この期に及んで・・・ | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

転居まであとちょうど1週間。

そんな時期にもかかわらず、今更のように衝動買いをしてしまった。。。。(^^;) 

だいぶ前に愛用のオメガに見切りをつけてからは、安物時計を愛用してきた。

watch01

バンドの先端を押さえる部分が切れてからは輪ゴムで代用してきた。(爆)

watch02

だが、ついにちゃんとした時計を買うことにしたのだ。
心機一転、南の大地でスザンヌとイチャイチャするのにいつまでも安物時計ではカッコがつかない。バキッ!!☆/(X_X)



機能面での選択条件はそう多くは無い。

・電波時計であること
やっぱり時間が正確というのは時計の命だもんね。。。

・デジタルで数字が大きいもの
今まではアナログ、それもクロノグラフが好きだったんだけど、あれって見映えだけでその機能を使うことはまずないし、なんと言っても最近は視力の衰えが激しいので見やすい方がいいかと・・・・(苦笑)


そして審美的な選択条件は言葉にするとシンプルだが、実は最もむずかしい。
・そこそこ高級感があり、格好いいもの
せっかく買うんだから、それなりのお値段がしてもいいから、所有欲というか満足感のあるものがいい。


カシオのオシアナスというシリーズがずっと前から気になっていたんだが、これはアナログだからこそ、格好いい時計である。
http://oceanus.casio.jp/

かといって今更Gショックというのもねぇ・・・・


そんな感じで、デジタル表示でそこそこ格好いいのを探している中で気に入ったのがプロトレック。
http://protrek.jp/lineup/prestige/#productCol02_1
PRX-2000T-7JF
と言うモデル。

ホントは樹脂または皮バンドの方が手首に直につけるとき、あるいは服の上からつけるときなどで手軽に長さを調整出来て便利なのだが、いまいち高級感がない。
迷った末に金属ベルトモデルを選択した。

しかし近所にはプロトレックを扱うようなお店はない。今更、都内まで出かけて量販店や専門店を探す時間も無い。
なによりも、メンドクサイ。(笑)
そんな手間をかけるくらいなら今の安物でもいいやとつい思ってしまうくらい。

んで、結局、いつもの通販。(^^;) 

実はまだこの時計、実物を見たことないんだけど、まあいいかなと言うことでエイッとばかりに注文した。

ちなみに通販で困るのはベルトのコマ調整。
しかし、今どきはネットで調べればいくらでも解説サイトはあるし、通販で工具セットも売っていたので、こいつもお買いあげ。

tool

ベルト調整はやったことは無いが、それほどむずかしくは無さそうだ。
但し、いきなり本番では無く練習出来ればなぁ・・・・・なんて思って、以前使っていたオメガのベルトの切れ端でも残っていればとさがしてみた。

するととっくに捨てたと思っていたオメガそのものが出てきた。(苦笑)

omega

中のムーブメントが完全に固着しているのか、もはやねじを巻こうがピクリとも動かない。今更オーバーホールにだしたりしたら軽く10万円はかかるだろう。(^^;) 
ここはひとつ、ベルトのコマ調整の練習台になってもらうことにした。(^_^)v

実験君よろしく、試しにやってみると拍子抜けするほどあっけなく出来る。
安いとは言え工具セットなど不要だったと思えるほど。精密ドライバーがあれば何とかなる。(^^;) 

そして今日の午後、届いた。

protrek01

さっそく、取り出して目検討でベルトを詰める量を決めた。
バックルの後ろ側(12時の側)を2コマ、手前側(6時の側)を1コマ詰めれば良さそうだ。

protrek02

練習と同じように作業を開始したのだが、そのとたんにピンを抜くための工具のピン先が曲がって折れた。
は・・・、所詮は安物。。。こんなモノさ。

特に動じることもなく、おもちゃのような工具(治具)には頼ることなく、手作業でピンに打ち抜きピンを当てて小型のハンマーで軽くたたいてみたところ、問題無くコマ抜き出来た。(^^)v

ちなみに受け取って始めて実物を見たのだが、まあ予想の範疇。
理想を言えばもう一回り小さい方が良いのだが、それもまた許容範囲だ。(^^)v

オメガ・シーマスター・プロフェッショナルはステンレスモデルだったし、何よりもアナログの宿命でものすごく重かった。
今度のプロトレックはチタンベルトの恩恵もあり、驚くほど軽く、安物の時計から付け替えてもさほど違和感なし。

タフソーラーのおかげで電池交換の心配なく、永遠に動くのだ。たとえオイラがどこかでのたれ死んでも時計だけは時を刻み続ける。
安手の推理小説にあるようにオイラの死亡推定時刻を示すような気の利いたことはしてくれそうもない。(爆)

今回、実験君になり、こんどこそその寿命を全うしたオメガは燃えないゴミの袋に投げ込んだのは言うまでも無い。

protrek&seamaster

いろいろと思い出もあるが、動かない時計を飾っておくほどオイラはセンチではないのだ。
(´ー`)┌フッ

始めについていた保護フィルムはすべて引っぺがした。
道具は使ってなんぼ。傷は使い込んだ勲章だ。

今のところ、山登りをするつもりはないのだが、日常生活からバイク、その他、常にオイラの相棒として活躍してくれることだろう。

おまけ・・・・
バンド調整って初めてだったのでちょっとおっかなびっくりだったし、結構値の張る時計を買ったのでうまくいかなかったり、壊したらどうしよう・・・・なんて不安だった。
でも、やってみたらホントに簡単。
これなら、時計職人のいる店で買うのでもない限り、そこいらの時計屋で買う意味は無い。通販で安い店から買うのが正解だ。
時計を集める趣味はないのだが、気分を変えて使い分ける意味でいくつか持っていても良いかなぁ・・・なんて無駄遣いの虫が騒ぎ出している。
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!