新年を迎えて。 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

皆さん、明けましておめでとうございます。


昨年は世界各地でいろんな災害が起き、日本でも文字通り未曾有の天災とそれに起因する事故が発生しました。

私自身はそれらの直接的な影響を受けることはありませんでしたが、被災された方のことを思うと胸が痛みます。
震災後の募金で幾ばくかの協力はしたものの、被災地などへ足を運び直接的な支援活動は一度もしませんでした。この点が自分自身の行動力のなさかなと少々情けなくなる面もありますが、現実的に考えて、特技も体力もない人間が現地に行っても、千の言葉で慰めることは出来ても、多くの方の生活を直接支えるための役には立たないと考えるようになりました。


ならば、自分は本来の仕事を全うし、せめて日本経済が正常に機能するためのホンの一助にでもなればと思うようになりました。
もっとも1年中、そんなたいそうなことばかりを考えていたわけではありません。いえ、むしろ本音を言えば煩悩だらけで、あれをしたいこれが欲しいという自分の欲を満たすことばかりを考えていたようにも思います。


あえて今はそれを否定も反省もしません。自分が何をするのがいちばん良かったのかは時間をかけてゆっくりと答えを見つければ良いのかなとも思っています。



話は変わり、年末に負ってしまった怪我の話。


調べてみると、私の場合の骨折パターンは、関節に過剰な負荷(衝撃など)がかかった場合に起きる骨折の症例で「高原骨折」と呼ばれるようです。

幸い、骨は泣き別れはしていないのですが、ギブス固定での自然治癒だと時間もかかるし、筋肉の衰えも起きるため、リハビリにも時間がかかるようです。
いっそのこと、手術してピンで固定すればすぐにギブスは取れるはずなので1週間後に医者に行った際に相談してみようと思っています。


いわゆる骨折らしい骨折は初めての経験です。過去に尾てい骨にヒビを入れたことがありますが、後は捻挫くらいしか、整形外科の世話になるような怪我はしてこなかったこともあり、初めて松葉杖の不自由さなどを実感しています。(苦笑)


それにしても今回は怪我をした直後から、宿に戻るまで。そして宿からの撤収。さらには医者での外来受付等々、多くの人のお世話になりました。
友人たちの多くへ、とりわけ迷惑をかけた人たちへは医者に行った後、とりあえずの現状報告を行ったところ、暖かいメッセージをたくさんいただきました。


また、こういったことは笑い飛ばすに限るとばかりに昨晩、与太話にも書いたところ、さらに多くの友人たちからのメッセージもいただき、大変有りがたく思っています。


まあ、それでも病気と違って、怪我というのは、特に骨折は神経を刺激するような事さえなければ意外に痛くないことを発見しました。
ヘンに焦らず、じっくり直したいと思います。


何とも微妙な新年のスタートとなりましたが、人の痛みのホンの一片ほどでも味わえたことで、より他人の痛みを理解し、優しくしてあげられるのではないかと思っております。

許し、慈しみ、いたわる気持ちを新たに、今年一年を過ごしていきたいと思います。

皆さん、本年もよろしくお願いいたします。