今年もお盆休みにはブルーサンダー号で北の大地を走りに行く。
そこで出発前の恒例行事となっているタイヤ交換をしてきた。
昨年はピレリのMT21を履かせてみた。ブルーサンダー号に履かせてみたのは初めてだった。だが抜群に相性が良かった。(^^)v
アフリカツインで走っていた頃はサイズ的な選択肢もあり、ミシュランのT63をずっと使っていた。その流れでブルーサンダーにもT63を使ってきたのだが、よりアグレッシブに走れるバイクとのマッチングで言うとT63は少し物足りない。
ブロックのひとつひとつが大きめなので剛性があり、舗装路での安心感はあるのだが横方向のグリップが低く、滑り出しもやや唐突でコントロール性がよくないのだ。その点、MT21は舗装路ではグニャグニャして特に濡れたワインディングでは無理は禁物だが、ダートでは抜群。グリップ限界はT63とさほど変わらないと思うが、滑り出しが穏やかでコントロールしやすいから楽しいのだ。
ま、そんなわけで今年もMT21を履かせてきた。T63よりも少し高いんだけど、それよりもはるかに高いお金をかけてわざわざ北海道まで行くのにここでケチるのは愚の骨頂である。(´ー`)┌フッ
今年はチューブも2年経ったので交換した。本来ならもっと使えるはずだがパンク予防剤を入れていることもあり、2年で交換しているのだ。
以前、通勤スクーターに使った「スライム」という予防剤は1年を過ぎるとタイヤの中で硬化してしまい、本来の予防効果が期待できそうもなかったのを外したタイヤを見て知っているからだ。
もちろん、固まる前は実に良い仕事をしてくれた。釘の踏み抜きくらいなら空気の抜け方がゆっくりと成り、自宅まで走り切れたものだ。当時の経験はチューブレスタイヤをつけたスクーターだがチューブでもそれなりに期待できるはずだ。
今入れているのはビーバーシーラントという商品。
この予防剤ではまだパンクしたことはないのでどの程度の効果があるかは不明だ。(^^;)
まあ、もともと予防剤事態が保険みたいなものだから入れなくても良いんだけどね。ただ、どのみちきちんとパンク修理をするにしても、安全な作業環境が得られる場所まで何とか走れればOKかなということで入れている。
ちなみに今回取り出したチューブを外から触ってもみもみしてみたが内部で固まっている感触は皆無で予防剤の寿命としてはスライムよりは長いのかも知れない。
ただし、固まりにくいと言うことはすなわち、いざ穴が空いたときにどれだけ素早く穴をふさいでくれるかというと正直不安要素とも言える。(苦笑)
古いチューブはバイク屋で処分してもらったが、どうせなら1本持ち帰って試しに穴を開けてみてもよかったかも知れない。そして最後はカットして中の状況を見ておくと今後のための参考になったかなぁ。
ちなみに先日林道ツーリングで少しだけノビ気味だったチェーンが走行中にスプロケットから外れてタイヤがロックしてしまった件と帰宅後のチェックでチェーンガイドがかなり摩耗していたため、新品に交換した話は既報だ。
http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-12176443597.html
タイヤ交換のためのバイク屋の往復で確認したところ、同じくらいのチェーン張り具合でもやはりチェーンの暴れ方が全然違う。これでひと安心だ。(^^)v
今週末は鈴鹿8耐、その次の週末は出発前の最後のチェックと荷物の準備だ。ほぼすべての準備は終わっているので特にやるべきことは無いが。
楽しみな夏がやってくる。(^^)v