サトル・・・・1200km | 木馬の四方山ばなし

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鈴鹿への往復を終えてサトルのオドメーターも1200kmを超えた。

そこで初期のインプレッションをまとめてみようと思う。

まずは走行性能。
エコモードを解除しておけばアクセル操作に対するパワーの出方の遅れはほぼ気にならない。但し、停止状態からの発進だけは別だ。まずはモーターで走り出すため、ある程度のスタートダッシュをしたくてアクセルを踏み込んでもモーターで走り出してすぐにエンジンが始動して加速を後押しするのだが、エンジン始動までのほんのわずかなタイムラグが明確に感じ取れる。そんなものだと思って居ればさほど気にならないのだが乗り始めはやはり気になる。
実用上は問題にはならないが。


ハンドリングは素直で回頭性もいい。
但し、パワステのセッティングが軽すぎる傾向があり、路面からの反力を感じ取るのは難しい。キックバックが無いのは疲れなくて良いのだがコーナーなどではハンドルの切れ角とグリップの限界をつかむのは至難の業だ。もちろん、コーナーを攻めるような車では無いのでそんな運転をしなければ済む話ではあるのだが。(苦笑)
幸い、軽すぎるパワステにも慣れたので曲がり角での「切りすぎ、戻し遅れ」はしなくなった。

次はブレーキ。
これもファーストインプレッション通り、回生ブレーキのセッティングなのか、踏み始めにカックンと効くがこれにはもう慣れた。但し停止直前で車体をがっくんと揺らさないためには慣れが必要だろう。サスが少し柔らかいので揺り戻しが全く無いような絶妙な止まり方はかなり難しいと言って良い。

サスペンション基本的に柔らかめ。フィットRSのフラットな固い乗り心地と比べているためそう感じる。だが変な揺り戻しやおつりが来るわけでは無く、大きめのショックには角の取れた感じで踏ん張るので乗り心地としては良い部類だと思う。
高速を長距離移動したときなど柔らか過ぎると揺れてしまってかなり疲れるものだが、先日の鈴鹿往復(900kmオーバー)のフィーリングからいうと特に問題にならないレベルだ。
あくまでも好みでいえばもう少しごつごつしていても良いからフラットな固い乗り心地が良いのだが、これはこれで慣れるしか無いかな。

フカフカのシートは第一印象がよくなかったが、きちんと奥深くまで腰を入れて座るとランバーサポートも柔らかいなりにきちんとしていて意外に悪くないことが判明した。但し、旦那仕様のシートだから左右のサポートはかなり甘いので山道では体が揺れそうだ。
いずれにしても秋口までにかなり走るはずなのでその頃にもう一度考えれば良いかな。

気になる燃費と航続距離。
鈴鹿の往復、約900kmちょっとの平均燃費は満タン法で19.7km/Lだった。ネットではもっと燃費が良いと書いている人も多いが、オイラのは4駆だし、まだオドメーターはようやく1000kmを超えたところなのを考えれば合格点だろう。
以前のブリ男よりも現時点でも既に上回っているので十分だ。※ちなみにブリ男は5000kmを超えた頃からようやく「あたり」がついて燃費が伸び始めた。

その他ガソリン給油はほとんどの場合、セルフスタンドを利用するのだが、ブリ男はタンクのエア抜け性があまりよくなくて口元まで一気に入れようとするとゴッポンとガソリンが吹き返してくることがあった。だからある程度満タンが近くなったら、中を覗きながら給油する必要があった。その点サトルのエア抜け性はかなり良くてほとんど気を遣わずに口元まで給油することが可能だ。些細なことだが、意外にストレスになることなのでこれはうれしい改良だ。

それと仮眠しているときのことだがおどろいたことがある。
このくそ暑い時期は当然エアコンをつけたまま仮眠するのだが、エンジンのオーバーヒートを防ぐために通常は電動ファンが数秒おきに回ってやかましいことこの上ない。だが、サトルはパーキングに入れたままアイドルを続けていても時たまエンジンが止まり、電気が足りなくなるとまたエンジンがかかることを繰り返すのだ。エンジンが過熱しにくいためか電動ファンは一切回ることは無かった。これは静粛性という面でかなりポイントが高い。(^_^)v
ブリ男に比べたら遙かに静かで快適だ。

おまけに荷室がひろくセカンドシートを倒せば概ねフラットになるので脚を伸ばして寝られる点もいい。厳密にはフラットとは言いにくいし、何か敷物が無いとごつごつしてしまうのでその点は自分で工夫するしか無いかな。


まだまだ細かいところを書き出すとキリが無いが、だいたいこんな感じ。

ひと言で言えば期待通りの実用性と機能性能は発揮してくれている。
お盆休みはバイクに乗る予定だが、8月末からはまたサーキット通いが始まるので由紀便りが聞こえてくることまでにはかなり走り込むことになるだろう。