないがしろにしてきたdocomoにはもう未練は無い。うんざりだ。
大体、新規契約の場合端末が0円で機種変更の場合は、6万とか7万とかをふんだくってきたメジャーキャリアには怒りさえ覚える。
狐顔の総務大臣のババアは政治家としてはもちろん、生理的にも嫌悪感を覚えるが、通信費が高い、そして不公平感があると言っていた点にだけは賛同できる。
ま、そんなばあさんの事はどうでもいいが、取り合えずは今までどおり使えて満足満足。(^_^)v
けっ!!