フォークソング | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

今時はフォークソングなどというと馬鹿にされてしまうかもしれない。
いや、それ以前に
「死語」という方が適切なのかもしれない。

だが、永遠の25才のオイラはかつてこうした音楽に触れていた時代がある。

 

吉田拓郎、井上陽水、かぐや姫、風、さだまさし・・・

 

上記のかぐや姫や風といったグループの中核をなしていたひとりが伊勢正三である。

その伊勢正三は(永遠の25才であるおいらと違って)すでにかなりの年齢になっているようだ。
そして自分の音楽活動の集大成と言う思いがあるのか、はたまた単に音楽プロダクションの商売戦略なのかはオイラなんぞにはうかがい知ることは出来ないが、とにかく、
伊勢正三ベストと言うべきCDが出た。

http://www.forlife.co.jp/iseshozo/shoyan45/

4枚組構成だ。

 

思わずポチってしまった。(^_^;

懐かしく思いながら、聴くと当時がよみがえる。

 

伊勢も所属していたかぐや姫の大ヒット曲「神田川」は今となっては有り難くないかもしれないが、「四畳半フォーク」という呼ばれ方をしていた。

 

先日、ノーベル賞をもらったボブ・ディランが反戦のフォークなら四畳半フォークはもう少し平和な時代になって自分たちの身近なことを歌うようになったフォークソングという意味だと理解している。


しかし伊勢正三の歌はいわゆる「四畳半フォーク」と呼ばれたべたべたのものとは違い、ダンディズムというか意地を張っているというか、とにかくかっこよさがあった。
それが完璧なかっこよさではなく、どこか無理している感が漂うかっこよさなのだ。

 

だれもが少し頑張れば手が届きそうなかっこよさと言っても良いかもしれない。

 

オイラもそんなかっこよさにあこがれたひとりだ。

 

ロックのようなアップテンポなリズムや激しさもない。熱く迫り来るギターリフなんてのもなければ、過激な歌詞なんて絶対に出てこない。
あくまでも
静かな語り口で淡々と語られる男のダンディズム。

オイラはそう感じている。
 

でもそれがすきだったんだな。。。。(-。-) ボソッ