ラリホーな週末 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

この間の週末は帯広で開催された
ラリー北海道
を撮りに行ってきた。
昨年につづき、二度目のラリー体験だ。
ラリープラス主催の「小林直樹カメラマンのラリー撮影講座」である。
昨年たまたまネットで見つけて九州から参加してみた。
参加してみるとほとんどが常連の方ばかりで皆さんラリー好き。。。
オイラの様にラリーなんて全く知らないというひとは皆無だった。(^_^;

まあ、あれから一年。オイラもJスポーツのWRCは欠かさず観て、最低限の知識くらいは身につけた。
何よりも昨年はどんな感じで行動するのか、また、どういうところでどんな風に撮るとカッコイイのかがまるでわからず、周りの参加者の見よう見まねだったが、今年は少しはわかってきたつもり。
レンズの焦点距離もどの程度ならどんな絵が撮れるかも大体はわかった(つもり)。(^^)v

そんなわけで、今回はカメラボディを2台と、300mmF2.8レンズだけをもって参加した。
そう、キヤノンさんの協賛でカメラやレンズの貸し出しもしてくれるのだ。
長玉は競争率が高いのでサンニッパだけは自前で持っていき、広角と中望遠は借りようという作戦だった。

今年は参加を決めるのが少し遅かったため、飛行機は少し割高。しかも帰りは中途半端な時間しかとれなかった。
しかし、機内持ち込みの機材もあるのではじめて「クラスJ」なるものに乗ってみた。
でもこれ、足下広いのはいいがシートの形が悪い上に中途半端に背もたれが倒れているので腰が痛くなる事が判明。(^_^;
まあ、手荷物がゆったりとしまえるのはメリットだけどね。
後方の狭い席だと客層的にも土産やらなにやらで手荷物山盛りの人が多いので、収納スペースの確保が大変なのだ。(苦笑)

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まあ、そんなわけで金曜の朝の便で帯広へ。当然、金曜日はお休みをもらったわけだ。
機内には昨年一緒に撮影した方がちらほら・・・(苦笑)

集合はお昼なのでその前にお約束な豚丼

buta

おばちゃんが大盛りにする?と訊くのでつい頷いてしまったら、ご飯だけでどんぶりの縁すれすれまで入っていた。(^_^;
さすがに食い切れなかったよ。(爆)

心配していた台風はさっさと通り過ぎてくれたので快晴。(^^)v

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初日はお昼に集合し、ブリーフィングと夕方からの撮影。
まずは受付を済ませ、撮影機材を貸していただく。
今回は1DXを貸してくれたが、ボディは自分のを使うためそれは返却。
レンズは70-200F4を貸してくれたが、どうせなら使ったことの無いレンズと言うことで、
70-300mmF4.5-5.6
を借りることにした。
このレンズ、焦点距離的にはすごく使いやすそうでいいのだが、伸び縮みするレンズって防塵防滴性能に不安があるので手を出しかねていたのだ。
まあ、何はともあれ体験してみないとね。

それと今回是非借りてみたかった
16-35mmF4
を借りることができた。(^_^)v

lens

それなりに目当てのレンズを借りることはできたが、やはり自前の70-200f2.8は持ってきた方が良かったかなと少しだけ後悔。(^^;) 

ひとしきり、小林直樹カメラマンからのレクチャーやスタッフからの注意事項を訊いたあとでスタート会場へ。

昨年はラリーがどういう段取りで始まるのかもわからず、しかもSS1の途中からは真っ暗で移動用の車まで戻ることすら不安に思った。(苦笑)

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今年は進行段取りもわかっているし、暗いのも知っていたので小さなヘッドライトも持ってきたので問題なし。

ラリーショー:スタート前のお祭りみたいなもの。ファンサービス。

nobori

sizuru

rina

show

セレモニアルスタート:お立ち台から一台ずつパレードスタート。これもファンサービス。

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SS1:最初のスペシャルステージ。最初の数台はまだ明るさが残る中でのスタートとなるが、途中からは真っ暗になる。

こんな段取りだ。
昨年は進行もわからなければ、SS1がどこを走るのか、どこで観る(撮る)事ができるのかすらわからなくオロオロしたっけ。(^_^;
しかし、とっぷりと日が暮れたSS1のカットはまともなものは無かったなぁ。orz
来年はセレモニアルスタートは途中で切り上げて、撮影場所の確保をしたほうがいいかもしれない。

19時すぎまで撮影し、その後、駅前まで移動してそのまま解散。

2日目はガチで撮影する日。(^_^;

朝6時半集合だ。眠いが移動はバスで送迎してくれるのでそこで休息すればいい。
その移動中のバスの中で、発売前の
EOS7Dマーク2
を少しだけいじらせてもらった。
そのインプレッションはこちら。


今年はまずは陸別サーキットに行き、撮影開始。

前にBS朝日でやっていた「フォト・ラバーズ」という番組があったがおそらく同じような番組なのだろう、今回は小林カメラマンへの密着取材と言うことでTVクルーが来ていた。
そして、Jスポーツも同様に取材と言うことで撮影クルーとMCの栗田嬢も来た。(*^_^*)
普段から他人を撮るのには慣れていても自分が撮られるのにはまるで慣れていないのでカメラを向けられるとつい視線をそらして後ずさりしてしまう。(爆)

それはともかく、撮影開始。
昨年の経験を活かしつつ撮っていくがやはりラリー初心者としては今ひとつ決まらない。(^_^;

周りの参加者の動きを参考にしながら、ヨロヨロと撮影していく。(苦笑)

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ここで借りたレンズのインプレッション。

まずは70-300mmF4.5-5.6
悪くないがAF少し遅い気がする。特に連写すると途中でピントが抜けたり、とらえ初め始めが遅かったり。。
ちなみにAFがかなり速い70-200mmF2.8IS(旧型)との比較なので少々辛口であることは断っておく。
但し、レンズがコンパクトで軽いのは実にいい。1日中持ち歩いても全然疲れない.(^_^)v
描写も悪くないみたい(じつはこういうのよくわからんのだが。)
フードがロックボタン付きでないのはやっぱり×
それと伸長タイプのズームというのもやっぱり使いにくいかな。流し撮りの時に安定させるためにフードを持つのでちょっとひねってしまうとすぐにフードが外れそうになるし、前後に力を加えるとズームがというか焦点距離が変わってしまうのでホールドするのに気を遣う。
それにF値が焦点距離で変わるのもいただけない。
テレ端が300mmまで伸びるのはすごく魅力だけどね。
300mmまでの焦点距離さえ諦めるならば、70-200F4の方がさらに軽いし、使いやすいかも。

旧型とは言え、70-200mmF2.8ISを持っているので特に購買意欲は沸かなかった。

お次は、今年発売された16-35mmF4。
このレンズはいい(気がする)
17-40mmF4を持っているのでそれとの比較になるが、描写も周辺までシャープ(なような気がする)
くどいようだがこういうのはよくわからんのだ。(爆)
17-40よりもひとまわり大きくなって長さも長くなっているのがいまいちだが、広角での流し撮りを前提に考えると、むしろ少し長いおかげで振りを安定させやすい(気がする)
欲しいがいかんせん実勢価格が高い! 
17-40の2倍っ!!

結論。。。
17-40でガマンだな。
(´ー`)┌フッ


途中、トラブル車両のために、SSがキャンセルスルーになったりと、フルで撮影出来なかった点もあるが、まあこれもラリーのうち。仕方ない。
数少ないチャンスを如何にものにするかという点はぐるぐる回ってきてくれるサーキットレースとは違う緊張感を楽しめるのだ。(^_^)v

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なんだかんだで夕暮れまで撮影し、ブリーフィングの場所まで戻って機材の返却と、撮ったカットをプリントして小林カメラマンに講評してもらったり・・・

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2回目の参加と言うことで昨年よりは顔を覚えた方も増えた。
名前を覚えるのが苦手なので、顔と名前・・・はまだまだだが。(苦笑)

晩ご飯のお弁当に小さいおそばも出してくれた。北海道で食べるおそばのおつゆって少し甘い。そういえば、きつねどん兵衛も甘かった。これはなんの味だろう。いりこだしの甘さとは少し違う。

ま、なんにしてもお天気にも恵まれ、楽しめたので良かった。
日曜日もラリーは続くのだが、撮影してから遅い時間の飛行で・・・という感じで頑張ってしまうと疲れが残るので日曜日はおとなしく羽田に向かって帰るだけにした。

午後の早い時間の飛行機にしていたのでお昼時まで帯広周辺をぶらぶらし、早めのお昼ご飯で今年の北海道を締めくくった。

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羽田の着陸前に房総半島をぐるぐる旋回したため、はじめて上空からのアクアラインや海ほたる、通気塔を見た。

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なんだかんだで午後6時には帰宅。

洗濯物をやっつけて、撮影機材もしまったら、今回のツアーは無事終了。

あー楽しかった。

現地でお世話になった皆さん、ありがとー。
また来年も行くと思うのでよろしくーっ!!

画像の整理は後回しにして、ご飯を食べたらさっさとネタのは言うまでもない。
(´ー`)┌フッ