充放電バランス | 木馬の四方山ばなし

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少し前に安物時計に見切りをつけて、カシオのプロトレックという腕時計を買った。

http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-11354698315.html

タフソーラーシステムというのを搭載しており、電池交換いらずという触れ込みだった。

購入後、自分で各部の設定をして、オートライト(夜、腕を傾けただけでバックライトが自動点灯する)をONにして、点灯時間も最長の3秒にした。正時には「ぴぴっ」とアラームも鳴るようにしておいた。

おもしろがっていろんな測定機能を使いまくったというのも一因かもしれないが、使い始めて1週間ほどでバッテリー残量が
H→M
となり、その後数日して、残量不足で時計機能がスリープ状態になった。(^^;) 

おいおい、普通に使っているだけだぜ・・・・
充放電バランスはそんなに危うい設定なのか・・・???


かなり焦った。

しかし、その後、正時のアラームは止め、オートライトはオンのままではあるものの点灯時間をデフォルトの1.5秒にして見たところ、2週間ほど使っているうちに、残量系は
H (フル充電)
を示すようになった。(^_^)v

おもしろがっていろいろいじっていた頃に比べるとだいぶ落ち着き、本来の腕時計として時間確認するくらいになったため、充放電バランスが正常な領域になったのかもしれない。
いろんな計測機能やバックライトにかなりの電池を消耗するのは想像に難くない。

ま、そんなわけで無事に普段使いとしてその性能を発揮し始めてくれた。

この時計、結構気に入っている。
なんと言っても時を刻む能力に対する信頼性が高いことがすばらしい。電波時計なんだから当たり前と言ってしまえばそれまでなんだが・・・・

約10年にわたって使っていた
オメガ・シーマスター・プロフェッショナル

所有欲を満たすと言う意味ではなかなかよかった。美術品、芸術品とまでは言わないが持っていることに喜びを感じられる時計だった。
但し、決定的に欠落していたのが、時を刻む能力に対する信頼性だ。(苦笑)

きちんと動いているときでさえ、
およその時間がわかるブレスレット
という割り切りが必要だったが、ムーブメントのメンテナンスをしなかったがゆえに末期は、まともに時を刻むことすら放棄してしまったっけ。(^^;) 

それに比べるとプロトレックは、時計本来の機能に忠実である。(^^;) 

強いて難点を探すならば、バンドのコマが大きめで長さの微調整が効かないのがいまいちというところだ。
オメガのバンドにはハーフサイズが2コマほど入っており、微調整がやりやすかったのに比べるとこの点だけは見劣りがする。

金属ベルトの場合、夏、冬ではバンドの余裕の好みが変わる。
湿気が多く暑い時期はバンドが腕にまとわりつくのがいやなので少しゆるめがいい。
湿度が低く過ごしやすい時期はバンドと腕の滑りが良くなるのでもう半コマ詰めたくなる。

金属ベルトでは季節ごとに手軽にアジャストするのは現実的では無いため、少しゆるめを要求する夏場にあわせて行くしか無い。
それにあまり詰めてしまうと、手首を曲げたときにバンドを押し広げるように力をかけてしまうことがある。
かつてのオメガはこれの影響がどの程度あったかは不明だが、2度ほどベルトのピンが折れてしまったことがある。

ま、そんなわけで過ごしやすい秋の気候のもと、ゆるゆるのバンドの季節がしばらくの間続きそうだ。(^^;)