写真を撮影するときには、基本的にトリミングしなくて済むように「あがり」のイメージを考えている。
後でトリミングすることを潔しとしないからだ。
しかし、昨日、一気にたくさんのプリントをしていて少しだけ考えが変わった。
2009シーズンのカットからマシなものをプリントした際はほとんどトリミングはしなかった。
2010シーズンのカットをプリントする際にはまずはA版の縦横にあうようにわずかながらもトリミングをした。
するとわずかであってもどこを切り取るかで意外に見栄えが変わることに今さらのように気づいたのだ。
それに全体の構図は駄目だが、どうしても捨てがたいカットはかなり大胆にトリミングしてみたが、A3でプリントしてもほとんど画質の荒れは感じなかった。
撮るときはもちろんトリミング無しを前提にするが、プリントする際には、やはり見栄えを考えて、
「トリミング=悪」
ではなく、演出のための技法のひとつだと思い始めたのだ。
今さらではあるが、ようやく気づいた。(苦笑)
実際、改めて、2009のカットと昨日プリントした2010のカットを見比べると自分で言うのもなんだが、昨日のプリントの方が見栄えのするカットが多い。
それに色味の調整などもいくらかは上達してきた気がする。(^_^)v
ま、自分で言うことではなく、写真を見てくれた人がどう言うか、なんだけどね。(爆)