2011北の大地・その17 ・・・エピローグ | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

今年の北海道ツーリングは夏休みにさらにお休みをつけさせてもらい、かつて無いほどの長さのツーリングとなった。


いや、学生の時の北海道ツーリングが3週間超えだったが、それに継ぐ長さだった。




道内に丸2週間いられたのだ。




次にこんな長いツーリングが出来るのは定年したあとだけだろう。(苦笑)











道内を走っていていろいろ思った雑感をつらつらと書いてみよう。




お酒

オイラは酒飲みだ。毎晩晩酌をする。

なんでも飲むが、基本パターンとしてはまずビール。次に焼酎のお湯割り。


焼酎は麦焼酎は飲むが、芋は癖が強くてあまり好みではない。

気楽なのはいわゆる甲類。

普段は宝焼酎を飲むことが多い。くせが無く何を食べながらでも行けるのだ。





しかし、北海道ではあまり甲類は売っていない。売っているのはGODOくらい。

あとはいいちこや芋焼酎があるくらい。

焼酎自体あまり人気が無いのか?





プロテクション

今回、ブルーサンダー号には純正オプションのメーターバイザーをつけていった。

ウインドプロテクションという意味では、大きな効果は無いことは承知の上だったが、予想外に効果があったのは

虫よけ


体やヘルメットに当たる虫をかなり防いでくれていたと思う。




まあ、昨年までのアフリカツインに比べればそれでも、ずいぶんヘルメットへの直撃を受けたけどね。。。(^_^;)







それを思うとハーレーに代表されるようなアメリカーンなバイク。

多くの人がジェットヘルメットでサングラスだけで走っているが、あれは信じられない。


顔面にバチバチと蛾や蝶、トンボ、バッタ、アブが当たっているに違いない。





デカいウインドスクリーンがあるハーレーの高級モデルならいざ知らず、剥き出しで乗っている連中の気が知れない。




絶対、蛾やバッタとかを毎日何匹かずつは食っているに違いない。

ウンウン

















ご当地限定品


前半は暑い日が多かったためもあり、宿に着くと炭酸飲料を毎日飲んでいた。


当然、これ。




木馬の四方山ばなし-garana01




木馬の四方山ばなし-garana02



北海道限定のガラナ。。。


結構好きなんだな、これ。













持ち物

今回は無駄な持ち物が多かった。

着替えなどはもう少し減らしても良かったように思う。

その反面、いつもは必ず持ち歩くのに今回は忘れてしまったのが、
傘。


3段折りたたみのコンパクトなものをいつも必ず持ち歩くのだが、完全に忘れていた。


雨の日、休憩する際に屋根がない場所でもヘルメットを脱いで頭を休ませることが出来るし、宿で近所まで買い出しや食事に行く際に、宿で借りられない場合もあるのでやはり必須アイテムなのだ。


バイク用のカッパはフードついていないしね。(^_^;)





それからもっているだけで使わなかったのがこれ。




木馬の四方山ばなし-emergency



非常食。


今回は例年以上に山に分け入るので水はもちろん、非常食を持ち歩くようにしていたのだ。(^_^)v


幸い、使わずに済んだけどね。(爆)











バイク

今年の傾向その1:ビッグスクーターが激減した。数年前はスクーターだらけだったが今回はかなり少なかった。




今年の傾向その2:相変わらずハーレーは多い。しかもつるんで走っているハーレー野郎は感じ悪い奴が多いのも一緒。




今年の傾向その3:BMWは年々増えている。しかし、ロードモデルは当たり前としても、たとえ、R1200GSだろうが、F650やF800だろうが、ほとんどオフは走らない人ばかりなのも同じ。

BMWの人はぶっとい盗難防止チェーンを持ち歩いていて、ビジホなどでも厳重にカギをかけている人が結構いる。

まあ、気持ちはわかるんだけどね。




それからBMW乗りは妙に上から目線で話をしてくる。そしてBMW同士でないと話しかけようとすらしない人も多い。


(´ー`)┌フッ

きどってんじゃねーよ。





それから軽量な250ccクラスのオフ車に乗った人に結構会ったなぁ。これは例年にないパターン。KTMのビッグオフも何台かは見かけた。

これも今まではあまり無かった。




まあでも総じて言えば、両極化している。





BMWやハーレー、ドカティ、そして国産でもオンロードタイプのビッグマシン。


そして少数派として、カブで走っている若者も少しいる。




まあ、言ってみればバイク自慢と受け狙いと言うところかもしれない。


使い込まれた軽量なバイクに乗っている人はさほど多くはないのが昔とは決定的に違うところではある。




ビッグバイクの場合、どう見てもバイクに乗らされている人が多い。




特にハーレーやBMWにのる女性ライダーはほぼ全員そんな感じ。

でも、だんなさんか彼氏が一緒のパターンなのでそもそものバイク選びも自分の意志ではない気がする。。。


本人が満足しているのならば、他人がとやかく言うことではないのだが・・・・













ホクレン

大昔からホクレンスタンドでくれるフラッグを荷物にくくって走るライダーが多い。

昨年あたりは、ホクレンスタンドに


フラッグ完売しました。


という文字があるのを見つけ、不思議に思っていたが、今年気づいた。

今は1本100円で売っているらしい。

しかも1回の給油でフラッグは2本までしか買えないらしい。





確かに見ていると何本もフラッグを買い込み、大事そうに丸めたまま荷物に縛っている人も結構いる。

お土産のつもりなのだろう・・・








オイラは昔も今もそんなモンをもらったことはないし、ましてや買おうなんて思わないけどね。。。(^_^;)
















ツーリングスタイル

オイラのスタイルはビジホツーリングだ。ダートを走りたいのでテントやシュラフ、炊事道具はもちたくないため、宿を使う。それにビジホだとチェックイン/アウトの時間に自由度があり、かなり気楽なところが良い。


今年はさらにそれを一歩進めて、連泊する、あるいは宿に荷物を預けておいて、空身で走り回るというスタイルを試してみた。

宿近くにお目当てのダートがあることが前提だが・・・・。




実際にやった感想は、すっげぇ楽しい。(^_^)v


来年はエリアごとに2泊ずつしてから移動するパターンになりそうだ。








タイヤ


今年も昨年までと同様にミシュランのT63を履かせていった。


例年よりも期間が長いこともあり、タイヤがぎりぎりだった。




木馬の四方山ばなし-fr


フロントは真ん中で3~4部山



木馬の四方山ばなし-rr


リアは真ん中で1~2部山・・・(^_^;)



アフリカツインに比べれば車重もパワーも半分なので保ちが良いと期待していたが、終わってみれば、ほぼ同じくらいかな?


特にリアはちゃんとオフ性能を維持できるのはせいぜい3500kmくらい。


それ以上は、林道レベルならば走れなくはないが、マディコンディションは絶対無理。


まあ、無理が利くバイクな分、開け開けで楽しんだのも大きいとは思うけどね。(爆)














その他、雑感


あまり他のライダーと話し込むことは多くはないのだが、たまに話をすると、中には


一日に走った距離を自慢する


人がいる。


少なくとも北海道ならば1日で500kmくらい走ることは普通に出来る。

ましてやBMWや大型ロードバイクなら問題なし。

ウインドスクリーンのついたビッグオフでも出来る。





でもオイラに言わせれば、国道をいくら長い距離走ったっておもしろくも何ともないと思うんだが。

舗装路にしても、国道を離れ、道道をメインに走った方が何十倍も北海道らしい風景や動物に出会えるのに。




昨年はアフリカツインだったのでアベレージ380km/日くらいは走れた。

そのかわり、フラットダート以外にはあまり入らなかったので舗装路の割合が圧倒的に長い。




今年は330km/日がせいぜいだった。300kmに満たない日も多かった。


走るルートに寄るところが大きい





今年は軽量なバイクだっただけに行き止まりを承知で走るダートも多かったし、少々荒れていそうな場所へも入っていった。

舗装路の移動は疲れるだけなので、オフで疲れる分との相乗効果で、一日の走行距離が少なめとなったのだと思う。


しかし、走りに対する満足度は高かったと思う。移動するばかりがツーリングではない。











やはりバイクは250ccクラスがベストだとあらためて実感した。

何があってもすぐに起こすことが出来るし、そこそこ燃費もいい。

第一、軽いのでミスコースしてもすぐにUターン出来る。




道ばたに気になるものを見つけても、気軽に停まってみようという気になる。


旅の楽しみや発見も増えようというものだ。











昨日は疲れ果てていたので先送りしたが、今日は朝から洗車。


そしてエンジンオイルとフィルターの交換。

それからいくつか改良。



木馬の四方山ばなし-wr




木馬の四方山ばなし-pedal




木馬の四方山ばなし-kagu sube-ru




木馬の四方山ばなし-throttle cable




木馬の四方山ばなし-braku hose




作業が終わり、シャワーで汗を流すのを待つように、雨が降り出した。




木馬の四方山ばなし-heavy rain




ブルーサンダー号はカバーを掛けてあるので問題ない。


少し涼しくなったのですごしやすい。







やはり、ツーリング中は気持ちが張っていたが、帰宅してしまえば疲れがたまっていることに気づく。

まあ、今日はまったりと過ごそう。