グループ写真展 | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

この夏も友人たちが主催してくれているグループ写真展に出展した。
思えば数年前に20名程度の参加者で始まり、徐々に規模も質も高めながら回を重ねてきた。(運営にはかかわっていないのでオイラがエラそーにいうことではないが。)

前回は30名前後。そして今回は過去最大の出展者数となり、確か50名前後だったはずだ。
全体の作品レベルが上がってきているのはもちろんだが、純粋なアマチュアばかりでは無く、写真やイラストなどで収入を得ている人の割合がかなり増えているように思う。
一番はじめにグループ写真展を始めたときは、学芸会、文化祭、学園祭のノリだったと認識している。
あるいはオイラがそう思っているだけなのかも知れないが。

上述のように最近はひと言で言うとプロやセミプロの出展作品が増えた。そしてそうした作品は作品自体ももちろんだが見せ方、演出もやはりさすがプロと言えるものばかりだ。
その中でアマチュアたちも精一杯背伸びして頑張っている。

しかし、オイラはもう良いかなと正直思って居るところがある。

ほ~ら、こんなにすごいんだぞぉ~っ的な展示の仕方を無意識のうちに競うことに参加する気は全く無いからだ。
正直言って少々疲れてきたし、食傷気味でもあるかもしれない。
オイラはもともと撮ること自体を楽しんでいるだけだし、撮れたかどうかに一喜一憂しているだけでもある。文字通りのアマチュアである。

人に見せて褒めてもらえればもちろんうれしいし、次へのモティベーションにもなるんだが、それを目指して撮っているわけではないからだ。

以前書いたこともあるが、大勢が集まってくると、どうだといわんばかりのプロ作品に押しつぶされそうになりながら、足掻いているアマチュアも少なからず居る。そしてそれを見ているのがつらくもある。
もちろん、本人が「上」を目指しているのならそれは必要な試練だからとやかく言うつもりはないが、端から見て、趣味でやっているだけの人が周りに流され、感化されて苦しみもがいている姿は見るに堪えない気がする。本人は楽しんでやっているのかも知れないが、オイラにはそうは見えない点がつらいのだ。

ま、それはともかくオイラ的にはそろそろ身を引いても良いかなという気もする。
写真展といってもモタスポ写真に興味のある人はごく稀だし、単に作品を発表するだけなら以前のようにネット公開という手もある。

強いていえば、出展するためのプリントをすること自体がレタッチの練習にもなるし、撮り方の研究にもなる点があるので自分自身にとってはプラスとなるのではあるが。

どうしたもんかねぇ。。

次回はさらに規模が拡大するようだし、最近は出展希望者も多いのでオイラが出さなくても頭数的には全く問題ないし、何よりもオイラはほとんど何も手伝えないからなぁという後ろめたさも少なからずあったりするわけだ。(苦笑)

ま、来年の話なのでとりあえずは今週末の撮影に集中しよう。
プロ顔負けの、素人ならではの「奇跡の1枚」を目指そう。(爆)