スポーツをしている人ならば一度は聴いたことがあるだろう。
アイシング
使いすぎた筋肉を冷却したり、怪我をしたときに緊急で冷やしたり・・・
アイシングなんて言うとややこしいが要するに冷やすことである。
アイシングバッグ(氷のうという方がわかりやすいか)に氷水を入れて冷やすのが普通だ。
プロ野球で登板が終わったピッチャーがでっかいかたまりを肩に縛りつけているのを見たことがある人は多いだろう。
あれがまさしく「アイシング」である。
打ち身や捻挫の場合には早期の冷却が一番効果があるのは多くの人が知るところだ。
今回のオイラの脚のように骨折の場合ももちろんである。
怪我をした日の晩に常宿から撤収する際、仲間の黒犬漁師改め、漁師原子さんがアイシングバッグを貸してくれた。
彼は仲間内では体いぢめが好きなM男として有名だが、怪我のエキスパートでもある。(苦笑)
だから、常日頃からアイシングバッグを持ち歩いているのである。(爆)
まあ、冗談はさておき、今回は非常に助かった。
医者でギブスをまいてくれたあとはしばらくは酢酸?を溶かした水をゴムチューブを介して患部に当てたガーゼに湿らせることで冷やしていたのだが、今イチ。。。
いや、全然患部の冷却になっていなかった。
この医者、いつもこんな方法で患部を冷やしているのかなぁ。確かに添え木を当てて包帯でぐるぐる巻きにしてしまったらこれくらいしか方法は無いのかもしれないが。。。
患部の冷却と固定のどちらを優先するかという選択なんだろうな・・・・。
添え木でかぶれたせいで、包帯からも解放され、ニーブレイスを使い始めたのを幸いと、週末から時々アイシングをし始めた。
まだ触っただけで明らかに熱があるのがわかる。
そりゃそうだ、仮にも折れているんだし、折れた際には周辺の組織を痛めているはずだ。
熱が下がるまでは冷やした方が良いに決まっているのだ。
氷水を入れて患部にあてがい、ベルトで巻く。
10分から20分程度冷やす。実に気持ちいい。(^_^)v
逆に言えば、気持ちいいと言うことはまだ熱を持っている証拠でもある。
今後のこともあるし、いつまでも借りっぱなしにも出来ないのでネットで同じものを探してポチッとしたのは言うまでも無い。
もっともオイラが山に行けないことには返そうにも返せないのだが。(爆)
ちなみにその後の経過だが・・・・。
当初の痛みが嘘のように治まってきた。少なくともじっとしている分にはほとんど怪我をしていることも忘れてしまうほどだ。
足もつく気なら体重の4分の1程度まではつけそうだ。むろん、まだ単発では、という但し書きつきではある。
連続して足に負荷をかけるのはまだ痛みを伴う。
怪我をしてから約24時間後に医者で内出血してたまっている血を抜くまでと、抜いた後の24時間くらいまではものすごく痛んだ。
特に医者に行くまでは松葉杖も無いので自宅内ですら移動が困難だった。
ケンケンは怪我に響くので痛くて出来ず。かといって「一脚」ではろくに歩く支えにはならず、結局脂汗を流しながらの移動だった。
トイレに行く回数すら減らしたい感じだったので、水分も口をしめらす程度にしか取っていなかった。
それを思えば、今は全然楽だ。
動かなければまったく痛まない。
ケンケンだって問題ない。(^^)v
今にして思えば、冬休みに入ってすぐに怪我をしてしまった事は残念だが、怪我の初期の回復に時間をかけられた事はむしろ好都合だった。
休みの終わりに怪我をしたら、仕事は休まないと行けないし、そうそう休めないから無理して仕事に行って・・・・と初期に一番大事な「安静」を確保するのがむずかしかったはずだ。
しかし、ヒビとはいえ骨が立て割れしているので荷重をかけると骨に隙間が空いてしまうため、痛みは引いたとしてもしばらくは足はつかない方がいいらしい。
まあ、焦っても仕方ない。
それでも日一日と直っているのを実感できる。(^^)v
出来れば3月中には雪の上に立ちたいな-。。。