既報ではあるが、先日、ついに新しいカメラを買った。
オイラのカメラ歴はさほど長くはない。
コンパクトカメラは昔から持っていたが、旅行などでの記念写真専門。
文字通り、ニコパチだった。
フィルムの一眼レフを10年ちょっと前に初めて買ったが、当時もプログラムモード専門だった。(^^;)
おもしろがっていろいろ撮りはじめたのはデジタル一眼レフを買ってからである。
思い起こせば初めて買ったデジタル一眼レフがペンタックスの
*istD
調べて見たら2003年9月の発売とある。
確か購入したのは2月とか3月くらいだったはずなので、2004年と言うことになる。
それ以前に、ペンタックスのフィルム一眼レフ・MZ-3を持っていたが、プログラムモードでしか撮ったことはなかったと言っていい。
それが、このデジイチを買ってから手軽にいろんな撮り方を試せるようになり、写真を撮るのがおもしろくなったのである。
そして、数年後・・・・
モータースポーツを撮ることを漠然とイメージしていた頃、あこがれのプロ機が欲しくて、意を決して買ったのが
キヤノンEOS1DMark2N
まずは形から入るのがオイラのパターンなのだ。(爆)
しかしながら、当時はあこがれだけでどうやったらモータースポーツを撮れるようになるのかも全くわからなかった。
それでも2007年の夏から見よう見まね、文字通り手探りで撮り始めて、どんどんのめり込んでいった。
その後、本格的にモータースポーツを撮るようになって、2台体制で撮りたいときが時々あったこともあり、発売になってすぐに注文したのが
キヤノンEOS1DMark3
今にして思えば、このモデルはニコンの追い上げにあっていたキヤノンが慌てて出したモデルであり、いろんなところが未成熟だった。
発売直後から、AFの問題やミラーアクションの不具合などいくつものリコールを出し、ファームウェアのアップデートのテンポも実に速かった。(^^;)
幸い、オイラは直接的に不具合を経験したことは無いのだが、やはり当初からケチがついたMark3にはどこか愛着が持てない部分があった。
むしろマーク2Nの方が愛着がわいていた。
そして先日ついにマーク4を購入した。
マーク3の時の教訓?を生かして発売後しばらくしてから買うつもりがなかなか資金的にも気持ち的にも準備が出来ず、2シーズンを経て、ようやくという感じである。(苦笑)
だいぶ前置きが長くなったが、そのマーク4が先週末にようやく退院してきた。
シャッターのストロークと重さ
をチューニングしてもらったのだ。
かつて、マーク2Nとマーク3もやってもらった。
MK2Nの時は初めて調整してもらったこともあり、どの程度やれば好みに合うのかがわからず、「ほどほど」にした。
MK3の時にはひたすら「浅く」「軽く」してもらった。
触れればシャッターが切れるくらいのフェザータッチにしてもらった。
受け取ったときは、
やり過ぎたか・・・?!
と正直思ったものである。
しかし、少し使ってみればすぐに体が、というか、指先が慣れた。
人間の順応力というのはすごいものだ。
今では、もっと軽くしたいとすら思っているくらいだ。(苦笑)
もっとも第1ストロークは今でもかなり浅いのでこれ以上やるとシャッターボタンでのAE機能スタートがうまく動かないかもしれない。(^^;)
AFに関しては親指AFなので問題ないんだけどね。
マーク4は、まずはマーク3と同等レベルを目安に調整してもらえるように頼んだ。
1度目はまるで駄目だったのは既報の通り。
その後、その他の不具合の修正と併せて再度持ち込み、調整をしてもらった。
マーク2Nも、マーク3も好みのタッチになかなかならず、それぞれ3回ずつやってもらった記憶がある。
そして2度目の調整となったマーク4。
まあ、どうにか満足できるレベルになったと思う。
強いて言えば、第1ストロークの深さはOKだが、シャッターが切れる重さが今ひとつ重い。。。。
とはいえ、縦横でほぼ同じタッチにはなっているので、とりあえずはこれで様子を見ることにした。
最悪、半年の保証期間があるのでどうしても違和感があるときには再度持ち込めばいい。
別にそんなにこだわらなくたって普通に写真を撮ることは出来る。
我ながら、プロじゃあるまいし、そこまで執着しなくたって・・・・という思いもないわけではない。
でもね、趣味だからこそこだわりたいんだよね。
大体において道具を使う趣味を持つ人は少なからず共感してもらえると思うが、趣味の道具だからこそ使い心地にこだわりたいのだ。
釣り竿だってゴルフクラブだってそうだろう。
高級品を買ったからといって、釣果やスコアに表れるわけではない。
しかし、使っているときの満足感、あるいは所有していることへの満足感もあるかもしれない。
いずれにしても趣味だからこそのこだわりだ。
もしもプロだとしてら、(視点は違うかもしれないが)もっともっとこだわるかもしれない。
でも、アマチュアだから、趣味だから、妥協していいという理屈はないのだ。
むしろ、貴重な余暇を使い、お金をかけてつりやゴルフや撮影に出かける以上、投資に見合った楽しみを得たいと思うのは当然だ。
その満足感のひとつが道具の使い心地にあると言うことなのだ。
ま、そんなわけで、素人カメラマンのくせに、プロ機を保有し、しつこいくらいに操作系のタッチにはこだわるのだ。
この際、結果は関係ない。
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
別にかっちょいい写真が撮れようが撮れまいが関係ないのだ。
キッパリ
やや開き直り気味ではあるが、真実である。(^^)v