週末は島根県のスキー場で草レースに出てきた。
連戦である。
土曜日の結果については既報だ。
そして本来、開催予定だったバーンは1週間前に積雪が無くなり、クローズとなったので、積雪がちゃんとある方のバーンで開催したのも既報である。
但し、実に狭いコースで旗門が本当に見づらいセットだった。
そんなわけで土曜のレースでは晴天にもかかわらず、旗門不通過が続出。
ジュニアクラスに至っては半数が不通過。コースマーカーをちゃんとうっていなかったからだ。
ちなみに大人のクラスでも旗門が見えづらいため、DQ(Do'nt Qualify=旗門不通過)が続出。
オイラのでたじじいクラスでも完走9名、DQ4名という有様。
日曜日のレースでは前日の反省なのか、ゴール前の旗門が見えづらいエリアは比較的まっすぐとなり、且つ、マーカーがほぼ全コースに渡り、導入された。
また旗門数も若干増やされたが、これはどちらかというと悪天候による視界不良に備えたセットと言うべきだろう。
日曜のレースはスキー場主催と言うことで土曜の試合の約2倍の参加者が集まった。
エントリー数で言うと303名と言うことだった。そのうちの半数弱にあたる120名以上がジュニアではある。
ちなみにジュニア選手が多く盛んなのは結構だが、表彰式などで騒ぐ子供が多すぎる。元気がいいを少し通り越している印象有り。親がもう少し注意すべきだと思うんだが。(^^;)
日曜日は、土曜日の暑すぎるくらいの晴天から打って変わり、朝からなんとなくどんより。
予報では午前中は60%の降水確率。午後ゆっくりと回復に向かうとのことだった。
アメダスレーダー情報で雲の動きを見る限り、予報どおりに寒冷前線の動きと同期するように雨雲が発生して近づいている。
午前8時前には空一面がどんよりとした雲に覆われた。黄砂の影響もあるのだろうか、日の光が少なく、まるで夕方のような暗さだ。
風が強くリフトやゴンドラの運休が心配されるレベル。
受付をすませてビブをもらい、軽くフリーをしようとリフトに乗ると2本目の時についに雨が降り始めた。orz
いったんレストハウスに逃げ込んでカッパを着込んでフル装備。午前9時の開会式&インスペクションの時には結構な雨に加えて霧が深くなっており、ナイター照明まで点きだした。(苦笑)
普通ならまともなレースが出来るコンディションでは無いのだが、主催者にしてみればおいそれと中止には出来ないのだろう。
真っ白な視界のなか、子供クラスからレースがスタートした。
オイラはじじいクラスなので一般男子としては早めのスタート。100番台の中盤のビブナンバー。
南国移住後、初めてつける大きい番号のビブだ。(^^;)
だが、関東での試合では100番台ですら貴重で、下手をすれば200番台だったことを思えばマシな方だろう。
しかし、ビブナンバー以前に天候が大問題だ。
朝イチの強風から、寒冷前線の通過に伴い、雨&霧による視界不良&強風(吹き上げ)に変わってきた。
オイラのスタートの時は、止まっていて目をこらせば次の旗門がやっとおぼろげに見える程度。
滑りながら次の旗門を視認するのはほとんど無理。インスペクションの時の記憶だけをたよりに探るような滑りとなった。
比較的トラップの無いまっすぐなセットなのはおぼえていたので勘頼みで滑り出したのいいが、案の定、コース幅が極端に狭いところでネットに向かっていってしまい、危うくコース外に転落するところだった。(^^;)
オイラはと言えば何とかコース内に踏みとどまったものの、惨憺たるタイムで案の定、二日連続の表彰台は逃してしまった。
不完全燃焼もいいところである。(苦笑)
自分の試合が終わったあとは知り合いがまだ何人か残っていたが、先に降りることにした。
全身ぬれた上に前線通過後、急激に気温が下がったことも有り、ガタガタ震えが来ていたからだ。ゴンドラで駐車場に降りてもまだ雨が残っていたが、乾いた服に着替えてお昼ご飯用に宿で作ってもらったおにぎりをほおばったらだいぶ落ち着いた。スキーをきれいに洗って仕舞い、いつでも帰れるようにしておいた。
その頃、上部ゲレンデではさらに状況は悪くなり、ビブナンバー220くらいからあとはついに視界不良でノーレースとなってしまった。
だから、一般男子はじじいクラスのみがレース成立。それ以下のクラスはすべてノーレース。
もっともかろうじて成立とは言うが、オイラのクラスは19名がエントリーしていたが、6名がDS(不出場)、7名がDQ(旗門不通過)であり、完走はたったの6名だけだった。
コンディションのひどさがわかろうというものだ。まともなレースとは言い難い。
ま、無事で何よりって事で。(苦笑)
ま、島根県は遠いが距離の割には移動時間はさほどでも無く十分活動エリアとしてOKだと言うことが検証出来たのだけは良かったと言える。
それに本来予定していたバーンでの試合なら1分を超える程度のレースになるらしいので、来年に期待したいと思う。