久々のおうちシアター | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

週末は久しぶりに録画してある映画を見た。

1本目はこれ。 

アメリカンスナイパーhttp://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC/350823/

単純に楽しめたか楽しめなかったかと言えば、まあそれなりに楽しめた。しかし、途中でイラクへ派兵された弟とのやりとりなどは必要なシークエンスだったのだろうかと、映像を作るサイドの意図をくみ取りきれない部分もあった。おそらく主人公の変わらぬ家族愛、ひいてはその延長線上にある母国愛を表現したかったのだろうとは思うが描き方が中途半端だったかな。

娯楽映画としてはまあ並のできだと思うが、それが事実に基づいたものであることに重みを感じる。
そしてベトナム戦争を描いたランボーや7月4日に生まれてなどと並び、イラク戦争を描いたものであることに、思いをはせないわけにはいかない。
戦場では何が正義で何が悪なのか?? 
生き残るためには目の前の小さな悪は認めざるを得ないのか??

幸いにして兵役のない日本で暮らし、平和ぼけしているオイラには答えはない。
この映画はいくつかの賞をとったと記憶しているがそれは映画としてのできばえではなく、ノンフィクションとしての問題提起を評価されたに過ぎないと思う。そしてこの手の映画ではそれが常套手段ではあるが、問題提起はあっても描き手からのあるべき姿の提案は見られない。あくまでも見たものの考えにゆだねるというやり方だ。ある意味、正しくもあり、ある意味、卑怯な終結でもある。

そしてオイラの結論は・・・・上述のようにやはりわからないとしか言いようがないという、これまた及び腰の感想となってしまう点が情けない。


2本目はこれ。

ホワイトハウス・ダウンhttp://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3/345554/

結論から言うと割とお気楽に楽しめるドンパチ映画。
主人公の娘の「旗振り」が伏線になっているところはうまく考えたなと言いたいところだが、日本人としては「白旗の少女」を連想してしまい、ちょっと複雑な気分だ。
それとキャロル警護官を演じている女優がどうにも往年のスターウォーズに出ていた「レイア姫」ににているように感じた。見終わってから調べた限りでは別人だったけど。(苦笑)

ま、割と面白かったよ。