今年は春に開催となったMotoGPの日本グランプリ。
今回も大勢の友人達と顔をあわせることが出来た。
また、新たにカメラ仲間?として顔を見知った人も増えた。
金曜日の5コーナーでいっしょ?に撮影した人と結構話し込んだ。
この方、なんと水谷塾の塾生だそうだ。
プロを目指して・・・ということらしい。
ボクなんかは遊びで撮るだけだから気楽なものだが、プロを目指す以上、相当な厳しさを覚悟しないとならないだろう。頑張って欲しいものだ。
撮影しているところを見るともなく見ていると、懸命にアングルを工夫しているようでもあった。
カメラ仲間といえば、レースフォトグラファー講座でいつもいっしょになる、京都のO塚さんともあった。
後述するが、今回は彼には本当にお世話になった。
ありがとねー。
カメラ仲間といえば、いつも2輪のレースでは必ずと言っていいほど見かける人と今回初めて話をした。
名前は聞かなかったが、向こうもこちらの顔は覚えがあったらしく、いろいろ話をした。
こうして知り合いがどんどん増えていくのは楽しい。
今回は年若いカメラ仲間であるatsuくんともいろいろ話をすることが出来た。
筑波で声をかけてくれたカメラ仲間とも顔を会わすことが出来た。今回もあまり話を出来なかったが、次のチャンスにはもう少し。(笑)
年に一度、もてぎで会う?という友人では、T島さんともあえた。
一昨年の上海GP観戦ツアーで親しくなった友人だ。メンチカツを中央エントランスで買ってきてくれた。
ありがとねー。
決勝の直前に少しだけだったが、いつも会うM田さんとも遭遇。
それからいつものレース観戦仲間たち。
今回ボクはグラスタ方面には金曜日の走行終了後に新しい「グランプリイラストレーテッド」を買いに行っただけ。
走行中はまったく寄りつかなかったのでグラスタ派には遭遇しなかったなぁ。
でも、S字やヘアピン方面に見に来た人とは会えた。
土曜の晩は、宇都宮で餃子パーティ?組もいたが、ボクは近場のコテージでの鍋パーティグループに混ぜてもらった。
総勢10名での鍋パーティ。
うまかったし、楽しかったなぁ。チョイ飲み過ぎで翌朝、アタマいたし。(苦笑)
残念ながら鍋の写真は撮らなかったので代わりに出来損ないのたこやきの写真を。
作者は言わずもがな。都内に住む自称「おぼっちゃま」だ。(爆)
そんな感じで、愉快な仲間たちと楽しい夜を過ごした。
そして、日曜の朝は雨が上がっていたので気合いを入れて、サーキットに移動。
モーニングセッションをS字2ヶ目のイン側から金網越しに撮影。
しかし、250の走行の頃にかなりしめった空気となり、時折霧雨が・・・・
MotoGPの走行前にかなりやばそうなので雨対策。
今日はもう大丈夫だろうと思いつつも、保険としてポンチョとレンズ用のレインカバーだけは持ってきていた。
セッション開始直前に、土砂降り。
風もすごく、レンズの前玉に水滴がついてしまい、拭いても拭いても追いつかない。そのせいで画像がクリアにならず、このセッションのカットは完全に全滅。
更に雨足が強くなったのでさすがに中断してクルマに退散。
きちんとカッパの上下を着込んでいざ再出発・・・・と思ったときにクルマに立てかけた機材を倒してしまった。(T_T)
ちょっとした油断で取り返しのつかないことに・・・・
600mm+1.4テレコン+1Dマーク3に一脚(一応たたんでは有ったけど)をつけたモノがボディ側から地面に激突。
テレコンは完全崩壊状態。
そして壊れたテレコンのマウントが600mmに張り付いて取れない。
ボディもサブ液晶が割れてた。
とほほほ。
楽しい気分から一気にブルーに。
自分のミスだ。仕方ない。
しかし、
それにある意味、テレコンがヒューズになってくれた気もする。もしもボディと直づけだったら、ボディのマウント部か、あるいはそれこそ、600mmレンズそのものが完全に逝っていたかもしれない。
有難う、テレコン。お前のことは忘れないよ。(T_T)
まだ、修理の調査すら終わってないので何とも言えないが、見た目は、最悪の事態だけは避けられたように見えるのも、不幸中の幸いと考えざるを得まい。
微妙に泳ぐ目線を気取られないように友人たちに自虐的に話をしていたら、京都から来ているOさんが一言。
「意外と冷静ですね。」
昔からいろんなテストでも精神安定性だけはいつもぶっちぎりのトップ成績なのよ。おいら。
きっと突然の災害や事故があっても冷静に判断して、周りの人を誘導してあげられる自信すらある。(笑)
今回は、600mmの他には70-200mmを持っていっただけなので、もういいやという気分になっていたのだが、Oさんが300mmF4なら貸せるよと言ってくれた。
幸い、予備のボディとしてマーク2Nは持っていたのでありがたくお借りすることにした。幸い、x1.4テレコンは全壊だが、x2.0テレコンは使える。
これで何とかレースの撮影もすることが出来た。
しかし、考えてみるとこのOさんとはフォトグラファー講座ではもちろん、何度も一緒になっている。だからそちらから氏素性?を調べることは可能だが、この時点では互いに顔を名前を知っているだけの間柄だ。携帯の番号すら知らない。
・・・にもかかわらず、新品を買えば十数万もするレンズを貸してくれるという。
ありがたくて涙がちょちょ切れそうだった。
うつむいて、サングラスを直す振りをしながら、そっと涙をぬぐったのは言うまでもない。(爆)
まじめな話、ホントに嬉しかった。
それにこのレンズ、ちょっと気になっている存在なので期せずして試し撮り?もさせてもらえた。
初めは、軽すぎてどう構えていいかわからずとまどったけど、それなりに撮れたと思う。
今の経済状態ではすぐには無理だけど、いずれ購入したいレンズだ。
一応、万が一のために持っていったボディだがろくに画像素子の掃除をしていなかったので思いっきりゴミが映り込んでいるのはご愛敬だ。
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
さすがに最終レースであるMotoGPの前にお返しして、最後は自前の70-200にテレコンで我慢してたけどね。
いずれにしても、今回の日本GP。悪天候やアクシデントで翻弄された。
今、ある機材でどう撮るか、今のコンディションでどう撮れるかをしみじみと考えさせられた、今年の日本GPではあった。
そんなわけで悲喜こもごも、楽しいこと、悲しいこと、ごちゃ混ぜの一大イベントが終了した。
最高で最悪の週末と言うことだ。
あとは無事に機材が少しでも安い費用で修理できることを祈るばかりだ。
(´ー`)┌フッ