昨日も雨だったが雨の本番は今日だ。
台風7号が太平洋側の沿岸部を北上中で夜遅くには北海道のど真ん中を縦走するという。
その影響で朝から本降り。。。orz
昨日の雨で濡れたものを部屋の中で乾かしていた。
寒いくらいにエアコンをガンガンかけていたのであらかた乾いた。(^^)v
インナーが上下ともにほぼ乾いたのはうれしいがそこはかとなくすっぱい匂いがしたのは気のせいだと思う。バキッ!!☆/(x_x)
昨日のうちに消臭剤をフロントで借りて吹き付けておけば良かった。orz
雨用のグローブだけは乾くところまで行かなかったがどのみち走り出せばすぐにびしょびしょになるのでこれは問題ない。
MXパンツの膝内側の皮の部分が乾き切らなかった。ここは素肌に触れるので履いたときに冷たい。。。
もっともこれまた履いて少したてば気にならなくなる。(´ー`)┌フッ
そういえば夕べも車体カバーをバイクにかけている人が数名いたなぁ。どうせ走り出せばバイクは濡れるし汚れるのに。
カバーなんて持ち歩くと荷物が増えるだけ何だがなぁ。
ま、他人のことをとやかく言う必要も無いので必要だと思う人は持ち歩けば良いだけだ。ヽ(´ー`)ノ ハア
ちなみにオイラはどうせ寝るだけなのでいつも安いビジホを使う。そのせいかあまりハーレー、BMW、ドカティなんかは見ないなぁ。
同じビジホでもやや高級なドーミーインだと逆にそういう連中ばかりらしい。
ドカティ乗りのドリーちゃんがそう言っていた。(苦笑)
ちなみに昨日は一番乗りでホテルに戻ったのでひさしの下にバイクを止めることが出来た。(^^)v
今朝は雨の中でのパッキングになるのは目に見えていたからあえてそこに駐めたのだ。(^^)v
おかげで今朝はすでに本降りの雨だったが楽々パッキングだ。
朝9時に出発。今日の宿は帯広。
午後3時を過ぎると台風の影響で豪雨になるらしいので早めに宿に逃げ込みたいが、一応チェックインは3時からだ。
6時間を雨の中で過ごさなければならない。orz
気温が高く、蒸し暑い。いかにも台風という感じだ。
時間もあるので、無難なダートをいくつか走るつもりでスタート。
はじめの一本目。約10kmのどうと言うことも無いダート・・・・・のはずだったが昨日から降り続く雨が路面の状況を一変させていた。
車も通るようなルートなので轍があるのだがほぼすべての轍が雨水でひたひたでたっぷりと水を吸った路面がぐずぐずで全く気を抜けないのだ。
2本目はずっと走りやすいルートだ。
入り口に通行止めとあったが昨日ここを通りかかったときにここから出てくるオフ車が数台居たのでおそらくバイクなら通過できるのだろう。
そんなわけで行けるところまで行ってみようと入り込んだのだが、半分くらいの地点で細い木が道を横切るように通せんぼしていた。
先端が直径10cm程度の木で地面から少し浮いた状態で行く手を阻んでいた。先端側を踏みつけて通れば問題なく通れそうだったが、浮いている木を誰かが踏みつけていてくれれば全く問題ないのだが単独行動では自分のバイクのフロントタイヤで踏みつけ、なおかつそれがエンジンに引っかからないように乗り越していくことになる。
おそらくやってしまえば全く問題ないのだが、そもそもイリーガルな行動をしているという後ろめたさも有り、
濡れた木は滑るからリスク回避だ
と自分に言い聞かせてUターンした。大人の対応ってやつだな。(´ー`)┌フッ
もっともこの頃には笑っちゃうくらいの豪雨になっていたというのもある。
今日の天気は総じて言うと、
雨。ほぼ常に本降りの雨。まれに小降りになる。しかし、頻繁に土砂降り。
という感じだ。
ほかにも帯広までの移動途中で走れるルートはいくつもあるのだが雨に心を打ち砕かれたことも有り、おとなしく移動することにした
。
雨の匂い 生暖かく 埃っぽい
それでいてほんのり甘い匂い
まさしく台風の雨という感じだ。
まっすぐ行くと1時過ぎにはついてしまう。だがお店に入るなど論外だ。ずぶ濡れのカッパのままでは不可能だし、カッパを脱ぐなんて考えられない。
そこでコンビニに立ち寄ってしばし雨宿りをする作戦だ。
適当な道の駅のようなものがあれば良いのだが、残念ながら都合の良い場所が無かった。もっともあの雨の中ではどこにあるのかなどと地図を広げる気にもなれない。
結局セイコーマートの軒下を借りることにした。
セイコーマートはセブンイレブンに比べると明らかにひさしが深いので雨宿りには最適だ。(^^)v
降り続く雨のおかげで泥だらけだったバイクがすっかりきれいになってきた。(苦笑)
のんびりゆっくりと国道を走ったのだがやはりそのままでは1時半くらいにはついてしまう。
そこで池田で寄り道をすることにした。
そう、ワインで有名な池田町だ。
ラリー北海道で設定するSSのうち、池田のSSは未チェックだったのだ。そこでレッキ(ラリーで言う、コース下見のこと)をしてみた。
ルートは名前こそ林道だがすべて簡易舗装されている狭いワインディングだった。ここ、結構タイム差がつきそうな感じのコースだ。
土砂降りで路面には川が流れている上に落ち葉だらけのコンディションではとても攻める気にはなれず、おとなしく走ったのはオトナとして当然の対応である。(´ー`)┌フッ
池田町の車通りのほとんど無い道沿いに立派な碑が建っていたので何かと思い見てみた。
池田町の開拓の歴史って案外短いんだなぁ。
だが、この気候が厳しい土地だけに
風雪100年
という言葉が胸を打つ。
だいたいにおいて、北海道はどこでもそうだが一歩道を外れると生命の危険を実感するほど濃密な大自然を目の当たりにすると開拓した人たちの苦労たるや、想像を絶するものがあったに違いない。
回り道のおかげでホテル到着が2時半を少し過ぎたくらいとなった。
荷物を下ろし終えるとまだ10分くらい早いがチェックインさせてくれたので早速部屋中に濡れたものを広げた。
シャワーを浴びてさっぱり。(^^)v
例によって昼ご飯は食べていないので食事にでたのが午後4時。
すでに表は横殴りの雨になっていた。(^^;)
1時間の差で土砂降りの走行を回避できたようだ。(^^)v
ぶたはげの豚丼はこの間食べたので普通にラーメン屋に入った。
帆立ラーメン。
普通のタンメンに帆立が入っているだけと言えなくも無いが、体が塩分を欲しがっていたのか思わずがつがつと食べてしまった。
(^^;)
美味しゅうございました。
その後、横殴りの雨の中ホテルに戻り、このあとは引きこもりだ。
ほんの少しの間に足下はびしょ濡れだ。
オイラは昔はツーリングの際にビーチサンダルを持ち歩いていたが最近はこれだ。
アクアシューズ。
つっかけとしても使えるので結構便利なのだ。ビーチサンダルより嵩張るのだけが玉に瑕だが。
当初の予報よりも台風の動きが速くなっているようで5時半には襟裳岬に上陸したらしい。
明日は朝から晴れの予報が出ている。
もちろん路面は雨のあとがたっぷり残っていることだろう。もちろんダートの話だ。
だが、明日は事実上の最終日だ。早起きして危険のなさそうなダートを走ろうと思う。
2016北の大地の走り納めだ。
今日来ていたアンダーウエアが乾かなくても問題ない。予備があるのだ。
そう、最終日のための勝負下着ってやつだ。
バキッ!!☆/(x_x)