趣味としての自粛ライン | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

レースの写真撮影を趣味にしていると誰しもが思うことがある。

それはプレスエリアから自由に撮ってみたいという誘惑だ。
オイラはそれを満たすために各種の撮影講座のようなイベントに参加することでプロの仕事場にお邪魔させてもらって写真を撮ることが時々ある。当然、撮影講座である以上お金を払ってイベントに参加しているわけで有り、プロのようにお金をもらって撮影するのとはその点において決定的に違う。

オイラはあまり撮った写真を選手にあげたりはしないが、カメラ仲間にはチームと仲良くなり、あるいは仲のよいチームのために撮った写真を提供している人も少なくない。チームクルーのひとりとしてピット内も含めて撮影するのはメンバーにとっても記念になるのでうれしいだろうし、チームを支援してくれているスポンサーへのレポート作成時にも役立つはずだ。
そういう楽しみ方は「あり」だと思う。
だが、中には有力チームを介してプレス申請をして、プレスビブを発行してもらう人もいるようだ。
そのカメラマンがせめてセミプロならばそれも有りだとは思う。だが純然たるアマチュアならばそんなことはしてはいけないと思う。
写真においてはプロもアマも線引きは曖昧ではあるが、ことレース写真においてはレスエリアは危険を伴うエリアでも有るからだ。それにプロ裸足の腕前ならともかく誰が見ても素人丸出しの写真じゃあね・・・(苦笑)

その意味ではイベントに参加してプレスエリアで撮影出来るときでも、職業カメラマンの邪魔をしてはいけないと思う。
もっともパーマネントで撮影しているカメラマンには絶対にそんな人はいないが、テンポラリーで入ってくる雑誌屋さんなどはどう見ても素人丸出しの人も中に入る。別に機材で差別するわけでは無いが、初級者向けのダブルズームを持ってうろうろしている人も見かける。おそらくは雑誌の編集者なのだろうが、現場取材はもちろん、撮影に関してはまだ初級者なのがありありとわかる。ひどいのになると仲間と記念撮影をしている馬鹿たれも見たことがある。

ま、話がそれたがオイラはなんだかんだでプレスエリアで撮影させてもらうことも多いが、それはあくまでもアマチュアがイベントの参加者として撮っているので有り、プロの邪魔をしてはいけないという自戒の念を込めた与太話である。(´ー`)┌フッ