ここ数日、新聞やテレビニュースでバンバン報道されていた、中国自動車道での事故。
フェラーリやランボルギーニなどの超高級車が多数関連した事故として報道された。
しかし、けが人は出たものの、死人はもちろん重傷者もいない事故に取材ヘリまで飛ばして、競うように各社が報道している姿には少し違和感があった。
まあ、取材陣もそうだし、見ている我々も、完全に野次馬モードなのだろう。
超高級車を乗り回している連中が、つるんでスピードを出しすぎて自爆事故を起こしたことは、ざまあ見ろと言う気持ちこそあれ、気の毒に・・・なんて思う人はほとんどいないのだろう。
おそらく報道する側もそういう心理だからこそ、やっかみ半分のニュースを流し続けたんだろう。
まあ、どうでもいいんだけどね。
でも、事故車の映像を見る限り、やっぱり軽く作ってある分、弱いよな-。というのが実感。
FRPは軽くて丈夫とは言え、それはあくまでも重量比強度の話であり、車の絶対強度は所詮あんなものなのである。
先日、掲載媒体がなんだったか忘れたが、ネットの記事で、ハイブリッド車が安全だという主張をよんだ記憶がある。
安全の根拠は、同じ車格でもガソリン車よりもハイブリッド車の方が60~80kgくらい重いので衝突の際の衝撃が少ないという理屈だ。
確かに間違いではないが、いらぬ誤解を呼びそうな表現ではある。
正確には
同じ強度を持つボディならば、重量が重い方が衝撃緩和率が高い
となるはずだ。
たとえ同じ速度でぶつかったとしても重量の重い方がそれだけ運動エネルギーが大きい分だけ、ダメージは少なく、軽い方がよりたくさんのダメージを受けると言うことだ。
相撲などの格闘技ではとりあえずウエイトがある方が無条件に有利なのと同じ理屈である。
だから、ハイブリッドでなくたって、常日頃から使いもしない道具をおもり代わりに乗せておけば、
万が一の場合には安心
という寸法だ。
バキッ!!☆/(x_x)
ま、その分、加速&減速では余分なエネルギー消費があるため、間違いなく燃費は悪いけどね。(苦笑)
報道はあまり偏らず、ニュートラルにお願いしたいものだ。