科学の力 | 木馬の四方山ばなし

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第2次世界大戦を終結に導いた、いや、少なくとも我が国に終戦をもたらした原子爆弾

半世紀以上前にすでに実用化されたこの兵器の破壊力は今更オイラが言うまでもない。しかしいまではもっと恐ろしい兵器が山ほどある。
それに比べると、小型のミサイルなんて・・・・と正直思っていた。ハリウッド映画の中でのドンパチで見るくらいなので、その威力も核弾頭でも積まない限りは所詮・・・・

・・・・なんて言うのは完全に認識不足だったことを思い知らされた。
マレーシア機を撃墜したと言われる自走式の車両に搭載されたミサイル地対空ミサイルというそうだが、あれが高度3万mまでの飛行物体を射程に入れられると言うから驚きだ。
通常、旅客機は高度1万m付近を巡航する。今回の事件もその高度を飛行中に撃墜されたという。旅客機の対地速度は600~700km/hくらいらしいが、高度1万mをその速度で飛行中のものに命中されられるということが恐ろしく思える。

「北」が年中飛ばしては日本海に落ちているミサイルでさえ、本気で照準を合わせれば韓国や日本の大都市をかなり正確に狙えると言うことなのだろう。
今更なにをか況んやではあるが、やはり科学の力を軍事転用することの恐ろしさを実感する。

科学と平和

決して二律背反ではないと思うのは現実を知らなすぎるのだろうか・・・