消化器というか消化剤にもいろいろあるようだが、割と知られるもののひとつとして
二酸化炭素(CO2)
を使ったものがある。特に電気火災用として使われることが多いらしい。工業設備用としてはハロンガスを使用するものもある。
要するに不活性ガスを使うと言うことだ。
こんなニュースを見た。
http://response.jp/article/2014/09/11/232193.html
良いね。
こういう発想と技術はすばらしい。特に消化剤そのものを作り出しながら使えるようにするという発想がすばらしい。不測の事態に備えるためのものほど、あらゆる状況を想定すべきだろう。
こうしたものとは一線を画すが、コストとか社会インフラの問題でいっこうに普及が進まない電気自動車やその派生とも言える燃料電池車もここまで踏み込まないと本当の普及はないのだろうなぁとふと思ってしまった。。
電池をつんでモーターで走るだけのEV(電気自動車)は所詮、充電スタンドという社会インフラが整備されない限り、根本的な課題を内在したままとなる。
燃料電池車も結局は同じだ。電池性能に限界があり、一回の充電で走れる距離がまだまだ実用性に乏しいため、可搬性のある燃料を使って電気を生み出そうというのが燃料電池車だ。
ハイブリッドと違うのは、エンジンを使うと必ず二酸化炭素(CO2)を排出してしまうのに対し、燃料電池では水(H2O)しか出さないから環境に優しいという理屈なのだ。
ただし、現在の主流になりつつある(らしい)水素を直接燃料電池に供給する方式だってスタンドのインフラが整備されない限り、ホントの意味での普及はありえない点は、電気自動車と同じだ。
ソーラーパネルの性能が飛躍的に向上して自動車のルーフにつけたソーラーパネルで発電して走るのに十分な電気を生み出せれば良いのだが残念ながらまだそこまでのものは無い。
たしか鉄腕DASHという番組でソーラーパネルをつけた車で全国を争覇するという企画があったけどね・・・・