芸術ってなんでしょ???
このきわめてファジーなテーマに振り回されているひとってけっこう居る気がする。。。。
趣味ではじめた写真からつながって、グループ展なんぞにもぽつぽつと出すようになるといろんなひとに出会うようになる。
そしてその人達がいろんな情報を拾ってくるので、特に積極的に集めなくてもいろんな「アート」の話に触れる機会が増えてきた。
そんな中で、たとえばヌードがエロなのか芸術なのか、なんていう古典的な議論はおいておくとしても、あまりにグロいものだったり、あからさまなものを
これだって立派な芸術ですっ!!
と声を荒げたり、もめ事を起こすのを見ると正直首をかしげたくなる。
たとえば、少し前に自分の性器の3Dデータを配布したとしてニュースになった漫画家(だったっけ?)とかは、オイラの倫理観からするとアウトとなる。
逮捕されたと言うこと自体は行き過ぎた規制だと思うが、そもそもそうしたものを配布することに正直疑問は感じる。
ごく限られた人でかつそれを望んだ人への配布だったのならば、ぎりぎりセーフではあるのだが。
まあ、ぶっちゃけこのあたりはおいら自身も整理が付いてない部分もあり、明確な境界線がないってのが正直なところだ。
ただし、そういう奇をてらうようなものでは無くて多くの人がおおっなるほど!とうなるようなものがアートなんじゃ無いのかな?と思う。
もちろん、すぐには理解されないものがたくさん存在することだって知っているつもりだが、個人的な想いとしてはそういうのは芸術活動では無く、レジスタンス活動なのでは無いかと思うのだ。
ただ単に自分の思いとすれ違う現代に対して抗っているだけに思える。
まあ、他人に迷惑をかけなければ好きにすれば良いじゃんと言う思いもオイラの中にあるんだけど、見たくも無いものを見せられて、
これが最先端の芸術ですっ!!
あなたこれが理解できないのっ?!
というノリだけは勘弁して欲しいものだ。
ポップな絵画だってオイラにはただの落書きにしか見えなかったりすることもあるんだから。(爆)
だから、もしもそういう展開になったときにはオイラは素直に、
はいっ!!
わっかりまっせんっ!!
と答えようと思う。
だってほら、オイラ右脳を使えないから。
左脳派技術系カメラマンがゲージツを理解しようとしたって無理無理。(爆)