オイラは一眼レフにハンドグリップをつけている。
親指AFを常用するため、手持ち撮影の際のグリップホールドを補助する目的である。
キヤノンの1D系ボディ用の純正を使って居るが、4、5年前にモデルチェンジした後のものは長さ調整機構が付いているのが徒になって、使って居るとベルト長さが長くなり緩んでしまう点が×だ。
古いタイプは調整するのは面倒だが一度決めてしまえばほとんど緩まないのでこちらの方が好みである。
どちらにもソフトパッドタイプの甲あてが付いているのだが、これが汗や雨、泥で汚れると結構面倒くさい。
上述のように苦労して調整したベルトをいったん外して抜かないと洗うことも出来ないのだ。
特に先月のモトクロスでは泥だらけになったため丸洗いしたのだが、その時にちょっと思ったことがある。
ベルトに巻き付けて使うパッドだったらパッドだけを外してすぐに洗えるよなぁ。
残念ながらカメラ用として売っているものでこうしたタイプは見たことは無い。だが色々イメージしていくうちに思いついた。
カバンの持ち手用のパッドだ。(^^)v
後付けでカバンの持ち手をまとめて持ちやすくするものがよく売っているではないか。ベルトは純正のものをそのまま使えば良いのだ。
早速小さめの持ち手用パッドを買ってきてつけてみた。
カメラ用のパッドは薄手で平べったいタイプが多いが、カバンの持ち手は丸っこくてコロコロする。この部分に好き嫌いは分かれるかも知れないが、パッドが濡れてしまったときでも手の出し入れがしやすくて、これはこれでいい感じ。純正みたいなタイプだと濡れたときに手に張り付くので手を入れるのも抜くのも結構大変なのだ。オイラは割とタイトなセッティングにするからなおさらである。
ベルトの長さ調節もパッドを完全に取り去った状態で出来るのでやりやすい。
丸っこいパッドの感触が今まで違うため、少し違和感は残るがホールドそのものは悪くないし、汚れたらパッドだけするに洗える。ベルト長さの調節もすぐに出来る。
あんまり見た目は格好良くない点が×だが実用性は○だ。
残りのモタスポシーズンはこれで撮影してみようと思う。(^_^)v