今年はよく降られている。昨日はまさに一日中本降りだった。orz
ただ、ひとつだけ良いことがあった。
雨のおかげか、少しだけアクセルが軽くなったのだ。バキッ!!☆/(x_x)
ゴミが洗い流されたのか、雨水が潤滑剤になったか・・・
どちらにしても帰宅したらちゃんとメンテナンスをしよう。(-。-) ボソッ
それにしても今年交換したドライブチェーン。安物にしたらどうにも伸びが多い気がする。
以前は高いものを使っていたが、初期伸びをとったらあとは調整がいらないくらいだったのに。
今年は久しぶりに雨の当たり年になっている。
そのせいもあって山岳部のダートは川沿いばかりなのでリスク回避という意味であまり入り込まなかったり、入っても倒木や落石で引き返すパターンが多かった。
今日は事実上の最終日だ。明日は帰るだけなので実際に走れるのは今日まで。
朝から快晴だ。(^^)v
いつもならトムラウシ山周辺のコースを走るのだが、来てすぐに行ったときでさえ崩落、倒木でまともに走れなかったし、なんと言っても昨日の台風の影響でそこら中がさらに荒れているのは目に見えている。
そこで今まで走ったことの無い帯広南東部のダートを走ることにした。
ワッカリベツ林道を北から南に抜け、久保長節林道を南から北へ、さらに小花林道と農野牛林道、時間があれば奥糠内林道も走ろうというプランだった。
しかし、のっけから計画が崩れた。orz
雨水による路面の浸食があるのは予想していたがいずれも林間ルートのため、落石が無いのは結構だが倒木がものすごいことになっていたのだ。
夕べは台風のために雨もすごかったが風もすごかった。
ワッカリベツに入って少し行くと前方にハイエースが止まっていて営林署?の人たちが倒木などを切って車で通行できるように作業していた。
おにーちゃんがチェーンソーを持って伐採し、若いおねーちゃんが二人して軍手をはめてえっちらおっちら倒木を片付けていた。
余談だがおねーちゃんのうち一人はすごくかわいかった。バキッ!!☆/(x_x)
取りあえず、通っても良いかと確認したところ、
まだ作業中なのでこの先がどうなっているかはわかりませんが、バイクなら何とかなるかも・・・
と言ってくれた。
そのにーちゃんもバイク乗りらしく、もし何かあったら我々が来るまで待っていてくれれば何とかなりますよとも言ってくれた。
その言葉に感謝しつつ、前人未踏?のルートを突き進む。(笑)
本来ならどうと言うことも無いルートのはずだが、落ち葉と小枝で路面が埋め尽くされているし、雨水が川のように流れる場所もある。
そしてなんと言ってもホントに倒木だらけ。
ここは右端を藪漕ぎしながら何とか抜けた。右側は川。(^^;)
ここは左を抜けた。
ただし、ここもタイヤ2本分ずれると小川があって落ちる。(^^;)
大汗を掻きながら何とか前進を続けたが、さすがにこれは無理。
写真だとわかりにくいが直径20cm位の木が5、6本通せんぼしている。しかも地面に横たわっているのなら頑張る余地もあるが腰の高さ以上あるのだ。
さすがにこれはチェーンソー待ちか・・・
いやいや、ここまでの荒れ具合を考えると車が通れるようにしながらの前進だからハイエースを待っていたら日が暮れてしまう。
仕方ないのでここで引き返した。入り口から約7km。抜けきるまではあと5km位の地点だった。
通りすがりにかわいいオネーサンに愛想を振りまき、おにーちゃんにはお礼を言ったのは言うまでも無い。(´ー`)┌フッ
予定とはちがうが引き返したので久保長節林道を北側から入ってみることにした。
ツーリングマップルによると走りやすいダートとある。
しかし、あえなく倒木攻撃に遭ってしまった。
くっそー。
ならば・・・と言うことで小花林道を北から攻めてみる。
・・・が駄目なものは駄目らしい。
懲りないオイラは農野牛林道を南側から入ってみた。
・・・・どうあがいても今回は駄目らしい。
それだけ昨日の台風がすごかったと言うことだな。ヽ(´ー`)ノ ハア
ま、こういう年もあるさ。
さすがにいつまでも帯広周辺でウロウロしていられない。
明日の朝一のフライトで帰るため、今日は千歳空港近くのホテルまで行く必要があるのだ。
よく見るとタイヤもだいぶ減ってきた。真ん中ばかり減ってしまうのは仕方ないところだ。
取りあえずお約束の幸福駅でオイラの幸せを祈ってきた。バキッ!!☆/(x_x)
だが、このままでは悔しいので鹿追-オソウシ温泉の間のオソウシサラウンナイ林道を走るために帯広中心部を通り抜け北上した。
このコースは道幅もそこそこあるので倒木があっても何とかなると思うし、林間コースという感じの場所はほとんど無いのでそもそも倒木の可能性も低いと読んだのだ。
案の定、OK。
ここは裏切らないなー。
楽しく走破して帯広をあとにした。
だが、来たときのように日勝峠を越えていくのはつまらない。
オソウシから西進してそのまま狩勝峠を通るルートを選んだ。
峠の茶屋は今年も開いている感じは無かった。
つぶれたんかなー
この時点で午後1時。朝7時にホテルを出発して走り詰めだ。
そこで幾寅の近くにある道の駅「南ふらの」によってみた。
そこそこ車の数だけは居るがバイクは片手で数えられる程度しか居ないし、レストランも空いているし、売店の周りはほとんど人が居ない。
もうお盆休みを過ぎているせいなのかなぁ。
小腹をみたすために今回のツーリングで初めてのとうもろこしだ。
ホワイトショコラと雪のようせいという2種類があったがおばちゃんのおすすめに従い、雪のようせいにした。
ここで軽くひと休みをして今度こそ最後のダート。
いや、ダートというのはおこがましいが千歳まで移動する上でも合理的なルートで砂利ダートがあるのだ。
幾寅から国道で西に進むのでは無く、南に向かい、幾寅峠を越える。この峠道は砂利のフラットダートなのだ。浮き砂利も多いので気が抜けないが意外に楽しいので最後の締めとして走ることが多い。(^^)v
そこを抜けて占冠からは淡々と千歳を目指すことになる。
オイラの愛車「ブルーサンダー号」はダート走行に特化しているため、あまりハイスピードでの走行が得意では無い。巡航速度で言えば、自分のペースで走れるならば70キロを超える速度を出すことは絶対に無い。
ただし、北の大地の国道は流れが速い。だいたい80キロ、下手すりゃ100キロコースだ。
2車線あるときはまだ良いのだが1車線だとそうも行かないのでオイラも精一杯頑張るのだがバイク的に無理がある。そこで脇によって先に出してやることも多い。
今日は幸いにしてそこそこのペースのトラックが居たのでコバンザメ走法で延々と走った。
写真だとよくわからないけど公衆電話ボックスそのものにもセイコーマートの文字が・・・(^^;)
夕方5時過ぎに無事到着。
イヤー疲れた。
7時出発で5時過ぎ到着。途中の休憩は道の駅での15分程度以外は立ち止まって地図を見たり、ペットボトルのお茶を飲むくらいだったので10時間労働だ。(^^;)
部屋に入るなり、盛大に荷物を広げた。
今夜はお大尽ツアーでデフォルトのANAホテルなのだ。昨日までの安いビジホとは訳がちがう。
部屋の中、バスルームはもちろん、ロビーからしてきれいなオネーサンの匂いがするのだ。
バキッ!!☆/(x_x)
オネーサンの香りに包まれつつシャワーを浴びたのは言うまでも無い。(´ー`)┌フッ
さて、例によってお昼抜きなので早速晩ご飯。
ホテルの周りになか卯、吉野屋、ロイホなどがあるが、昨年と同様に幸楽苑に入った。
そう、餃子の誘惑に負けたのだ。
食後は近所にコンビニが無い代わりに目の前にイオンがあるのでビールと焼酎、そして刺身を買ってきてホテルで晩酌だ。(^^)v
さ、明日は空港に行って羽田に戻る。楽しいツーリングも終わりだ。
本日の走行距離:405km
うち、ダート走行距離:約55km