この週末は割とこぢんまりとしたスキー場で二日間を過ごした。
ここはゲートトレーニングが出来るので昨シーズンから何度か行っている。
しかし今年は少雪の影響でお正月はほぼ全滅状態だった。都会にも大雪をもたらした1月18日の寒波でようやく全面滑走可能になったものの全体に雪は薄い。その証拠に日曜日の滑走で結構石を踏んでしまい、滑走後にチェックしたところかなりエッジが痛んでいた。
あのね・・・2月の第1週ですよ。通常なら雪が多くて困ることはあっても石を踏むなんてあり得ないでしょ・・・・
恨み言の一つも出てくるがこればっかりは仕方ない。ヽ(´ー`)ノ ハア
それはそうと週末の振り返り。
土曜日は既報の様にそこそこ良い練習が出来た。この日はヘッドを履いていた。このヘッドのマスターズモデルはサイドカーブがR25と小さいことも有り、ターンインをほとんど意識しなくても良いところが楽で有り、テールがしっかりしているので後半の走りも良い。きちんとした操作と適切な荷重が出来れば間違いなく速い板だと思う。
日曜日は午前中だけポールレッスンに入った。
土曜日の午後と同じバーンだがスタート位置をあげて中急斜面の旗門数が4旗門ほど増えている。この日は国体本戦に出場するレベルの高いメンバーが複数名居たこともあり、結構難しいセットだった。
バーンコンディションはそれほど荒れず良いのだがオイラの技術では最期まで上手く滑れずじまいだった。(^_^;
ちなみに日曜日はロシニョールのR27を履いてみた。ヘッドが物不良による交換で手元に戻ってからはそちらばかり履いていたので久しぶりのロシ。
ロシの方が前圧の有り無しでのトップの反応がかなり変わる。良い意味で敏感である。
オイラは悪いくせで上体が棒立ちになってしまうことが多いのだが、胸の前傾角を取って滑ると前圧をかけられるのでターンインでのトップの反応がよくなり、スキー全体がきれいにしなるのがよくわかる。もともとテールがソフトというか弱いスキーなので、かかと荷重でガッと踏み込むと走らないし腰砕けになるのだがトップをきれいに喰わせてやると印象がまるで違ってくる。
これ、オイラの悪いくせを直すのに最適かも知れない。(^^)v
柔らかい雪が降り続いているようなコンディションだったら試合でもロシの方が向いていると思うが、通常の固いバーンではヘッドの方がおそらくタイムは出るはずだ。
だが、それは後ろに加重しても板が頑張ってくれるおかげで有り、普段の練習ではロシで体の使い方を徹底的に矯正した方が良さそうな感じだ。
ちなみに例年ならばポールレッスンには入らずとも所属クラブの自前練習が出来るし、1月末までに十分なゲートトレーニングが出来ているはずだが、今年は先週ようやくクラブの練習が出来ただけ。
2月はもともとメンバーが各地の草レースに散ってしまうため、練習会の予定を組んでいないこともあり必然的に常設ポールかポールレッスンしか選択肢が無くなるのだ。
だが、今シーズンはそれが幸いしてフリー滑走をたくさんして自分の欠点や目指す動きのイメージは出来たし、理解も深まった。だからポールレッスンを受けても指摘される内容がよく理解できる。毎回言われることは同じなのが辛いが、その根っこがどこにあるのかは完全に飲み込めた。(^_^)v
ま、問題はそれを解消するには相当な時間と努力が必要だと言うことだろう。(苦笑)
今年はシーズンが短そうだがせいぜい良いフィーリングを体に覚え込ませるとしよう。(^_^)v