土日の休みに加えて、月曜日もお休みを貰い、3連休にした。
もちろん3日間フルにスキーをした来たのは言うまでもあるまい。(^^)v
その3日間を振り返ろう。
始めにざっくり言ってしまうと3日間ともポールレッスンを受けた。コーチは普段からお世話になっているYさん。
土曜日
気温はかなり高め。
日中はゲレンデでさえ10度くらいまで上がった。
午前はフリー滑走で動きを分解しての練習。午後は急~緩斜面でのGSトレーニング。
この日のことは既報なので詳細は割愛。
日曜日
朝起きて表を見るとしとしと雨。宿の若旦那が言うには明け方まで土砂降りだったらしい。とりあえず、いつものようにリフトが回る前にスキー場にあがり、1番乗車。(^_^)v
雨は止みそうなそぶりとを見せたかと思うと本降り・・・というのを繰り返していた。
もちろん雨仕様フル装備だ。
レーシングワンピは着なかった。足下がカッパだけでは防ぎきれず多少は沁みてくるものだが、ワンピだと生地が薄いため臑から水がしみこみブーツの中がびしょびしょになるのは経験上わかっていたからだ。だから下はフリースキーの時に着る普通のスキーパンツ。中綿入りなのでカッパから沁みてきても中まで濡れることは無い。
上は動きやすさを重視して、通常のインナーとゲート練習の時に着るジャケット。その上にカッパ。気温がかなり高いのでこれで寒くは無い。(っつーか、動くと暑いくらいだったが。)
頭は当然ヘルメットでガード。
滑走すると雨粒が顔面に当たって痛いので寒くも無いのにフリースのネックガードを装備して口元まで覆う。(苦笑)
肝心の手袋だがこんな日にまともなグローブを使うのは愚かな行為だ。オイラは作業用をかねて裏ボアつきのゴム手袋を常にザックに入れているので当然これの出番だ。
布の手袋だとずぶ濡れだし、ましてや革の手袋なんて使ったらずぶずぶのうえにあとで乾かすとガビガビになる。だからゴム手袋が一番。(^_^)v
手の出し入れをしやすくするために薄手のインナーグローブを装着。
スキー用に売られているロイシュのものも使って居るがこの日はバイク用の雨用インナー。濡れてもさらさらしているのでアウターグローブをつけるときに滑りが良いのだ。これはロイシュのものと違って手首のところのジャージが無いので袖口が太くならず、アウターグローブを装着しやすいし、ストックのストラップをつけてもゴワゴワしなくていいのだ。
前置きが長くなったが、午前中は単独でフリー。
結構な本降りだったためレッスンは見合わせ。だが、この2時間のフリースキーで結構いいフィーリングをつかめた。(^_^)v
そして10時半頃にはようやく雨も上がり、ほかのメンバーもあがってきて合流。
午後からは中斜面でのゲートトレーニング。たっぷりと水を吸った雪だがコース整備をするとかなり良いバーンになった。途中うねりがあって最期の緩斜面につながる。
斜度的に余裕があるので色々考えながら滑ることが出来るので練習には良いバーンだ。リフトが空いていたので14本くらい滑った。
この日はGS用の板を2台持ってあがり、とっかえひっかえ乗り比べをした。乗り比べの与太話はまた別途。
本数を滑ったのでかなり疲れたが、ライン取りのイメージと体の動かし方のイメージがだいぶ掴めてきて、且つそれらがシンクロするようになってきた。(^^)v
YコーチやM山さんにも褒められてかなり良い気分。
そう、オイラは褒め伸びタイプなのだ。
とことんおだてられれば空だって飛べるのだ。(・・・たぶん・・・)
仲間のMちゃんはR35で結構苦戦していたが、オイラは無理せず、R27とR25で滑っていたのでなおさらである。(´ー`)┌フッ
いずれにしても来週末は、いよいよ(というよりはようやくかな・・・)初レースだ。
大回転の動きはだいぶ良くなってきたと思うのであとは本番で萎縮せずにどれだけ動けるかだな。
ちなみに雨が上がったあと気温は高いままだったが天候は安定しており、心配していた風もあまり吹かなかった。常宿に戻って夕方のニュースを見たら、都心部では20度オーバーで、春一番だったらしいが。
しかし、2月のど真ん中に春一番ですか・・・
そして月曜日。
仕事をサボっ・・・・・、いやいや、正統にお休みを頂いての3連休だ。朝は冷え込みこそ、マイナス4度程度だが土日の二日間がこの時期ではあり得ないほど暖かかったのでやたら寒く感じた。
朝はいつものようにフリーでのレッスン。この日はスラロームをやる予定なので全員スラ板での滑走だ。練習内容もスラロームにあわせたものになる。そして午後からは前日と同じく中斜面を使ってのスラローム。朝のうちは氷の塊(通称「コロコロ」とか「じゃがいも」と呼ぶ)が多く、エッジが逃げるのでかなり滑りにくかったがコース整備をすると固いフラットな良いバーンになった。
スラロームのセットはオープン。途中にヘアピンとストレートがひとつずつ入った練習用の基本セットだ。スタートから見下ろすとオープンゲートがびしっと整列していて美しい。
このセットを目視検討でたてられるのはさすが。
この日で全員帰宅することも有り、早めに終了したのだが、さすがに平日と言うこともあり、セットと撤収を入れても2時間半程度だったが、7本ほど滑ることが出来た。途中途中でアドバイスやコーチングを入れての滑りでこれだけ滑れれば十分だ。(^^)v
ほぼ丸1年ぶりのスラロームだったが斜度的に余裕があるおかげで意外と体が動いた。だが、コーチからはGSの時と同じく
突っ込みすぎっ!!
を連発されてしまった。(苦笑)
その後、ラインというか動くタイミングに関するアドバイスを貰ったのだが、はじめはその動きがまるでイメージできなかった。だがわからないなりにそれを意識して何本か滑ったらかなり理解できた。(^_^)v
確かに意識付けが変わるだけで動きも変わるし、ポールから受ける衝撃もほとんど影響を受けなくなる。さらにスキーも勝手に回るのでラインを高く保てる。
プラスのスパイラルだ。(^_^)v
7本目はそこそこいい感じで滑って終わることが出来たので満足満足。
3時には常宿に戻り、ワックスがけを終えてから帰路についた。
高速をおりてからの平日ならではの渋滞がわずかにあったが午後6時には帰宅。
イヤー楽しかった。それにかなり良いフィーリングをつかめたので充実した3日間だった。
いつもレッスンを受けたときにはその日の夕方に記憶の範囲でアドバイス内容のメモを残しているのだが、最近はそれが自分の体の動きとしてイメージできるようになってきた。
何年も前からのメモが有り、コーチもその都度違うが結局のところ言われていることはすべてつながっていることが最近よくわかってきた。そして自分の最大の欠点がどこに有り、そのためにすべてのだめ出しアドバイスにつながっていることも理解できてきた。
まあ、細かいことは企業秘密なので割愛するが。(爆)
いずれにして、今回はスラロームもやってみてよかった。リズムの違いやわずかな体の使い方の差はあるが基本的な動きのイメージは同じだと言うことがよくわかった。
帰宅後録画しておいた苗場のワールドカップを少し見たがオイラが目指さないといけない動きがそこにあるのがよくわかった。(^_^)v
イヤー、また速くなっちゃったなぁ。。。(´ー`)┌フッ