我が家は幸い・・・・ | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

金曜日は帰宅したかったが、あまりの渋滞に断念し、結局そのまま山に向かってしまった。


しかし、山に向かう途中、そしてとりわけ朝になってからのニュース映像を見て愕然とした。


地震自体はそれほどでもないとまでは言わないが、先日から散発していた三陸沖地震の本震が来たのだという認識だった。

しかし、津波の恐ろしさをあらためて認識。


とは言うもののスキー場に来てしまった身としては何もしようがない。


すぐに帰ろうにもまだ交通網は混乱が続いているし、だいいち自分が出来ることなどすぐには思いつかない。
幸い、我が家の近所に住む親戚に電話がつながったので、様子をきいたところ、特に問題なさそうとのことなので昨日は軽くスキーを楽しんだ。


しかし、本来の目的である、今日、日曜日に開催されるはずの草レースは中止決定。
まあ、未曾有の大災害時にイベントを実施するのは主催する方も参加する方もいろいろ問題ありなので、致し方なしといったところだろう。


まあ、それでも「ヅラ」がやってきて夜のミーティングだけはやってくれたのは彼の良心だろう。




ちょうど買おうと思っていた

「キャットトラック」
(しかもオイラのブーツにジャストフィットサイズ)


を抽選会でもらえたのでOK。(^_^)v


そんなわけで夕べの時点で、今日は朝のうちに帰ることを決めた。


友人たちは少し滑ってから帰るという。

まあ、彼らは被災地からは遠いところに居住していたり、すでに自宅の状況を把握しているのでそれもいいだろう。


オイラは大丈夫とは思うもののやはり我が家が心配なので。



今朝は朝食前にまったりと露天風呂。



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この宿には来シーズンまで来る予定がないので名残を惜しむ。



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宿も突然の天災でキャンセルが相次ぎ、通常の数分のイチという客数なので大打撃だろう。



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朝、身支度を整えて滑りに行く友人たちを見送りつつ、帰路についた。


9時頃出発。


幸い、事前にネットで調べたとおり、帰り道はすべて復旧しており、高速もガラガラ。


しかし、ガソリンの入荷がままならず、閉店になるスタンドが多いという話を数名の友人からメール連絡をもらっていたので、エコランでまったり走る。

オイラのちび4駆はタンクが小さい。そのくせ、燃費も悪いので航続距離は300kmがせいぜいである。
都心に近づいてからガソリン補給しようとしても、ままならない事態は予想できたので、まずは上信越道のSAで給油。


しかし、長野県ですら、補給が途絶えているらしくガソリン 20Lが販売の上限だそうだ。


早めの給油だったのでとりあえず、満タン。(^_^)v


ここからならば最悪ノンチャージで帰宅できる。



しかし、関越を降りる前に最後のPAでもう一度給油した。
一般道のスタンドでは入れられない可能性が高いと判断したからだ。


結果的に大正解。

所沢ICでおりて首都高速までの間のガソリンスタンドのうち半数は売り切れで閉店。販売しているところは長蛇の列。


首都高速もガラガラなのでマイペースでゆっくりとエコランしながら家まで帰って来た。


ちび4駆としては驚異的なリッターあたり14kmという燃費をたたき出した。(^_^)v


自宅の近所のスタンドであわよくばもう一度入れて満タンに・・・・と思ったものの、やはりどこも売り切れか長蛇の列。


潔く給油はあきらめた。ヽ(´ー`)ノ ハア


さしあたって必要な分は確保したので買い占めは必要ない。(苦笑)



地元を走る限り、特に被災している風景には出会わなかったが、強いて言えば陸橋の路面の継ぎ目から目止めの土が盛り上がっている箇所がいくつか有った。

あとは遠くに救急車や消防車とおぼしきサイレンの音が途切れなく聞こえるのが、わずかに不安感をあおる程度だ。


帰宅前にスーパーに立ち寄ったら、大混雑。
ラーメンやパンなどは完全に売り切れ状態。ペットボトルの水やお茶もほぼ無くなっていた。


コレ、どういうんだろうねぇ。


幸いにして我が家のある地域ではほとんど被災していないし、電気、ガス、水道も全く問題なし。
にもかかわらず、買い占めに走る神経が理解できない。


被災地の身内に送るため、あるいは被災者のための義援物資として買い占めたのだと思いたいところではある。。。


もっとも、こんな状況の中、スキーに行っていたおいらにとやかく言う資格はないかもしれないが。。。。


帰宅後、家の周りと中を確認したが何一つ起きていなかった。

電気、ガス、水道は問題ないし、テレビの上に立てある電波時計や死んだお袋の写真なんかも倒れていなかった。


さすがに明日からの通勤に備えてひとつだけ作業。


オイラの場合、公共交通機関での通勤は不可能なので、どうしてもバイクか車にならざるを得ない。

しかし、ガソリン供給のめどがいつになったら立つのはわからない以上、そこは自衛策を講じるしかない。


すなわち、通勤の交通手段はもっとも移動効率と燃費の良い、スクーター。


幸い、満タンなので二日は往復できる。


物置からモトクロスごっこの時に使うガソリンの携行缶を出してみた。


数リットルは入っていそうだが、二日間走ったあとのスクーターを満タンにするには全然足りない。


だが、大丈夫。ちび4駆にはまだ20Lは残っているはずだ。

しかし、それは最後の手段としてとっておくことにした。


そこで普段はあまり乗らないアフリカツインのタンクを確認。


日頃からタンク内がさびないように極力満タンで保管するようにしているので、アフリカ象も予想通り満タンだった。(^_^)v


このビッグオフロードバイクのタンクは23Lもあるのだ。(^_^)v



携行缶にとりあえずの分として10L程度移しておいた。


これで特に問題ないだろう。



そうそう、不謹慎ついでにもう一つ。


4月にもてぎで開催される予定のMotoGPの日本グランプリの開催も怪しいかもしれない。
もてぎの施設にも多少なりともダメージがあるようだし、なんと言ってもあと1ヶ月で救助&復興活動が軌道に乗るとは思えない。


そんな中で世界グランプリを開催するとは思えない。。。


それ以前に4月第1週の全日本ロードレース開幕戦@筑波の開催だって危ういと思う。


しかし、全日本はともかく、グランプリがもし秋に延期になってしまうとしたら、昨年同様、忙しい秋になってしまうかも。。。。


果たして・・・・



PS:近所のガソリンスタンドのメールマガジンによると、明日、あさってのガソリン入荷のめどが立ったそうだ。

これでガソリンの心配もしなくて済みそうだ。

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