10年目の挑戦 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

今でもはっきりとおぼえている。
2006年7月1日にツインリンクもてぎでルマンチャレンジを撮影したのがオイラのモータースポーツ撮影の初体験だ。

ルマンチャレンジ:シルエットカーの耐久レース

梅雨時の雨がしとしと降る中、もてぎのS字で撮影を始めた。当時のS字の土手は今のように「整備された植え込み」ではなく雑草が伸びるに任せていた。その高さは胸くらい。だからフェンス際までおりるのはもちろん、フェンス沿いに撮影ポイントを求めて歩くのもまさに「藪漕ぎ」だった。(苦笑)

当時のオイラは、風景写真を撮るのはセンスが無くて無理だなと見切りをつけて、モデル撮影会に通っていた時期だがやはり何か違うと思い、結局好きなモータースポーツを撮ろうと考えたのだった。だが当時持っていたレンズで最も焦点距離が長いのは70-200mmのズーム。これではさすがに無理と言うことでキヤノンの100-400を購入していそいそともてぎでデビューしたという訳だ。
一脚が必要だろうと言うことで準備はしたが、カメラやレンズをどんな感じでホールドして良いのかもわからず、試行錯誤だった。

もてぎのルマンチャレンジはイベントそのものも全く人気が無かったのかグランドスタンドならいざ知らず、S字周辺には観客ゼロ。
そりゃそうだ。梅雨時ど真ん中でしとしとと雨が続く時期というのもある。雑草が生い茂るS字の土手をフェンス際まで藪こぎしておりてマシンの撮影をしている人もひとり居ただけ。(^_^;

そんな状況なので見よう見まねすらできず、自分で試行錯誤するしか無かった。(苦笑)
だから普通に手持ちで撮影するように構えてみたり、レンズを振る動作を安定させるために左手をレンズの上部において全体を押さえるようにしたりと色々試した。
しかし、所詮は初撮り。
ファインダー内にマシンを捉えることすらできず、アップにするとマシンの後ろ半分でも写ればラッキーという状況。orz

http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-10014250943.html

あまりの駄目さ加減に
あ~あ、なんでこんな高いレンズをかっちゃんたんだろう・・・
なんてトホホな感じだった。
リンク先に張ったカットを今見ると消え入りたくなる思いだ。(苦笑)

だが、負けたままではあまりにも悔しいので夏以降もレースを撮りに行き、翌年からは全日本ロードレースをすべて追いかけた。それ以外にも2輪をメインにスケジュールが合う限り撮影に出かけた。

あれから今シーズンで10年目を迎える。
1年半の九州赴任をはさみ、昨シーズンは参加レースを近場に限定することにした。
もっとも北は仙台、西は鈴鹿までが守備範囲だが。それにラリー北海道だけは別扱い。(^_^;

いずれにしてもサーキットで言うと、岡山国際サーキットと大分オートポリスは除外したと言うことだ。これらのサーキットはプレスアエリアから撮れるなら面白いサーキットなのでチャンスさえあれば行きたいとは思う。

さあ、10年目のシーズン。
3月末のS耐開幕戦で目慣らしだけはした。果たして今年はどの程度のものをとることができるだろうか?今まで経験したことの延長線上の作品だけでは無く、初トライもたくさんしてみたいと思う。(^_^)v

今週末はもてぎでトライアル世界選手権。(^_^)v