北の国から・・’09夏・・総集編その6 | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。


さらば北の大地よ・・・



8日目:雨のダート三昧、そして出航



朝起きると、当然のように雨。
しかも本降り。(T_T)



さすがに大きな町のビジホに来ると宿泊しているバイク乗りの構成比率も少し変わってくる。

金のない若い人

が減り、

ぴかぴかの豪華なハーレーで連んで走っているじじいども

が増える。


ここでも超豪華なハーレー軍団がいたよ。


正直、豪華なハーレーで連んで走る連中って好きになれない。
大して走りもせず、ああでもないこうでもないと能書きばかりほざきやがる。
着ているウエアにはかならず

「HarleyDavidson」
の刺繍がある。


フルカウル系は革ジャン革パンツが基本。昔懐かしのCHIPS系もいる。ローライダー系はジーンズベストから、太い(というかデブなだけだが)腕をだしている。腕にはなんちゃってタトゥー。
ブーツはつま先がとんがっている鰐皮みたいなヤツ。(笑)


だいたいこんな感じだ。
しかも関西弁が多い。(笑)

朝飯を食べていても、うるせえったらありゃしねえ。



雨は降り続いている。
しかし、覚悟を決めて走り出す。


この日の速報はこちら。

http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-10320225619.html



天気予報によると南部ほど雨がひどいらしい。


今日は夜中に出航するフェリーに乗るだけなので時間はたっぷりある。
だから、雨を避ける意味もあり、港とは正反対の北を目指す。


時間を見ながらダートを走って北上していくつもりだった。
いざとなれば、旭川に出てしまえば、高速道路を使って苫小牧港に行くのは容易い。


帯広から旭川方面に北上するところにも良いダートがたくさんある。


木馬の四方山ばなし-sika gate

しかも、砂利ではなく土のダートが多く、走りやすい。


最初のルートは走りやすかったのだが、落石で通行止めだった。
大人しくUターンして戻ったのだが、地元・旭川ナンバーのオフローダーが何人かそのまま抜けていった。


木馬の四方山ばなし-no way

あとで聞いてみたらバイクなら何とか通れるという。


しかし、ボクはでかいバイクでの単独行動だし、イリーガルなことはしないことにしているので別ルートを回る。


その後、おけと湖の周りからふたたびダートに入り、北上して行く。


木馬の四方山ばなし-lake?

この辺のダートはかなり整備されていて、オフ初心者でも普通に走れると思う。
ちょっと物足りないくらいだが、最終日にトラブっても困るので大人しく走る。


木馬の四方山ばなし-dirt

それに霧雨が続く中での走行なので路面が濡れていて適度に滑るから楽しい。(^_^)v

木馬の四方山ばなし-last dirt



気づくとバイクが雨できれいになるどころか、どろどろの大迫力になっていた。(爆)


木馬の四方山ばなし-dorodoro


今回最後のダートのつもりで国道まで抜けたら、あとはひたすら舗装路を流していく。


石北峠を越えたあたりからもう、雨は上がっていた。

もっとも、峠ではかなり気温が低く、カッパをしていなければ凍えてしまうほどだった。


木馬の四方山ばなし-touge

層雲峡もあまり人は居ない感じ。(よらなかったからわからないけどね。)


旭川からは国道を札幌経由で行くのが王道なのだろうが、そこはへそ曲がりのオフローダー。
舗装路を走るにしても、メジャーな国道をクルマと一緒にタラタラ行くのは我慢ならない。
途中から、3桁国道に入り、夕張経由で苫小牧を目指す。

急ぐ理由もないのでのんびり走るが、それでも午後8時過ぎには到着。

出航時間には早すぎる。


いったんターミナルに行き手続きの段取りを確認してから、晩飯や寝酒の買い出し。
その後は、待合室で乗船手続きの時間を待つ。


行きはベッドのあるスペースを確保できたが、帰りはいわゆる2等客室。たこ部屋だ。
雑魚寝を覚悟していたが、幸いにして、車両積み込みの都合で、バイクは先に乗せてくれたので、客室に一番乗りをすることが出来、端の方の落ち着けるスペースを確保出来た。


行きのフェリー、大洗→苫小牧は3万円ちょっと。


それに対し、苫小牧→八戸は1万円弱。


ETC割引きで安く陸路を走れるのなら悪くはないか?



クルマや徒歩の客が乗船してくる前にスペースを確保し、速攻で風呂に行って汗を流す。
そして、周りがざわつき出す頃には耳栓をして就寝。



本日の走行距離:482.7km(うちダート、74.6km)