遠い記憶と映画のワンシーン | 木馬の四方山ばなし

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イタリアの豪華客船の座礁、転覆事故の報道を見ていて連想することがいくつかある。


若い人は知らないだろうが、オジサン、おばさんはまず、羽田沖でジャンボジェットが離陸に失敗?して墜落した事件を思い出すだろう。

このときはパロットである片桐機長が離陸中に突然、逆噴射をして墜落させたのだ。

当時、「逆噴射」という言葉が流行したくらいだ。


今回の船長が乗客を差し置いて、いち早く非難していたという話を聞くと、くだんの事故(事件?)において、片桐機長が同様に乗客よりも先にいち早く救命ボートに乗り込み、避難していたことを思い出す。



そして、傾いた船体やそこからの脱出や救命作業の報道を見ると、誰もが

映画「タイタニック」

を連想するだろう。



さらに、今度は船体に穴を開けて内部に取り残された人の捜索が始まったのを見ると

映画「海猿」

を思い出す。



真実はまだ究明中ではあるが、船長の愚かな行動がすべての発端であることは間違いなさそうだ。

今回の事件は幸いにして浅瀬だから、船体が水没することがないことだけが救いだが、たとえ水没しないまでも「海猿」のように船内火災でも起きてしまっていたら、犠牲者が激増することは避けられなかったはずだ。

そんなことを思うとぞっとする。


たった一人のおかしな行動が数千人の命を奪いかねないのだ。


ある意味、戦争だってそうだし、戦時下には無い平和国家であってさえ国家元首の行動如何では同じことが起こりうるのだ。

人ごとじゃないよね・・・・野田さん。



自民党の連中も結局は自分たちの利益しか考えていないしなぁ。


「日本丸」は年替わりの船長や1ヶ月あるいは3月交代?の甲板長、航海士の指導のもと、そのたびに目指す方向をくるくると変え、今は様々な嵐に飲み込まれているというのに、乗組員たちは自分が助かることしか考えていない。

いい加減にして欲しいよなー。



別の映画のセリフじゃ無いけど、

事件は現場で起きているんだよ。

しっかりしてくれよな。。。