2016北の大地・6日目 | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

今日は雨である。
朝から雨だ。

今日の雨は台風6号の影響。午後にはいったん小康状態となるらしい。そして晩からは7号の影響でまた振り出して明日はずっと雨。


明日の夜、7号が北海道を直撃するらしい。

北海道に台風が上陸するのは珍しいがそんな悠長なことを言っていられないのだ。(^^;) 

 

ま、さし当たっては今日のこと。(^^;) 

 

朝8時に出発。
雨は降っているが幸いほとんどパラパラレベルだったのでバイクに荷物を縛り付けるのが楽ちん。ビジホの外に駐めてあるので雨降りだとカッパ着てヘルメットかぶってからの荷造りとなるが手早くやらないと荷物がぬれてしまうのだ。

オフロード車にご丁寧に車体カバーを掛けている人がいるのに昨日気づいていたがちょうど荷造りしているときにその人がパッキング中だった。ED03というエンデューロタイヤをはかせているくらいなのでそれなりに腕に覚えはあるのだろうがいかんせんバイクがピカピカ・・・実力は測りきれない。(苦笑)

 

ちょっと話しかけて、

すごいタイヤはいてますねー

とよいしょしたらなんか鼻高々な感じ。

人間誰しも褒められて?悪い気はしないの
だろう。(´ー`)┌フッ

 

それはさておき、どう見ても今日は雨。
釧路の中心部は午前中はよわい雨で午後からはがっつり雨。根室方面は午後はかなり降りそう。釧路の北西方面は幾らか雲は薄そうで、お昼頃からはいったん雲が切れるという予報だった。

それに期待して出発。

阿寒湖周辺の山岳コースの林道も行きたいところだがそれはお天気と相談という感じで。

 

まずは昨日も走った塘路湖の林道へ。
ここは少々雨が降ろうが路面が安定しており、安心して楽しめるのだ。
アプローチは約40km。

一般国道での移動となるが降っている雨はたいしたことは無いのだが路面に水がたっぷり残っているので前走車が巻き上げる水煙で前がよく見えない。特にトラックの後ろになってしまうとものすごい。かといって少し車間を広めにとると後ろの車ががんがんあおってくる。
そういうときは前に出してやるのだが、釧路ナンバーの連中は相変わらず飛ばすのが多い。ヽ(´ー`)ノ ハア

 

そんな状況なので雨は小康状態でもカッパを脱げない。(^^;) 

そうこうしているうちにダートの入り口到着。

やっぱり楽しい。
雨のせいで水たまりが増えているので注意が必要だが今日は軽装なのでバイクが軽い。(^^)v


楽しく走っていたらカッパでムレムレになってしまった。(^^;) 

 

余談だが今使っているヘルメットにはピンロックシールドというものをつけてある。本来のシールドの内側に薄いシールドをもう一枚張り込んでダブルレンズと同じ効果を発揮するものだ。

いやいや、優秀だ。

シングルシールドなら雨の中でのダート走行では一発で曇ってしまう。少々シールドを開けても曇りは解消しないので下から指を突っ込んで内側をぬぐう作業を頻繁にしないと前が見えないのだが、ピンロックをしていると水滴が多少はつくものの曇らないため非常に具合が良い。
昔のことを思うと用具の進歩を実感する。(^^)v

 

お次は山岳ルートでは無いが結構山深いところへのダートだ。
シュンクシュタカラ湖という湖があるのだが麓から片道20kmのダートが2本有り、ぐるっとループしてくると40kmほどはしれる。
だが、この頃には雨が本降り。もう笑っちゃうくらいの雨。ヽ(´ー`)ノ ハア
さすがにこの雨では少々不安になる。過去に何度も倒木、落石に行く手を阻まれたこともあるルートだ。

だが、今日はあっけないほどだった。
もっとも大雨の中なので轍が水たまり。道がすべて水たまり状態の場所が頻繁にある。
水がたまるとどのくらいの深さか、路面は堅いのかぐずぐずなのか、あるいは石ころだらけなのか・・・探りながらの走行となる。
調子に乗って突っ込んでフロントタイヤのバランスを崩すとあっけなく転倒の憂き目にある。


いや、ただ転ぶだけならまだ良いがすぐ横は川岸だ。落ちても死ぬほどの高さでは無いがバイクが落ちかけたら単独では引き上げることは絶対に無理だ。(^^;) 
そんな感じなので残念ながら、楽しく走れたかというとかなり微妙だ。来年は天気と路面状況の良いときに走りたいものだ。(´ー`)
┌フッ

 

エゾシカが5頭いるのがわかるだろうか?

 

ザンザン雨が降る中、それなりに楽しみながらもすっかり気持ちが萎えてきた。
心が折れるというやつだ。orz

 

こんな状況で阿寒湖周辺の山岳ルートへ入るのは危険だ。

 

話はそれるが、オイラはロングツーリングでは必ず100円ショップで買った折りたたみ傘を持ち歩く。宿に着いてから便利なのはもちろんだが、途中でヘルメットを脱いで頭を休めたいときに重宝する。オイラは山の中ばかり走るので屋根のあるところは皆無。良くて木陰で雨宿りくらいなものなのだ。

 

 

時間的にそろそろお昼と言う時間。
宿は連泊なので何時に戻っても部屋には入れる。

ここで折り返すことを決定。(^^;) 

タイヤはスーパーソフトでお願いします。バキッ!!☆/(x_x)

 

取りあえず、いったん街にでてガソリンを補給。
ガソリンスタンドで聞いた話だと
すでに苫小牧からのフェリーは欠航しているらしい。
太平洋側をずっと航行してくるのだから無理も無い。
だが、お盆休みに北海道に車やバイクで来た人はだいぶ予定が狂っていることだろう。

 

まっすぐ帰ろうかとも思ったがそれではあまりにも残念なので、少々回り道だが来たルートを辿り、もう一度塘路湖の林道を走って締めくくることした。(^^;) 

 

午後3時、ホテル帰着。

 

本日の走行距離:254km
うち、ダート走行距離:約80km


毎年、夏休みに北海道に来ているが、何年かに一度雨に降り込められる時がある。今年はどうやらその当たり年のようだ。(苦笑)

 

明日は帯広の北の山の麓近くの宿を予約してあるのだが何せ、予報では明日の午後3時以降は豪雨となるらしい。

山の中の宿で降り込められるのはつらい。早めに宿に逃げ込むにしてもそこから先がやることが無い。
その宿はテレビもないし、携帯も通じないので時間をもてあましてしまうのだ。


そこで宿には申し訳ないが変更できるなら宿を街中に変更しようと調べてみた。
すると台風の影響なのか、先日までは満室だったいつもの常宿が1部屋空きがあったのでそちらに乗り換えた。(^^)v

ビジホなら部屋でごろごろしても間が持つし、帯広の街中なので豪雨とは行っても飲み食いするのに困らない。


ちなみに今年はゴアテックスのソックスを新調した。今までのものはうん十年使い込んでおり、全く役立たずになっていたのだ。(苦笑)

そしてソックスもクールマックス素材のものを今回は用意してきた。

昼間走っているときはあまり気にならないが、降りたとたんにオフロードブーツの中ではぐちょぐちょ言っていた。しかしいざ脱いでみるとソックスはわずかにしっとりしているだけですんでいた。しかも体感的にはぬれている感じは皆無だったのだ。(^^)v
これまた新兵器の威力に感謝したのは言うまでも無い。


だが、ロードマップはびちょびちょだった。


昔から
旺文社のツーリングマップルRを愛用しているが、数年前から耐水紙をやめて普通紙にしてしまったため、すでに破れかけている。
この点に関してはネットで見ても不満の声は大きいのだが旺文社は全くやる気は無いらしい。
値段をあげても良いから耐水紙に戻して欲しいものだ。


濡れているものは何とか乾かすべく、室内に広げてエアコンはガンガン。(^^)v


シャワーを浴びてようやく落ち着いたので5時過ぎに
和商市場へ晩ご飯を買いに行った。


昨日も天気が悪かったせいか、今回はあまりウミネコが鳴いていない。いつもは釧路につくと、チャコの海岸物語のイントロが鳴り響くのだが・・・・バキッ!!☆/(x_x)

 

宿に着く頃には雨はほとんど上がっていたが、買い出しにでたときは完全に止んでいた。風がひんやりしてきて海霧が街を覆い始めた。

部屋に戻るとエアコンをがんがん動かしているため寒い。(苦笑)
部屋の中で長袖長ズボン着用中・・・

 

和商市場で買ってきたのはもちろん、勝手丼

ずいぶん高くなったけどまあ、年に一度の話の種だと思えば許せる。

昨年買ったお店は感じが悪かったのでわざと隅っこの方の店で買ってみた。


このお店の方がなんとなく感じが良い。特別安くも無いけど。


取りあえず、もろもろの片付けを終えてから晩酌しながら晩ご飯。


美味しゅうございました。


さ、明日は朝からどうあがいても雨。
宿は帯広市内にしたのでまっすぐ行く気なら2時間で行ける。(^^)v
あとは
天気と気合いのバランスで短いダートを拾いながらぼちぼちと移動しよう。
ホテルには早めのチェックインの連絡をしてあるので3時には部屋には入れるはずだから、出発を9時くらいにすればそれほどつらい
思いはせずに、楽しんで走っているうちにちょうど良い時間に到着できるだろう。(^^)v