スキー、スノーボードでは10代や20代前半の選手がワールドカップレベルで活躍する種目は
フリースタイル系
が多い。
特にハーフパイプ種目
跳んだりはねたりで技の難易度や華麗さを競うものだ。
スキークロスやスノーボードクロスで頑張っている若い選手もいる。
ノルディックでも女子ジャンプの高梨選手の活躍は引き合いに出すまでも無いだろう。
しかし、アルペン競技では頑張っている選手はいるものの残念ながら、世界レベルで結果を出すには至っていない。
アルペンのスラロームで湯浅が年末のワールドカップで3位に入ったのが久しぶりの成績である。
世界レベルに手が届きそうな若い世代がいるという話はまったく聞こえてこない。
残念ながらそれが実情なのだろう。
スキーの世界選手権やワールドカップの放映で解説に出てくるのは、
男子競技なら、千葉信哉、岡部徹也、木村公宣
女子競技に至っては川端絵美
あたりがいまだに出てくるのを見るといかに若い世代が育っていないかがよくわかる。
ヽ(´ー`)ノ ハア
そんななかふと思った。
昔は、アルペンと対比されるフリースタイルには
モーグル
エアリアル
バレエスキー
という3種目があった。
今でもモーグルは存在するが、エアリアルやバレエスキーはほとんど見なくなった。世界的に見てもエアリアルやバレエは競技人口が増えなかったのだろうか?
まあ、オリンピックだって今や競技人口や人気で採用種目から外される時代だ。
いや、もっと端的に言えば、オーガナイザーやマスコミにとって金になるかどうかが分かれ目なのだろう。
競技エリアが広範囲にわたるアルペン競技よりも、ハーフパイプやジャンプ競技のように定点観察的な放映が出来る方がテレビ放映もしやすいし、スポンサーもつきやすいと言うことなのだろう。
いかにもアメリカンな感じがする跳んだりはねたりというのはイマイチ興味がわかないオイラは古いタイプの人間なのかもしれないが。(^^;)