PDA受難の時代 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

長年愛用してきたPalmの調子が悪くなってきた。

使って居るモデルはソニーが販売した「CLIE TJ-25」というシンプルなモデルだ。

中古も含めて3台持っている。最初のものは自分で買ったものだが、度重なる落下などで筐体が割れている。
2台目は中古で買ったものだが、水没させてしまい、完全に死んでいる。
3台目のものが最後の砦となっているのだがこのところ調子が悪くなってきた。

タッチ液晶を採用しており、スタイラスでタップしたり、文字入力をするのだが、タップしたときの反応が鈍くなった上に、タップの位置をきちんと認識せず、微妙にずれたところが反応するようになってきたのだ。

このモデルの発売日はネットで調べると、2003年10月25日とある。

TJ25に関しては発売してすぐに購入したのですでに13年も使って居ることになる。その前にPalmVxを2台使ってきたから、Palm歴はおそらく15年以上だ。

未だにしつこく使って居るのはシンプルなPDAとして非常に優れているからだ。
だが、上記のようにそろそろ終焉の時は近いのかもしれない。

ソニーの公式なサポートはとっくに終わっているし、PDAを扱うショップでも修理を受け付けてくれるところはないだろう。第一部品が手に入らないはずだ。

昔ながらのシステム手帳も持ち歩いているが、TJ25を使い始めてからはほとんど持っているだけと言ってもいいのが、これに戻る日も近いかもしれない。

 

最近はJorteというクラウドスケジューラーもよく使っている。
パソコンでブラウザーからアクセスすることも出来るし、同じデータを見るためのスマホ用アプリもあるので予定の管理はこれでも出来る。
ただし、所詮はクラウド。

情報管理に関しては全く信用していないため、個人情報やましてや業務内容に関することなどは恐ろしくて書き込むことは出来ない。(^_^;

 

まあ、いよいよという自体になったら、スケジュールはシステム手帳とJorteでなんとかカバーし、アドレスやメモなどはパソコンで開ける書類に変換して活用するしかないのかな。

 

これも時代の流れだろう。一時はあれほど流行ったPDAだが、今となっては死語と言ってもいいくらいだ。Palmに対抗していた純国産のZaurusなんていう商品もあったが、もうとっくの昔に消え去っている。
全盛期にはPalm専門の雑誌まであったというのにねぇ。
栄枯盛衰を感じざるを得ない。

 

おいらがPalmをずっと使い続けてきたのはパソコンとケーブル接続でデータを共有することが出来る上に、スタンドアロンでデータをすべて見られるからだ。

前述のようにクラウドを信用するならば、代替手段はあるのだがとてもそんな気にはなれないのだ。

 

悩ましい。。。ヽ(´ー`)ノ ハア

ヽ(´ー`)ノ ハア