九州の我が家周辺はもちろん豚骨ラーメンの文化圏である。
但し、うどんそばに限ると、基本はうどん文化だ。
しかし、九州でも「蕎麦屋」としてのれんを出している店は少なくは無い。
そうしたちゃんとした蕎麦屋にはまだ入ったことは無いのでレベルは不明だが、そばは基本的に土地がやせている場所で取れるものらしいのでそうした地域があっても不思議では無い。
先週末の島根からの帰路。
高速のサービスエリアの軽食コーナーで天ぷらうどんを食べた。島根県から広島に入ってすぐのところだ。
うどんはいわゆる関西風の鰹だし。
美味しい。(^_^)v
食べながら壁に貼りだしてあるメニューなどを見ていたら、
出雲そば 対 尾道ラーメン
というポスターがあった。
そうだよな。島根県と言えば日本海側には出雲があり
出雲そば
の名前くらいは知っている。
瀬戸内側に行けば尾道が有り
尾道ラーメン
となる。
四国に渡ると当然
うどん
だ。
なるほど、南北に簡単に移動出来る今なら近いものだが、中国山脈や瀬戸内海に隔てられたそれぞれの地域ではぐくまれた食文化が、距離の割に違っていても不思議は無い。
泊まった宿での豪華な海の幸の食事でもざるそばがでた。
めんつゆは関東人のオイラにも違和感の無い、醤油ベースの甘辛いものだった。
島根、というか出雲のそば文化は案外、関東のそばとにているのかな・・・・???
ちなみに今回の宿。
ホテルとはおこがましいほどのボロだという話はすでに書いた。
オイラはあんまり気にしないが排水孔のニオイがしたり、壁に凹みが有ったり、女将さんが敷いてくれた布団にかかっているシーツにはいくつも穴が空いていたり。(^^;)
鏡台にはシールか何かをはがした跡もある。
クマのかお・・・????
ダメな人には100%だめ出しをされるレベルの宿と言えるだろう。(苦笑)
そこかしこにかつての栄華を忍ばせる置物などはあるんだけどね。(^^;)
部屋に取り付けられている不釣り合いなほど真新しいエアコンが物悲しかった。
温泉は
美人の湯
というらしいが、いわゆるアルカリ泉で少しつるつるする泉質。少しぬるいのが今ひとつ。
それから既報の神話の語り部のご主人だが、語り部風のしゃべり方をするのは良いのだが、それがややもすると、慇懃無礼とはいかないなでも、なんか押しつけがましくて正直ちょっと不快だったかなぁ。
まあ、岡山には何度か行ったことはあるが、岡山以西の本州は初めての体験なのでおもしろい。
中国地方もそうだし、九州内も初めて体験がどこに行っても出来そうなので楽しみだ。
スキーシーズンが終わったらバイクで土日泊まりがけでいろんなところに行ってみようと思う。(^_^)v
