日経BPに掲載されている記事でどうにも気に入らないのがある。
日野 三十四さんという方の半生を振り返った記事だ。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140622/360320/?ST=DM&n_cid=nbptec_tecdml
この方はマツダでロータリーエンジンの開発に長い間携わった後、今はコンサルタント系の会社を興したそうだ。
オイラが気に入らないのはマツダで働いていた当時の記述の仕方。
ロータリーエンジンのマツダにおける開発やその後、排ガス規制の波にもまれた過程などは、オイラもエンジンオタクの端くれとして雑誌などでそれなりに知っているつもりだ。だから記述内容が正しいとか間違っているなどと言うつもりはない。
ただ、筆者である日野氏が担当者から後に責任ある立場に変わっていく過程に於いて、すべて自分は正しかったが会社がそうさせてくれなかった、的な書き方をしているのが非常に不愉快である。
この記事以外ではこの筆者のことを知らないのだが、なんだかなーって印象をぬぐいきれない。自らを正当化し、自分が今やっていることの有意性を誇張するために、他者の名誉をおとしめているように読めてしまうからだ。
う~ん。なんだかなぁ。
おれ、嫌いだ。こういう文章を書く人。