古巣の競技スキークラブ。
なんだかんだで約10年間世話になった。
その中でも中心となって活動を支えていた仲間がスキーから引退したらしい。
以前、大けがをしたときにいちどそんなことを言いだした時期があった。
しかし、その後は普通に滑っていたので
やっぱり好きなことはそう簡単にはやめられないんだなぁ
と思っていた。
今年の夏にオイラの送別会を開いてくれたときに、なんとなく違和感を感じていた。ある意味そんな予感がしていた気がする。
その後、いざ、転勤&転居となり、自分のことで精一杯だったのだが、ふと古巣の練習会の幹事役にやつの名前が無いことに気づいたのは年が明けてから。
あ、やはりついにスキーから卒業したのかなぁ。。
漠然とそう思っていたが、やつのブログを読み直したところ、10月前後にスキーをキッパリやめる旨が書いてあった。
わかっていたつもりだが、なんだか心の中にぽっかり穴が開いてしまったような気分である。
そうは言ってもひとそれぞれ、事情もあるだろうし、いろいろ思うところもあるのだろう。他人がとやかく言うべきことではない。
ただ、自分自身が仲間たちと遠く離れてしまったことも有り、寂しい気持ちは強い。
しかし、それも時間と共に薄れてしまうのかな・・・
新しい環境での新しい仲間たちも増えているなかで、いま感じている喪失感にも似た感情もやがては忘れてしまうのかもしれない。
だが、やつも含めたすべての仲間に対する感謝の気持ちだけは忘れないようにしたいと思う。