昔、19才の木馬ちゃんが初めて北の大地を目指したとき、それは紛れもなくツーリングだった。
まだ見ぬ北の大地をこの目で見て、肌で感じるべく、バイクで東京から2日かけて青森まで走り青函連絡フェリーで函館に上陸した。
まさに
ツーリング=ツアーすること=旅をすること
だった。
だがここ数年の北海道ツーリングはだいぶ変化してきている。(苦笑)
走りたいエリアへのアクセスがいい場所に連泊して荷物の少ない状況でひたすらオフロードを走り回るというパターンに変わってきているのだ。少なくとも「旅」の要素はかなり減っている。
オフロードへのアタック要素が若干増えている部分もあるがやはり「オフロードライディングを楽しむ」のがメインになっている。
ただ走るだけなら何も北海道まで行かなくたって・・・・という声もあるかも知れない。だがそれは関東近県のオフロード事情を知らない人間の台詞だと断言させてもらおう。
まずは林道までのアクセス。
近場ならば1時間程度でいける林道もあるにはあるが、選択肢は少ない。
次に林道の長さ。
関東近県では数kmというのが当たり前で10kmを超えるルートはかなり長い方と言える。これが北海道ならば10km程度では短い方で20km超が当たり前で有り、そうしたルートが近接エリアに多数あるため、がっつり走れるのだ。
最後に対向車の危険性。
北海道でも全く対向車が居ないわけでは無いが出会う確率は限りなくゼロに近い。
もちろんだからといってむやみやたらに突っ込むのは大馬鹿野郎のすることだが。
但し、ひとつだけ問題もある。北の大地の林道エリアはほとんどの場合、人の気配が希薄で有り、ひとたびトラブルが発生するとマジメに生命の存続の危機に直結する。(苦笑)
ま、己の技量とマシンの限界、そして天候や路面などのコンディションを総合的に判断して引き際さえ間違わなければ基本的には大丈夫なのだが。(^^)v
来年も行こう・・・・(´ー`)┌フッ