最小絞り | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

しばらく前から気になっているレンズがある。

シグマの120-300mmF2.8レンズ
APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM
http://www.sigma-photo.co.jp/lens/tele/120_300_28_os.htm

手ぶれ補正機能もあるし、なんと言ってもこの焦点距離でF2.8通しはかなり「使える」予感だ。
さらにHPでスペックを見るとインナーフォーカス&インナーズームだからズームの全域でレンズ全長が変わらず、重量バランスも変化しない点がすばらしい。

持ってはいるもののほとんど出番がなくなったキヤノンの100-400レンズを手放してこれを買おうかと真剣に考えたこともある。

但し、シグマの致命的な欠点は
最小絞りがF22まで
であることだ。

モータースポーツ撮影の真骨頂はやはり流し撮りだ。もちろん、「止めのカット」も有りではあるが、流し撮りをしようとするとF22程度の絞りでは晴天時には明るすぎて絞りが追いつかず、シャッター速度を落としきれないのだ。

ちなみにどのくらい絞るかというとこんな感じだ。
真夏の炎天下で最小絞りF32のレンズで撮影する場合、ISO50にしてもシャッター速度を40分の1くらいまで落とすのが精一杯だ。絞りはF29~32で目一杯。場合によってはND2フィルタを入れてもその程度なのだ。
そうなるとF22ではかなり物足りない。

ちなみにキヤノンの17-40mmも使っているが、これが最小絞り値がF22である。これを使って「流す」時はNDフィルターが必須となる。いつもND2、4、8を持ち歩くがほとんどの場合、4ないし8を装着してしまう。こうなるとオートフォーカスはまともに働かないので「置きピン」で撮るしかないのだが。(苦笑)

先日、友人から譲り受けた
EF300mm F2.8L IS USM
今や型落ちとなってしまったが、その性能には定評があるレンズだ。ズームレンズの便利さはないが、それ以上に単焦点の良さが際立つ。そしてこちらは最小絞りF32である。

http://cweb.canon.jp/pls/webcc/WC_SHOW_CONTENTS.EdtDsp?i_tx_qasearch_url=http%3A//search5.canon.jp/ja_all/search.x%3Fq%3DEF300mm+F2.8L+IS+USM%26ie%3Dutf8%26pid%3D4NK-l66MYRuumtn74-444Q..%26qid%3D-hIlU21RWmc.%26page%3D1%26i_cd_pr_catg%3D%26i_cd_pr%3D%26qa_search_category%3D%26i_cd_transition%3D1&i_cd_pr_catg=&i_tx_contents_dir=/e-support/faq/answer/eosd/&i_tx_contents_file=60661-1.html&i_fl_edit=1&i_tx_search_pr_name=&i_cl_form=03&i_cd_qasearch=Q000060661&i_tx_keyword=EF300mm+F2.8L+IS+USM&i_cd_pr=&i_cd_transition=1

まあ、そんなわけで結局、サンニッパに落ち着いたというお話さ。(´ー`)┌フッ

今週末の筑波で使ってみたい気もするが、さすがに松葉杖をついたまま、ゴーヨンとサンニッパを抱えて歩くのは無理というものだろう。(爆)

撮影も脚もリハビリなのでまずはゴーヨン1本で遊んでくる感じだな。(^^)v