2011北の大地・その14 普通のツーリング(^_^;) | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

今日は普通のツーリングだ。(^_^;)


昨日まではどちらかというとではなく、


戦う、りんだー(林道ライダー)


として、ファイティングモード全開のスプリンターだった。(爆)


しかし、前線が北海道を横切るように停滞しているため、昨日に引き続き、今日も雨。しかもどこに行っても逃げ場がなさそうなくらいの勢いだ。(^_^;)

そこで今日はおとなしく舗装路を走って、観光地巡りでもしながら、今日の宿の帯広を目指すことにした。



走る前にタイヤがいよいよちびてきたので、今日は少しエア圧をあげてみた。

1.2→1.3としてみた。


ちなみにおととい、天気が崩れてからはさすがに涼しいので宿の部屋でもエアコンをつけなくても問題ない。

しかし、雨で濡れたものを乾かすために一晩中エアコン全開だ。(^_^)v

おかげで乾きにくいブーツもだいたい乾いた。



しかし、今朝も出発から雨。


木馬の四方山ばなし-weather

とりあえず、雨用のフル装備で出発。


ルートは、途中で寄り道したかったダートはたくさんあるが、昨日からの大雨でどこの川も増水しているはずなので、基本的に川沿いにある林道はリスクが大きいと判断。


そこで基本は観光地を巡り、大雪のところで観光スポットまで行くフラットダートを2本ばかり走ろうという作戦だ。


旭川市内をでて、まずは層雲峡まで普通に国道を走る。

石狩川が予想通り、広大な濁流になっている。
流れにまかれたら軽く死ねそうな感じ。(^_^;)


普段は通り過ぎるだけの層雲峡に初めて寄ってみた。
しかし、雨は本降りのまま。
そうなるとロープウエイに乗ろうとか、何をしようという気にはなれない。
インフォメーションセンターで雨宿りがてら、展示物を眺めて時間つぶし。(笑)

木馬の四方山ばなし-souunkyou

木馬の四方山ばなし-bear



お次はそこからすぐ近くの「銀河の滝」


木馬の四方山ばなし-ginga fall





さらにそのちかくの「大函」


木馬の四方山ばなし-obako


いずれもどうと言うことはない。


いや、関東でならば十分名所なのだろうが、北海道にはこのレベルの場所がざらにあるからだ。





層雲峡を離れ、今度は大雪湖。

大雪山観光道路を登り、銀泉台と言うところまで行ってみた。

木馬の四方山ばなし-ginsendai


赤岳の登山口として利用する人が多いようだ。
片道15kmフラットダート。


しかし、当然のように今日は眺望は望めない。(^_^;)


いちめん真っ白である。

木馬の四方山ばなし-foggy




次への移動途中で、通行止めなのを承知で少しだけ脇道に入ってみた。
木馬の四方山ばなし-yuyurin

ザンザン降る雨のおかげで道ばたのフキが色鮮やかで生き生きとしている。(苦笑)

遊々林と言う場所らしいが、ゲートで通せんぼだ。orz




さらに懲りずに今度は、大雪高原へ向かう片道10kmのダート。
行き止まりには温泉があり、宿泊施設がいくつか有った。

もちろん、ここも山歩きをするベースでもある。

木馬の四方山ばなし-daisetukogen


山歩きも嫌いではないが、山岳部に所属したのはとお~い昔のことだ。
今は体力もないし、装備もない。

せいぜい、バイクで行ける範囲で満足することにしよう。




しかし、この道、渓流沿いなのだが、すでに渓流ではなく壮絶な濁流になっている。

木馬の四方山ばなし-dakuryuu

下流のいくつかの川が集まった後はさらにものすごいことになっている。

木馬の四方山ばなし-gekiryuu

あんまり山深いダートに入り込むのは天候が安定し、川の水かさも落ち着くまでは、危険と言えそうだ。



それでも、毎日少しはダートを走ることを課題としていたので、一応これでクリア。(^_^)v


あとはのほほんとずぶ濡れになりながら、宿を目指すのみ。




途中、道ばたで古い国鉄のコンクリート橋を発見し、Uターン。
近くを見ると、幌加駅の跡地も近いようだ。



歩きで近づける範囲でまずはアーチ橋を撮ってみた。


木馬の四方山ばなし-bridge02

木馬の四方山ばなし-bridoge01

木馬の四方山ばなし-bridge03






幌加駅のあとにも行ってみた。


木馬の四方山ばなし-horoka01

説明によるとこのあたりはずっと登り坂なので薪をくべ続けていたそうだ。

木馬の四方山ばなし-bridge04


鉄ちゃんなら垂涎の絵が撮れそうな場所だわ・・・


蒸気機関車がもくもくと煙を吐きながらアーチ橋を渡る様はさぞかし絵になるだろう。。。


もっともとっくに廃線だし、SLだって走ってないけど・・・(^_^;)




ホントはこの先にあるという

タウシュベツ橋

を見に行こうと思っていた。



すでにブーツの中もずぶずぶだが、最後の観光スポット?だ。(苦笑)




しかし・・・

木馬の四方山ばなし-taushubetu




むむむむ・・・・


だが、よ~くみると・・・・


木馬の四方山ばなし-gate
ゲートの横、通れるじゃん。
バイクが通ったあともあるし・・・・




ここでオイラの中の天使と悪魔がささやく・・・・



悪「行っちゃえよ・・・。ふふふ」


天使「そんな・・・、だめだよ。だめだめだめだめ・・・」




心の中の葛藤が7秒ほど続いた・・・・・(^_^;)




良識有る社会人として、出した答えは明白だ・・・
(真実は闇の中・・・・・へへっへ)



結局、国道沿いにある展望台からちぃ~ちゃく見ることができた。(爆)


木馬の四方山ばなし-taushubetu02
増水しているので橋の上がなんとか見える程度。




本当は間近に行ければこんな感じで見えるらしい。
木馬の四方山ばなし-taushubetu03

別にてっちゃんじゃないけど、見てみたいなぁ。(苦笑)




まあ、そんな感じであちこち寄り道はしたものの、結局ずっと雨降り。。。
ほぼ、ずっとホンぶりだったせいで、終わってみれば完全に飲まず食わずだった。



第一、おちゃらけているようだが、雨の中でネタ用の写真を撮るのだって大変なのだ。


雨の中、ぐっしょりと濡れたグローブを脱ぐだけでも大変だ。
濡れたグローブが手に張り付くからだ。
グローブを脱いだら、次はすでに湿っぽくなっているポケットのコンデジを取り出し、雨が当たらないように体でカバーしながら電源を入れ、レンズに水滴がつかないように気を遣いつつ、素早く構図を決め、シャッターを切る。

それでもレンズが曇ってしまうことも多い。
これまたすでに濡れているバンダナでそっとレンズをぬぐって回復を試みるが、成功することは稀である。

撮ったら素早く体でガードしつつ、コンビニ袋にくるみ、再びポケットへ。
今度は濡れた手にグローブをはめるのだが、なかなか思うように手が入らない。


ちゃらちゃら走ってるみたいだけどさ、結構真剣なんだぜ。
走りもネタ写真も・・・・バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ! 




結局、ずぅ~っと雨だったこともあり、途中まともな休憩もなし。

トイレ休憩2回のみ。
文字通り、飲まず食わず。(苦笑)

ま、全身ぐずぐずでは休憩しても快適じゃないしね。(^_^;)




結局、早めの午後3時半にチェックイン。(^_^)v

すっぱくなったウエアを洗濯して、エアコンがんがん。(苦笑)




晩ご飯を食べようと商店街に出るが、帯広の街は今日もお祭りらしい。。。

木馬の四方山ばなし-maturi01

木馬の四方山ばなし-maturi02


そんなわけで結局、今夜はコンビニ弁当。(^_^;)




さ、明日は気持ちよく走れるダートを拾いながら苫小牧港まで移動だ。(^_^)v


本日の走行距離:258km(うち、ダート走行50km)


木馬の四方山ばなし-distance




PS:寝る前に一人ごと・・・・



バカだから夢中になれるんだよ・・・・(^_^)v