写真を趣味としてけっこうマジメに?撮るようになってからすでに10年くらいは経ったと思う。
最近ではひょんなきっかけから友人たちが運営するグループ写真展へ出展することもある。
その際に、
アーティスト
とか
作家
という表現で出展者が紹介されることが多い。
そんなときにいつも思うのだが、オイラはいつの間に「アーティスト」になったのだろう。
おそらくそんな小洒落た名前で呼ばれる存在には一生かかってもなることは無いはずだ。
最近、日経に掲載されている「こころの玉手箱」という記事で写真家の立木義浩さんが奇しくも
自分はアーティストではなくて職人だと思っていた
と書いていた。
もちろん、オイラの感じる違和感とは次元も質も全然レベルが違うとは思うが思わずふーんと頷いてしまった。
ちなみに作家という呼ばれ方にも少々抵抗がある。
別にどちらへも反発しているわけでは無い。ただ、己を表す表現としてあまり的確では無いと感じているだけだ。
前述の立木カメラマンが感じている違和感はプロとしての意識、プライドから来るものなのだろうが、オイラに当てはめるととこんな言葉になる。
謙遜、謙虚、恥じらい、照れ・・・
神に誓って言うがオイラは間違ってもゲージツ家と呼ばれるタイプの人間では無いのだ。(^_^;
典型的な左脳派技術系カメラマンだからだ。(爆)
ついでにもう一つ言うと、その昔はカメラマンという言葉を自分自身に対して使う(使われる)ことにも抵抗があった。
だが、プロカメラマン、アマチュアカメラマンという言葉がごく普通に使われており、市民権も得ている今、あえて拒絶することも無いと思うようになった。
だからオイラはアマチュアカメラマンではあるが、アーティストではないし、作家でもない。
そこんとこ、よろしく。(´ー`)┌フッ
他人がどうしようが知ったことではないし、ひとに迷惑をかけるわけでも無いのでとがめる気も無いが、自分自身を
アーティスト
と呼べるひとってすごいと思う。
もちろん、写真にしても絵画にしてもそれで飯を食っているひとはそのように自称することはごく当然だとは思う。だが、趣味のレベルでやっているひとがそう言うにはある一定以上の水準であって欲しいという思い込みがある。
なんか仲間内のなれ合いみたいな、生ぬるい環境で褒めて、褒められて・・・・みたいな関係の中で
自分はアーティストですから・・・
とか言われちゃうと正直聴いているほうが恥ずかしくなっちゃうんだよね。
自信家というか、天井知らずの自惚れなのかなーなんて思っちゃうのだ。
仲間うち以外の人からも評価されるくらいのレベルであって欲しいし、あるべきだと思っている。
これはオイラが言葉のイメージに対してハードルをあげすぎているんだろうか????
まあ、人それぞれだから各自が自分でしっくり来るのであればなんと自称しようが自由ではあるとはおもう。
だが、写真つながりでFBの友人が増えてくると、多くの人がアーティストでありたい、表現者でありたいともがいている姿を目の当たりにする機会が増える。もちろん、プロとしてあるいはプロを目指している人はそれでいいと思うけど、普通のアマチュアまでもがそうしなきゃイケないような焦燥感に駆られてかけずり回っている。いや、引きずられていると言ったほうがいいか・・・・
それが少しだけ気にかかる。
特に若い人ほどそうした焦りに身を焦がしている傾向が強い。
少し前に「ツイッターは垂れ流しで散発的な情報、しかも、ショートセンテンスで伝わってくるものはごく限られたものだけなのであまり見ない」と書いた。
http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-11915635834.html
だが、友人が増えてくるとFBも結局は同じなんだな。
当たり前なんだけどそれに気づいた。以前のミクシーもそうだった。
大昔のニフティサーブではフォーラムとかパティオと言ってある程度の共通目的とか認識があるグループ分けがされていたが、今のツイッターやFBでは、(もちろんそうしたグループを作ってその中でのやりとりは可能だが、)友人のアクティビティーが単に時系列で並んでしまうため、結局情報が整理されないまま垂れ流しになる点がつかれるかなぁ。
しかもその「情報」だって玉石混淆だからなおさらだ。
ま、オイラだって自分が遊んでいるときなどは、楽しい楽しいでくだらないことをバンバン垂れ流してしまうけど、日常生活に戻って、夜寝る前に開くだけ・・・みたいなリズムだと情報があふれていて疲れる。
ま、お互い様なんだけどね。
結局のところ、オイラの場合は自分の自己満足、頭の体操のためにやっているこの与太話がいちばん適した手法ということになるようだ。
自己中心的に勝手なことを書き飛ばしていけるし、訳のわからんコメントとかは無条件に削除すれば良いだけだから。(爆)
もっとも最近はまともなコメントはほとんどつかない。そのくせ、自分のサイトに誘導しようとしている怪しげな連中のコメントが相変わらず頻繁につく。
いちいち削除するのめんどくせーんだよな。ムカツク-。(爆)