ブルーサンダー・チューブレス化大作戦 第2章 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

先週のお休みを利用してチューブレス化をトライしたブルーサンダー号。


リアタイヤに関してはすんなりいったので1週間ほど走り込んで様子を見た。


組みつけ後、高めの圧力でひと晩寝かし、翌日にエア圧を1.2kg/cm^2に調整した。


その後、通勤などで5日間ほど走って見た。
すべて舗装路。首都高速の走行がほとんど。
走行距離は約770kmほどだ。


きのうの朝、どのくらいエアが落ちているか確認した。
調整時と同じく常温での測定結果、

1.15kg/cm^2



ほぼ1週間走り回ってこの気密性ならば実用上は全く問題ないと言っていいだろう。(^_^)v



そして、昨日はご近所林道へのプチ・ツーリングをしてきた。

朝、出発前に0.8kg/cm^2に調整。


林道や、コンディションのいいときのMXコース走行でのエア圧としては落としたとしてもこの程度だろう。

低圧でのタイヤのずれ回りやビード落ちの確認をするために、あえて低めにセットして走ってきた。

まあ、パンクなどでの急激なエア抜けがない限り、0.8が0.4だろうとビードが落ちることはないと思っているが、ビードストッパーが無い状態でリムとタイヤがずれないという確認は必要だ。



チューブタイプでビードストッパーを組むのはパンクなどでまったく圧力がなくなってもリムに対してタイヤを固定しておくためだ。


大昔だが、エンデューロレースの最中にリアタイヤがパンクし、そのまま走っていたら、タイヤとチューブがリムに対して回されてしまい、チューブの口金のところで引きちぎれたことがある。
あまりにも昔のことなので、記憶が定かでは無いが、たしかビーストは1ヶ組み込んであったはずだ。


通勤途中で釘を踏んでパンクしてしまい、停止するまでに釘が刺さったままでタイヤが4分の1周くらい回ってしまったため、チューブにもマシンガンで撃たれたかのように10ヶくらい穴が空いたことがある。
このときはビーストは組んでいなかったっけ。。。。



まあ、そんな経験もあり、今は必ずビーストを組み込むことにしている。特にリアにはダブルビーストを基本としている。


しかし、チューブレスにした時点でビーストは使用できない。
あとは空気による圧力でどれだけタイヤをリムに押しつけていられるかだ。


チューブがないのでタイヤが回ったとしても口金がちぎれるようなことはないのだが、今度はリムとの接触部からの圧漏れが心配になる。



前置きが長くなったが、そんなわけで昨日は実験をかねてぷち・ツーで確認してきた。



タイヤのエアバルブの位置にはあらかじめペイントマーカーで目印をつけおいた。


木馬の四方山ばなし-before



帰宅して洗車後、タイヤが冷えた状態でエア圧をはかると

変化なし。。。




ペイントマーカーの位置はというと・・・


木馬の四方山ばなし-after

これまた変化なし。(^_^)v



まあ、リアタイヤに関しては当面は実用上は大丈夫だろう。(^_^)v


強いて言うならば、次に違うタイヤを組んだときにどうなるか・・・・である。



なんと言ってもチューブ用とチューブレス用では、リムの形状も違えば、タイヤのビードの締め代やタイヤの内部構造などあらゆるところが違うのだ。
チューブ用のリムにチューブタイヤを組んで、チューブレスにすること自体、本来はめちゃくちゃ無理なことなのである。
ま、それを承知の上で、すべて自己責任でもう少し様子を見るとしよう。(^^)v



ちなみに先週はどうやっても圧漏れが止められず、チューブレス化を断念したフロント。

タイヤビードが乗る部分にローレット加工(ギザギザ加工と思ってくれれば間違いない)があり、空気のシールができないのだ。
いっそのこと、ここも粘着テープで覆ってしまい、保護テープの上にビードが乗るようにしたらどうかと思い、発売元に相談してみたら、やはり、ビードの圧力や回転力に負けてテープが裂ける心配があるという。


正攻法でやるならば、リムに切ってあるローレット加工目をリューターなりベルトサンダーなりで削り落とさないとどうにもならない。






・・・・と言うことでやってみた。(爆)



ドリルにつけるカッターなどを昨日のプチつーのあと、仕入れてきて早速フロントタイヤを外し、タイヤを剥き、リムだけにして作業開始。


いろいろ用意した割にはドリルにつけるカッターではうまく削りたい場所に刃を当てることが出来ず、試行錯誤の末、以前から持っている小さなリューターならばなんとか削れることを発見。


仕方ないのでそれでリムの径方向のローレット目をしみじみと削ることにした。
しかし、リューター(ペンシルグラインダーといった方がイメージ沸くかな?)は3分も回しているとモーターが過熱し、回転力も落ちるし、それ以前に持っていられないほど熱くなる。(^_^;)


そこで作業は玄関先に腰掛けて行い、傍らに扇風機。

リューターが過熱してきたら扇風機の前にかざして。しばし、休憩。


すっげぇ作業効率悪ぃ~。
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ! 



夕べは片側の3分の1周くらいまでやって時間切れ。


今朝は、バイク屋に行く前に続きをヤリ、片側があと4分の1周くらいまで。


バイクを受け取って帰宅してからまた続き。。。

リューターを冷やしながらなのでなかなかはかどらない。

ようやく片側は完了。


木馬の四方山ばなし-rim


わかるだろうか?

左側の直径方向のギザギザはあらかた削り落としてある。

右側のギザギザはまだそのまま。。。。(^_^;)

本当はもっときれいにしたいのだがまずはこの程度で様子見。。。


午後3時頃、ようやく両側ともあらかた加工完了。

早速タイヤを組み込み、風呂桶に突っ込んだ。。。。。







だ・・・・駄目だ。orz

なぁ~んも、かわっとらん・・・・・・






汗だくの体で呆然としている自分がいた。(爆)




30分ほど、立ったまま気を失っていたようだ。
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ! 




気を取り直して空気圧を測ってみた。
30分前に3kg/cm^2入れてあったはずがすでに1.0まで落ちていた。。。。

だ・・・・駄目だ。orz again










まけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだまけちゃだめだ







心の中のシンジ君が叫ぶ。


その叫びに呼応するかのようにオイラも再起動し、再び作業開始。





(´ー`)┌フッ

とりあえず、今日のところは負けといてやるぜ。。。。
来週を待ってな・・・・





・・・・ってな訳で再び、タイヤを外し、チューブを入れなして組み直したのは言うまでも無い。(爆)


ちぃっくしょーぉぉぉぉおおおおっ!!!!





以下、第3章に続く・・・・・(と思う・・・・)