既報の様に土曜日は今季の初練習をした。
そして日曜日はクラブでの練習の予定が無いため、ポールレッスンをやっているレーシングキャンプに参加してきた。
日曜日のバーンは急斜面。
雪質はまだ雪面が落ち着いていないためかなり柔らかめ。
急斜面に12、3旗門とそれに続く緩斜面に5旗門くらいのセット。
インターバルは気持ち短め(25~26mくらいか)で振り幅もゲートひとつ分くらい振ってある練習用のセット。
斜度がある上に振り幅があるためターンでは足下にかなりのGがかかる。しかし雪が柔らかいためただ踏ん張るだけでも足下が崩れるし、雪面が掘れるだけでスキーが返ってこない。おまけに数名が滑っただけで掘れて溝が出来るようなコンディションだった。
いつもフリーをしているホームゲレンデは比較的バーンのしまりが良いため、こうした柔らかい雪にはかなり戸惑う。そして掘れて溝が付いているコンディションは今季初めての経験だったのでさらにヨレヨレだ。(苦笑)
昔からそうだが溝が出来てくるとどうしてもそこを見てしまい、そのあとの動きのタイミングが遅くなる。
う~む。
滑りの引き出しの少なさがこういうところでも露呈してしまうんだな。(^_^;
特に前半の3旗門目と5旗門目がきつかった。
競技スキーヤーにとってターンでスキーをずらすことは罪悪であり、その所行は万死に値する。
少なくともタイムを出すためにはその通りで有り、オイラもそう信じて疑わないひとりだ。
だが上記の難しいポイントでもカービングで行こうなんて言うのはオイラの技術では到底無理。そこでジタバタ足掻くからラインは落ちるし、タイミングも詰まってしまう。だから途中から少しずらし気味にしてラインをキープすることを優先してみたところ、下の緩斜面での速度の乗りがはるかに良いようだ。
むむむ。
やはり己の技量に見合った攻略法を考えないといかんな-と思った次第である。(爆)
ま、いずれにしてもソフトな雪面への対応といい、難しいセットの攻略といい、掘れた溝への対処の仕方といい、課題だらけである。
まだまだ引き出しが空っぽなんだな。(´ー`)┌フッ
来週末もポール練習をしに行こうと思う。
同じセットと中でロシニョールとヘッドを乗り比べてどちらの板がどんなコンディションに向いているかを確認したいと思う。