夏休み明けに久しぶりにスクーターで通勤しようと思った。
身支度を調えて愛車・フォル香のところへ行き、カバンを入れるためにメットボックスを開ける。しかし、ボタンになかなか反応しない。
このスクーターはスマートキーと言って今どきの車と同じくキーを持っていて一定の距離まで近づけば操作が可能となるタイプだ。
持っているキーをバイクに近づけた状態でボタンを押し直したらメットボックスが反応した。
カバンをしまい、エンジンを始動・・・・
・・・・・のつもりだが、クランキングはするが初爆が来ない。
んんんん????
クランキングスピードも心なしか遅い。
7月中旬にサトル(新しい車のことである。)が納車になった頃から、殺人的な暑さになったため、この1ヶ月はずっとクルマ通勤だったので、約1ヶ月放置プレイ状態だった。
だがその前は毎日乗っていたが特になんの兆候も無かったのだが・・・・
この日は急遽クルマに乗り換えて出勤したのは言うまでもない。
そして帰宅後、既に暗くなり始めている中でヘッドライトの明かりを頼りにバッテリを外した。
まず充電する前に開放電圧を測ってみた。
12.4V
うん。やはり弱っているようだ。
早速充電してみたところ、12.8Vまでは回復した。もう一度補充電してみても同じレベル。
新品のバッテリーを満充電すると13Vを超えることを思えばやはり寿命だな。(´ー`)┌フッ
ひと晩放置して翌朝の電圧は12.7V
もうしばらくは使えそうだが、グリップヒーターを使う冬場は越せそうも無い。
このスクーター(フォル香)はちょうど4年前に購入した。そして3年前(購入後1年)の時にうっかりメインスイッチオンのまま放置してしまい、バッテリーがからっけつになるまでアゲてしまった。(苦笑)
まだ1年とは言え、ここまでからっけつにしてしまうともう充電しても回復しない。そこで友人から中古のバッテリーをもらって今日まで使ってきたのだ。
もらってきた中古の使用歴は不明だがそろそろ寿命が来てもなんら不思議では無い。(^^;)
YTZ12Sというサイズだ。
新品に交換することを考えてネットショップで色々探してみた。
中華だと2.5kくらいで買える。
台湾YUASA製だと8~9kくらい。
日本YUASAだと11~15kくらい。
普通のバイクショップで買うと15~20kくらい。
迷ったが、使うのはスクーターだ。押しがけはできないため、出先でバッテリーが死んだらその場で動けなくなる。悩んだ末に、やはり信頼性を優先して日本製YUASAを選択した。
但し、お値段を考慮して通販で一番安いと思われるところで購入したのは言うまでもない。
ちなみに新品バッテリーが来るまでのあいだ、なんとか使えるかなと充電して12.7V程度まで回復したバッテリーをつないでみたがやはりセルモーターの周り方は弱々しく、初爆が来ないので断念した。orz
昔の液ダボ式のバッテリーは端子間電圧や比重を図ればだいたいコンディションはわかったが、メンテナンスフリーバッテリーというのはそのあたりはわかりにくく、ある時突然、逝ってしまうのだ。
強いて言えば、バイクにつないだ状態でセルを回しているあいだの端子間電圧を測ると間違いなくコンディションがわかる。これを負荷電圧というのだが、症状から推測するに、開放電圧が例え12.7V有ったとしてもおそらく負荷電圧は10~11V程度しか出ていないのだろう。
とりあえずは新品バッテリーの到着を待つとしよう。(´ー`)┌フッ