2011年の終わりにやらかした・・・ orz | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

よく、

遠い身内より近くの他人 

と言うが、このところ、そんなことが続いた。


火曜日の朝、南国への出張から帰国。
いったん自宅に戻り、すぐに通勤特急「フォル香」で出社。
午後9時半まで残業するも、夜行便フライトのせいで寝不足だ。眠気に勝てず、帰宅。


しかし、自宅まで来て気づいた。


家のカギを会社のロッカーに忘れてきた。。。。orz


たぶん会社のロッカーにぶら下げたままだ。


時間はすでに午後10時半を回っている。
この寒空のした、家にも入れず、また会社まで往復するのはあまりにも無駄だ。


考えているうちに、この近所に住む唯一の親戚を思い出した。
お袋の妹夫婦だ。子ども頃にはよく遊びに行ったものだ。

親父とお袋が叔母に我が家の合い鍵を預けていたことを思い出した。(^_^)v

幸い、すぐに連絡が取れ、無事に自宅に入ることが出来たよ。




そしてその晩のうちにスキーの準備をして28日(水)は車で出社。
仕事の後はそのまま、山籠もりするつもりだった。

しかし、戸締まりや火の用心を忘れた気がして気になって仕方ないため、いったん帰宅した。(^_^;)


どうにも自分自身のいろんなところのリズムが狂っているというか、かみ合ってない感じはこの頃からあったんだな・・・・


そして29日(木)
既報のように山籠もりスタート。



初日は初滑りなので仲間がゲートトレーニングをしているのを横目にオイラはひたすらフリー。

そして、30日(金)
徐々に体を慣らすつもりでゲートにも入り始めた。


しかし、練習の終わり頃。オイラは無理せずこの1本で終わるつもりで、ラストだからとちょっとだけ気合いを入れたら、大転倒。。。



ラインがあふれたときに、雪が柔いところで無理にターンしようとしてトップが引っかかって、前のめりに転倒。
その際、ビンディングがなかなか解放せず、右膝にものすごい荷重がかかった実感があった。

吹き飛びながらもなんとか板を外そうと少し体をひねってようやく両スキーが外れた。

ごろごろと斜面を転がった後、体の確認をしながら立ち上がると、右足のすね。膝のすぐしたが痛む。
こりゃ、靱帯をやったかな?という感じだった。膝関節は普通に動く。

しかし、外れた板を拾うために斜面を登ろうとしても右足に力が入らない。


う~ん。こりゃヤバイ。


今回の練習はオイラが担当なので、そのままスタートまで上がり、撤収時間まではおとなしくして様子を見たが、だんだんジンジンしてきた。


撤収の時間となったため、ポールを片付け、仲間とお昼ご飯。。。



・・・・のはずなのだが、怪我をしてから約1時間。その間に結構悪化してきており、まともに滑っておりることは出来なかった。orz


左足一本での横滑りで降りていくが、常に片足に負荷がかかる滑りは厳しい。
ぷるぷるする太ももを休ませながら、
普段ならば20~30秒で降りきるバーンを5分以上かかっただろうか?


仲間が心配してくれて、上まで様子を見に行ってくれたり、レストハウスの入り口でずっと待っていてくれたり・・・・。

仲間はありがたいな-。感謝、感謝。。。


まあ、何はともあれ、昼飯。


木馬の四方山ばなし-inaka noodle


昨シーズン以来のメニューをおいしくいただくが、やはり足はびんびんしている。
軽口は叩くものの痛みは増している。


早めに宿に引き上げるメンバーが居たので車に便乗させてもらうことにするが、レストハウスから駐車場まで降りるコースも結構距離があり、滑り降りるにはかなり不安がある。

しかも、板のあるところまで歩いた感じではかなりヤバイ。


幸い、パトロール小屋が目の前にあるため、ここは意地を張らず、下までスノーモービルで下ろしてもらうことにした。

すると、パトのにいちゃんと今日はスキー場の医務室に整形外科の先生がいるのでちょっと見てもらったら?と言う話になった。

救護室に立ち寄り、ズボンを脱いでびっくり。膝回りがかなり腫れていた。
医者が言うには内出血だのこと。膝を中心に笑ってしまうくらいパンパンに腫れていた。(苦笑)

だが、幸いにして触診の結果では靱帯断裂はなさそう?であり、少なくともボッキリという折れ方はしてない感じ。


ただし、骨はヒビの可能性はあるし、むしろ半月板をつぶしてしまっているかもしれないという話だった。


何はともあれ、スキー場の医務室ではそれ以上無理なので早めに医者に行き、レントゲンやMRIをとるように勧められた。

ストックを杖代わりにしてゆっくりと這いずるように歩き、仲間の車で常宿へ戻った。


ひと晩、圧迫しながらアイシングで様子を見て、その上で明日の朝(つまり今朝のこと)帰ろうと考えていたが、かつて怪我を経験したことのある仲間たちが口をそろえて、痛みはどんどんひどくなるから早めに移動した方が良いという。



木馬の四方山ばなし-icing


しかも夕べならば、帰るメンバーが居たため、その一人に途中までオイラのちび4駆を運転してもらうことも出来る。

迷った末に、友人たちに甘えることにした。


結局、関越の嵐山PAまで運転してもらい、その後は自分で運転してなんとか帰宅した。(^_^)v


しかし、「膝が曲がらない&動かない&力を入れると痛い」のでアクセルとブレーキの踏み替えは不可能。おまけに足首も軽くねんざ状態なので、ペダルが重く感じるし、深く踏み続けるの実は痛かったりしたのだ。。。。(苦笑)


とは言え、泣き言を言ってもはじまらない。家路も一人なら自宅でも一人。
なんとか自分だけで這いずり回ってでも身の回りのことをこなし、復帰を果たさねば・・・


車に関しては、右足は結構痛かったがそれでもなんとか。
そして問題のブレーキだが、普段のように右足で踏み換えて操作するのは不可能。
そこで日頃、
ちょこちょこと練習していた左足ブレーキの出番だ。(^_^)v

幸い、はじめこそぎこちなかったがすぐに勘をつかみ問題なし。


それでも痛みに耐えながらの2時間のドライブはきつかった。
最後はすこしぼーっとして高速の分岐を間違えて、無駄な時間とお金を使ってしまったよ。

友人に途中までとは言え、運転してもらわなかったらもっとやばかったかもしれない。(^_^;)


自宅に戻り、近所の救急病院に連絡するも宿直医が内科なので診察は不可だという。

仕方なく朝まで我慢。


朝になり、近所の整形外科を何軒かあたり、比較的近くでちゃんとしていそうなところに行ってきた。


ちなみに帰宅後は、部屋の中ではストックでは滑ってうまく体を支えられないため、写真撮影用の一脚を使っていた。

木馬の四方山ばなし-monopod


耐荷重に余裕のある一脚がこんなところで役に立つとは思わなかった。

さすがはマンフロット680B。


苦労して改良を重ねた石突き「木馬スペシャル」が畳の上だろうが、フローリングだろうが、滑ることなく非常に具合が良い。

とは言え、体重を支える形にはなっていないので室内の移動も苦労したが。(爆)




朝、9時過ぎに医者に行く。
あらかじめお願いしておいたので、駐車場での
車いすのお出迎え付きだ。(^_^;)


生まれて初めて車いすに乗った。(^_^;)


受付の後は順番が来るのを待つ。
その間に、体中が筋肉痛になっていることに気づいた。

2日遅れの筋肉痛と言ったところか。(爆)


ウトウトしながら待つこと1時間。
オイラの番になった。

まずは教護室でのやりとりを話しながら、足を見てもらう。

かなり腫れていた。

まずはたまっている血を抜きましょうとのことで、膝の横から注射器でぶすり・・・


太目の注射器で液の高さが7、8cmくらいか、抜けた血液は50ccくらいはあったらしい。

あんな風に血がたまるなんてちょっとびっくり。(^_^;)


最初の触診では靱帯がいったか、陥没骨折の可能性もあると言われた。

血を抜いた後のレントゲン撮影の結果、太い方の脛骨の受け皿形状の真ん中くらいから縦に5センチくらい折れていた。

その下も少し端が割れているようだが、おとなしくしていれば治るだろうとのこと。

ただし、松葉杖が3ヶ月と言われ、後遺症を残さないように治療していく事が大事だと説明された。


その後、靱帯や半月板の状況を調べるためにMRIを実施。


初めてMRIを受けたけど時間がかかるものだ。
約1時間。
若干寝不足気味なのか、よく寝た。(^_^)v


MRIの結果、右の半月板は多少いたんでいるものの大したことは無いとのこと。心配された側方靱帯も問題なし。

あまり後遺症の心配はなさそうだと言うことだ。(^_^)v


・・・・と言うことでギブス4週間、松葉8週間、歩くまでに12週間。
跳んだり跳ねたりに半年かかるので、今シーズンのスキーは無理っ!!
と言われてしまった。(苦笑)


おそらくスキーなんてのはせいぜい3月くらいまでしか出来ないものだと思っての発言だろう。
ところがぎっちょん、今日は大晦日。

治療に3ヶ月かけても4月には多少なりとも滑れる計算だ。(^_^)v


使わずに帰るため、夕べ仲間に本日分のリフト券をあげたら、代わりに引換券をくれた。


木馬の四方山ばなし-ticket

よぉ~し。これを一日でも早く使えるように早く直そう。

明日は、カルシウムとビタミンD、小魚スナックなどをたくさん仕入れてこよう。(^_^)v



それにしてもわずか2日間で、今シーズンのスキーが中断することになってしまったが、仕方ない。すべては自業自得だ。


それに昨シーズンの中盤に新しく作ったブーツ。
春先にかけていろいろセッティング出しをしてもらったおかげで
実に良いフィーリングだったのが唯一の収穫だろう。(^_^)v


ちなみに右足は太ももからすねの半ばまでギブスで固定されてしまった。
心配した車の運転も、乗り込むことさえ出来れば何とかなりそうだ。
左足ブレーキも必要に迫られれば、急速に上達するものだ。(苦笑)



医者には松葉杖をついているうちは運転は控えた方が良いと言われたが、そうはいってもその間の通勤手段に困る。
さすがにスクーター通勤は当分無理だが、なんとしてもちび4駆では移動しないとね。日々の生活にすら困ることになる。なんと言っても一人暮らしなのだ。


医者の帰りにその検証も含め、少し近所を走り回ってみた。
ついでにスーパーで食料を買い込んでから帰宅。。。


それにしても今年は、写真のセレクトと、読書と、録画した映画三昧の冬休みになりそうだ。


幸い、松葉杖を借りたおかげで、移動もだいぶ楽になった。
家の中でも立ったり座ったりはつらいが、たってしまえば移動できるので、トイレに行くのも問題ない。

今日は少しだけ車から荷物を下ろして、とりあえず洗濯!!
長くまったりとした毎日が続くので3日間くらいはなるべく無理せず、ひたすらおとなしく・・・・


ビールが飲めないのがつらいところだ。(爆)




ここで一句。



車いす 乗って身に沁む 人の優しさ


初松葉 意外に汗かく よいリハビリだ(字余り)