ベストカットを求めて・・・ | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

今更だが、2010シーズンのベストカット候補をプリントしたものを繰り返し眺めている。

2009シーズンのベストカットも同じように眺め返すと、セレクトの仕方が少し変化しているのがわかる。
2011シーズンのベストカットも見てはいるが、昨年のカットはそもそもベストと言うにはおこがましいレベルのものが多い。orz
ま、この年はいろいろあってほとんど撮影出来なかったから仕方ない。(苦笑)


まあ、そんなわけで、今、あらためて見直すと2009はまだ、
撮れた
ことに対する執着が強く、絵としての出来映えはいまいちでも、超スローシャッターでよく止まったカットをつい選んでいたり、思い入れのある選手のカットはいまいちでも残してあったりする。

今でもその傾向はあるが、幾分、客観的な視点でセレクトできるようになってきたように思う。
そしてそうした「クールなセレクト」に堪えうるカットをいかに撮れるようになるかが一番の課題ではある。(苦笑)

ちなみに2010シーズンならば15前後のレースイベントで撮影したので、トータル撮影カット数はおそらく2~3万に及ぶはずだ。
その中からはじめに選んだのは40枚弱。
ネットではほとんどをそのまま公開したが、それでも残存率はわずかに
1000分の1
ということになる。。。(^^;) 

1イベントあたりのカット数は、レースによって違うが、だいたい1000~2000という場合がほとんどだ。
すると、一日撮りまくって、1枚残るかどうかという現実・・・・(^^;) 
この数値をナント見るか・・・・(苦笑)

ま、それはさておき、当面の課題としては、人様に見せても恥ずかしくない程度のカット・・・ベスト・オブ・ベストでは無くても、せめてセカンドベストを撮れる確率をもう少し上げておきたい。。。

年間ベストに残るような作品を撮れるかどうかは、いろんな意味で幸運にも恵まれないと撮れないとは思うが、そのときのコンディションで撮れるカットのレベルを多少なりとも底上げしつつ、それを撮れる確率を上げておかないとせっかくのチャンスも逃がすことになっちゃうモンなぁ。

2011シーズンはほとんどレースイベントに行けなかった。数えてみたら、練習走行を1日だけ撮影、というのをカウントしても、わずか6イベント。撮影日数で言えば、2010シーズンの3分の1にも満たない。
2012シーズンはもう一度、初心に返ってアマチュアなりに頑張ろうと思う。。。(^^)v

ワンカットワンカットを集中して撮りたい。何をどう撮りたいのか、だからカメラの設定をこうして、レンズの焦点距離はああして・・・・・きちんと撮影意図を持った上で撮っていかないと、上達は見込めないかなぁ。

ちなみに昨シーズンくらいからの意識の変化としては、
ノートリミングに対するこだわりがかなり薄くなった・・・
事が一番の変化かな。

以前は、トリミングはおろかレタッチするのもなんか潔くない気がしていて、
撮って出し
に妙に固執していた部分がある。
しかし、撮ったカットを数多くながめているうちに、この絵はこんな風にトリミングすれば主題がより簡潔に伝わりやすくなるよな-と考え始めたのだ。

レタッチにしても同様。
写してしまったものを消し込んだり、あるはずが無いものをそこに持ってくると言うのも画像の加工処理としては有りなのだろうが、写真を撮るという行為に於いては、はじめから敗北しているようなものだ。
だから色合いや濃淡をつけるレタッチには抵抗はないが、こうした「加工」するレタッチはやらないことにしている。

そんなわけで最近はトリミングを前提で撮影時の画角を選ぶことすらある。

先日のラグビーではある程度視野を広くしないとプレイを追い切れないため、無理して構図を作らずに中央付近の(やってもせいぜいひとまわり外側まで)のAFポイントを使って撮影するように心がけた。
もちろん、近づいてきてしまえば広くもへったくれもなく、ドアップ以外に撮りようがなかったけどね。(苦笑)

そんな風に撮っていたものの、その時その時の背景にまで気が回りきらず、余計なもの?を写してしまったカットもずいぶんあった。
スタンプツールなどを使えば背景を綺麗にすることも出来るはずだが、やはり撮影時に少しだけ立ち位置をずらせば回避出来たはずであることを思うと、これは反省の意味を込めて、ボツとせざるを得ない。
オイラはストイックなスポーツフォトグラファーなのだ。(^_^)v

さあ、オイラの進むべき、明日はどっちだ!!


おまけ
・・・・部下の披露宴の写真をフォトブックにしてプレゼントしてあげたところ、当人(♂)も喜んでくれたが、自宅に持ち帰ったところ「嫁が感激して大喜びでした」とのこと。よかったよかった。そう言ってもらえるとアルバムにしてあげてよかったと心から思える。(^_^)v