ちん・カーテンの話は以前書いたと思う。
http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-12098870589.html
本来は高速走行時に風の巻き込みを減らすことでヘルメットに生じる揚力を減らすのが目的のはずだ。
実際、サーキットの体験走行で時速180kmくらいまで出したことはあるが、当時かぶっていたヘルメットでは脱げてしまうのでは無いかと思うくらいヘルメットに揚力がかかり頭が揺さぶられたものだ。
ま、今回のヘルメットはレーシング用のトップモデルではなく、むしろツーリングモデル。だからチンカーテンというものは同じでもその目的はどちらかというと顎が温かいとか目が乾かなくて良いと言う方向のはずだ。
だが、使ってみると実際にそうしたメリットはあるもののやはりシールドが曇りやすい傾向である。
その曇りタフネスがどの程度あるか、日々の通勤で検証をして来た。
まずは雨の日。まださほど気温は低くないにもかかわらず、本降りの雨の日の渋滞ではやはりロックピンシールドによるダブルレンズといえども視界の端の方が曇りだした。ここまでは前回書いたはずだ。
だが、その後も雨模様で湿度が高い日に気づいたことがある。
朝の通勤時はさほどまぶしくなくてもサンシェードシールドをおろすことが多い。なぜなら素通りの透明シールドでは何となく恥ずかしいのだ。それに下品な運転をする周りのバイクの小僧どものを恫喝するためには真っ黒くろすけのシールドのガラの悪さが有効なのだ。
だが、チンカーテンをつけていると呼気が下からは抜けないため、うえに上がってきてサンシェードを曇らせてしまうことが判明した。
もちろん、走行中はよほどでないかがりは大丈夫だが信号待ちではアウトだ。
そんな状況なのでチンカーテンは外してしまった。(苦笑)
外してしまえば、やはりピンロックシールドがいい仕事をしてくれる。まったくといっていいほど曇らない。サンシェードシールドはやはり雨模様の日には少し曇りかけるが走り出せばすぐにクリアになるし、そもそも信号待ちの時には少しシールドを明けておけば大丈夫。
この状態で真冬を乗り越えられるか試して見ようと思う。
唯一の欠点は、顎が少しスースーするくらいだが、下から手を突っ込んで鼻の周りくらいなら掻くことも出来る。
ま、シールドを開ければ普通に出来るんだけどね。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
そんなわけでやはり視界がクリアなのは安全につながるし、なんと言っても走っていて気持ちいいのだ。(^^)v