マスコミのあり方と一般大衆の良識 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

昨日ラジオを聴いていたら、被災地のリスナーからの投稿を紹介していた。


マスコミの皆さんへお願いです。
死者の数を数えるような報道ではなく、どれだけの生存者がいるか、そしてどんなものが必要なのかについて報道するようにしてください。


そんな内容だった。


胸に刺さる言葉だ。



一昨日の晩に、枝野官房長官も良いコメントを記者会見で言っていた。


事実無根のチェーンメールは止めて欲しい。

そしてマスコミの取材ヘリの音が救助活動の妨げになっているので自粛して欲しい。



まったくそのとおりだ。


管直人のコメントにはあまり共感するほどのものはないが、枝野さんに関しては、好印象だ。


官房長官としてやるべきことをしているだけともいえるが、この未曾有の事態に正面から立ち向かっている姿には好感が持てる。


正直、今回の災害が起きるまで枝野氏の印象はかなり薄くて顔もよく思い出せない程度だったのだが、結構ポイント高い。

本人も体調を崩さないように注意しながらも救助、復興に向けて先陣を切ってがんばって欲しいと思う。


これ幸いとだんまりを決め込む小沢なんかよりもよっぽど頼りになる。



しかし、政治家を責めたり東電を恨むだけでは駄目だ。我々一般人も自分で出来ることを考えなければいけないと思う。



被災とはおよそ無縁なはずの都市部でパニック現象が起きている。



すなわち
ガソリンを求めて奔走する人々。
スーパーやコンビニから本当に食料が消えつつある。

乾電池も完全に売り切れ状態だ。



みんなもう少し冷静になる必要があるだろう。

今、首都圏の住民の関心事は大津波災害よりも原発事故の方に移りつつある。
確かに不安ではある。しかし、必要以上にあわてふためくのはやめておきたい。
パニックというのは伝染するのだ。



買い占めにしてもそうだ。
食料品棚が空っぽになっている光景を見ると不安が募り、ついつい必要以上に買い占めたくなる気持ちはわからないでもない。
しかし、今必要な分だけで我慢すれば、より多くのひとに行き渡るし、そうすると皆が安心し、穏やかな気持ちになれるのだ。




今日はスクーターで通勤した。
地元も都内も街道筋ではガソリンスタンドに長蛇の列が出来ており、そのせいで大渋滞だった。


うちの会社もオイラのいる場所に関してはさほどの被害はないのだがそれでも通常の業務に戻るにはまだかなりの日数を要すると言うこともあり、オイラの部署は明日、自主的に自宅待機とすることを今日決めた。


だから、明日はオイラも自宅待機だ。


自宅周辺のスーパーやガソリンスタンドではまだまだ狂乱状態が続いている。


せいぜい、アレに加わることなく、被災地はもちろん、被災していないはずの地域も一刻も早く平穏に戻れることを願う。