今更ではあるがちょうど1年ほど前。
昨年の年末に10年ぶりに海外出張に行って来た。海外に久しぶりに出ると見聞きするものすべてがいろいろと刺激があっておもしろい。
その国ごとの文化や言語の違い。
人々の習慣や食べ物なんかは興味をそそる最たるものだ。
その点、今回行ったタイは比較的日本人にはなじみやすい国だと思う。
まずは歴史的に日本と対立したことが無いため、対日感情がいいこと。そして仏教国と言うこともあり、日本人のメンタリティとかなり近いものがある。
恥の文化、感謝の気持ちなどはほぼ同じだろう。むしろ信心深い分、日本人よりもよっぽど心はきれいな人が多いかもしれない。
食べ物にしても、何はともあれ、主食がお米という点は同じ。様々な香辛料を使って、味付けがかなり甘辛い(+酸っぱい)ものが多い点が最大の相違点だが、選択を間違えなければ、とてつもなく辛い思いはしなくて済む。とにかく、食べられないほどまずいものはまず無いと言っていい。
かつて、頻繁に海外出張をしていた時期があるがあまりアジアには行かなかった。
唯一はマレーシア。クアラルンプールには何度か行った。それ以外は、10年くらい前にタイに1度だけ行ったくらい。今回のバンコク訪問はそれ以来だ。
欧米の華やかさ、歴史の重みとは全く異次元の華やかさと深さを感じさせてくれるのがおもしろい。
それにタイの人はみな愛想がいい。
言葉のイントネーションの影響もあると思うが、女性が鼻から抜けるタイ語で、まぁ~というような語尾の長い言葉を話すとかわいらしく聞こえるのがおもしろい。
日本で京都弁の女性の魅力が1割増し(当社比)になるのと同じだ。(爆)
男性も皆愛想が良く、屈託の無い笑顔にはこちらもつい警戒心を解いてしまう。もちろん、中には油断なら無い人もいるらしいが、基本的にみな善人である。
日本人が失ってしまった、思いやりとか気遣いの気持ちを持っている点がうらやましい。
そうそう、海外と比べると地元の人に怒られそうだが、東京生まれ、東京育ちのおいらにとっては南国も相当な異国の地ではある。(^^;)
ま、今はテレビやインターネット、そして物流のおかげで情報もものも全国共通化しているおかげで、あまり違和感は感じなくて済んでいるけどね。
むしろ、自然は豊かだし、人心穏やかな土地柄で住み心地は結構良い。(^_^)v